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第七の封印 / Det sjunde inseglet

また来た、地元の映画館でイングマール・ベルイマン。
観ることができる時に観ておかないと、きっと後悔する。←ほとんど、やけっぱち
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死ぬまでに観ておけ、「第七の封印」。
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魂の救済をかけた対話に応じてくれない神様よりも、チェスに付き合ってくれる死神のほうが良いヤツじゃないですか。
死に絶える物語なのに、観ながら口元が緩んでしまうのは何故だ…震えながら笑ってしまうし、終わった後は肩の力が絶妙に抜けているし。変なの、自分。


by snowy_goodthings | 2018-08-21 17:30 | 鑑賞記

野いちご / Smultronstället

おそらく、人類がある限り名作は不滅。地元映画館で、イングマール・ベルイマンを観られるなんてっ。
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掛かる映画の全部を観たいが、それは無理。
えいやっと、「野いちご」。
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自分が生まれる前に作られた映画作品であるという、時代変遷なりの価値観の違いへの違和感すら愛すべき"演出"めいて受け取れてしまう。白黒の画面が艶やかなこと、人物達が対峙する構図の端正なこと、夢と現とを行ったり来たりする物語の滑らかなこと、あれもこれも、なんでも素敵。


by snowy_goodthings | 2018-08-18 15:20 | 鑑賞記

暑いよね

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by snowy_goodthings | 2018-08-11 14:00 | 散歩記 横浜

猛烈に暑い

昨日~今日はお通夜・告別式のお手伝いで真っ黒い礼服を着て外出。
我が家~斎場の行き来はクルマで20分くらいの距離だから存外平気。問題は、昨日の午後半休して支度のため勤務先から我が家へ帰る時・今日の午前半休して着替えて我が家から勤務先へ出社する時。「暑い」というより「蒸される」あるいは「焼ける」。
新橋駅の周辺はサウナみたいで、横浜駅の周辺は過熱水蒸気オーブンみたい。なお、前者には入った経験があるが、後者には幸い入れられた事はないので想像であります。

「日本印度化計画」って歌があるけれど、1回だけ行ったことがあるインド最大の都市:ムンバイよりもとっくに「暑い」と思う。←個人の感想です


*


したっけ、
日本時間で今朝その存在に気づいた Morrissey Central の Lost Studio Track - ‘Blue Dreamers Eyes’ を眺めていると、映っているものなにもかもが「熱い」。同じ「あつい」でも、こっちのほうが断然良い。


映像はちょっと前のものだけれど、歌は今の"いま"の姿がうかがわれるような。このヒトは歌う人、その行ないは止まらない様子。

今年8月にまたシングルが出るかもって、思わせぶりな告知があったと記憶しているけれど、どうなったんだろう…まぁいいや。新たな歌を歌い出しそうな気配を感じられることが嬉しい。
お元気(なのかしら?)、なによりです。
"I wanna go somewhere where nobody knows me" の1節だけに「いけずーっ」とつい呟きながらも、そうなのかなって思ったり。
昨秋〜初春にかけて歌う姿を観てぞくぞくっと感じた時に近しい聴き心地。たいへん私的要因による印象なので、うまく表現できない。歌詞の全部をまだわかっていないし。
 耳の良い誰かが歌詞を聴き起こしてくれるだろって
 口開けて上を向いて待っている
 (^o^)
例によって、だんだん沁みてきて印象はどんどん変わっていくと思う。いつか何処かで歌ってみせてくれるでしょうか。





煉獄のような東京・横浜から逃げ出したい…はっ、モリッシーの次のツアー:11~12月の中南米って夏なんだっけ。もとい、中米は常夏だっけか。
大丈夫か、自分。目眩してきたし。
でも旅しに行きたいという気持ちはぐっと上がりっぱなし。習慣の違いってほどじゃないけれど、ちょい難儀することが過去経験に比べやや多くて、いちいち面白い。今もトラブルに遭っていて、さっぱり解らないラテン系言語と取っ組み合っている。チケットをたった1枚発券するにも右往左往苦労するという、今この瞬間が既に愉しい。

次の遠出は2回くらい変更を経て、行きたい場所というより行ける場所を目指すことになりそう。いまだ行程は決まらず。でも地図を眺めていたら現時点での目的地に旅情をジァンジァン掻き立てられる街並みを発見してしまった。
あのおじさんが歌う場所へ出かけると、世界についていくばくか見て知る事ができる。自分は何にも知らなくて全然わかっていないって自覚しているんだから、何処へでも行けるじゃーん。

自分なりの好奇心と動機づけによって、この機会を享受する。かつ、何が起きても面白がれる気になっている。かかってやる。


by snowy_goodthings | 2018-07-24 13:00 | e.t.c.

postponed なんですよね?

エゲレスにも暑中御見舞ってあるのかな… Salford Lads' and Girls' Club のポストカードとかリーフレットとか頂いた。
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で、ポストカードを眺めているうちにすんごいイングランド北部に行きたくなってきた。

7月にやる筈だった Morrissey の 'European Tour 2018' は、 "postponed" なんですよね?自分がみかけた告知では "postponed" とあった。エジンバラもマンチェスターもポーツマスもレディングもベルリンもコペンハーゲンもレットヴィークもヘルシンキも"cancelled" ではなかったと認識している。

Peter Murphy 叔父貴(←親戚じゃない)のサンフランシスコでのショーなんて、2017年6月20日〜7月14日にある筈だったのにまだ幕は上がらない。おおよそ1年9ヶ月延びて2019年3月5日〜3月23日にリスケジュールされているけれど、来年春ならビザが発給されるという保証は無いと思う。それでもアーティスト本人と会場およびプロモーターはいずれも諦めない。「演る」と言い切っている。
…と、そういう事例を目の当たりにしちゃっているから、日程未定でも "postponed" なら延期って意味なんだろうなと思って捉えている。
なんでも起こり得るから。

本当に"延期"ならば、振替日程がいつになるか次第では行けるかな。どうだか?
あれ、違う? ノ(^_^; 新しい日程しだいでは行くから、その時に伺いますって、御礼のメールを送っちゃったよ。



by snowy_goodthings | 2018-07-19 19:00 | 冠婚葬祭年中行事記

別嬪、別府市

昨日~今日は仕事で別府へ。
(福岡市城南区別府ではなく、大分県別府市です)
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大分県へ来たのは初めて。行く先々で「人生"初"別府なんです」という挨拶を繰り返した。もう知らない街ではない。

で、そのなかで印象が強かったこと:会った人達の過半数がいきなり初対面の人間にそこまで語るんですかって驚くほどにご自分の半生について・ご自分の家族について詳しく語る。
私のほかに何人も既知の人々がいる時は、まぁ解る。しかし、聞き手が私ひとりしかいない時でも、よく語る。聞いちゃって良いのかしらって心配になるくらい立ち入った身の上も聞いたような気がする。
かつ、そうやって語られる中身が濃い。話された内容は全部がぜんぶ、「自分」について。誰か他人を持ち出し、相対比較する(見上げる・見下す・羨む・貶める・同一視する・隔てる・断じる・噂する・etc)ことで自己肯定感を担保するみたいな語り方をしない。
その中のおひとりが言っていた、「私は私、他人(ひと)は他人(ひと)」。自分は自分自身を生きる事で目一杯満たされている、と。だからかな、どの方のお話も伺っていて面白い。話し方の上手い-下手とか関係無く、どれもこれも、それぞれに。

 はて、偶然にも。
 よく似た言いぶんをして強烈な存在感を放つ人間を
 私は約1名ほど知っている。
 同じような言い回しを聞いたことがある。
 かつては違ったかもしれないが、私が知っているのは
 ご自身の人生を謳歌しまくる今の"いま"の姿のみ。
 含む意味合いはたぶん違うんだが、さておき。

大分空港で数々の観光案内パンフレットと一緒に「別府移住生活」なるパンフレットをみかけたけれど、仕事・震災・結婚・etc.さまざまな理由で「県外から移住した」と話す、みため若いお兄さん・お姉さんとか。
ずーっと「昔に比べ街は変わったけど、自分は変わらない」とボヤくように喋る、みため老いたおじさん・おばさんとか。
あと、日本語の文法が超絶的に正しい海外からの留学生とか。

皆さん、自分についてよく喋る。だからか、初めて来た街なのに、そこに棲む人達の姿が割とよく見えた。他の土地ではあまり無い体験で、面白かった。
まぁね、自分が歩いたのは別府駅前から海の近くまでの狭い界隈だけですから、サンプル誤差は激しいと思われる。そんで、「移住」とか「地元」とかって言葉で修飾される土地は、決して薔薇色なお花畑ではないと思う。それは世界中どんな国・地域でも、同様。
それでも、面白かった。良い印象しか覚えていない。

惚れるっしょ。

※続きはのちほど書き足す


*


なし崩し的に恒例、日本の旅先で菜食できる場所探し。Here, VEGGIE JOINT is the only vegan place in Beppu. 可愛くって、美味しい。
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くっきりぱっきりな色彩の内装とか、紙のストローがささったグラスとか、ベジブリトーボウル(丼)なるメニューとか、日本の地方都市らしからぬ異国情緒が漂うなって思ったら、店主殿はアメリカ帰り。「また来ます」とお約束したので、是非果たしたい。

今日の宿はこんな場所。世界に比類なき温泉の街に来たんだから、温泉っぽいお宿に泊まりたかった。街のど真ん中にひょこっと現れる"古き日本"の風景、山田別荘。
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築90年、瓦葺きのお家に洋風の居間が増築された和洋折衷の別荘建築には、昔の日常と今の日常とが途切れず繋がっている。そう書くと怪談めいた気配がしなくもないが、あんまり怖くない。いや、第一印象は昭和のミステリ映画だった、わくわく。

仕事後は、ひとりでぷらぷら歓楽街を歩き回る。この界隈、猫が多め。女が1人で歩き回るに相応しい場所じゃなかったかもしれないが、それはそれ、緩い認識でやり過ごす。
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前方を竹瓦温泉でひと風呂浴びた後らしき半裸のおじいさんが歩いていて一瞬ひるんだが、えいやっと足を踏み入れた竹瓦温泉横丁。
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この横丁のワインバーにて、とても私のサラリーでは飲めない逸品をご馳走になってしまうという僥倖に遭遇。ビギナーズラックというか、誰かに頼らず独りで来たご褒美というか…ここで2018年夏の運を使い果たしたんじゃないかってくらいな思いをさせて頂くのでありました。酒の神様、ありがとーう。
そういや、久しぶりに「日本人離れした顔をしている」とか言われた気がした。で、一期一会で暫定的に付けられた我が名はフランソワ。
え? (^_^;

正午の飛行機で帰る前に竹瓦温泉で朝風呂。女湯の脱衣場で、風呂上がりのご近所のおばちゃん2人に「何処から来たのぉ?」と陽気に声をかけられて、なぜか福岡県への鉄道でのアクセスの利便性がどうこうという話を伺って別れた後は、風呂場を独り占めして炭酸水素塩泉をじゃぶじゃぶ。
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そういえば前夜バーで会ったお兄さんが面白いことを言っていた、「裸になって地球の熱をダイレクトに感じるのが温泉」「抱かれるように地球の愛を感じるのが温泉」だったかな、既にやや酔っ払っていた時だったから、言い回しの詳細をまったく覚えていないが、そういう意味のことを話していた。温泉への愛を語るヒトは多いけれど、そんな艶っぽい修辞には初めて遭遇した。別府の温泉は熱めだからかしら、浸かる人々も情熱的に我が町の温泉を愛しているのだろうか。どうだろ?

風呂上がりで体は平熱よりもあったまっているから屋外の暑さなんて平っちゃらかと期待したが、今日も暑さは尋常ではなかった。竹瓦温泉から別府駅までは歩いて10分もかからないんだけれど、辿り着くまでに汗だくだく。
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街の彼方此方から立ち昇る湯けむりのせいかなんだか、海岸線が近い街なのに湿度を高く感じる。街全体がフィンランドサウナみたい。



by snowy_goodthings | 2018-07-12 15:00 | 旅行記

先生、教え子

再び来ました、香港文化博物館「武 ‧ 藝 ‧ 人生 ─ 李小龍」。
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今日はオットと一緒に来ました。
人間の増員に伴いヌイグルミも増員。らびさんはアメリカ生まれなんだが、我が家に来てからこれが初めての海外渡航だね。
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本当は昨年11月27日、ブルース・リーのお誕生日(満年齢で77歳、喜寿!)に再訪するつもりだったのが延びに延び、2018年7月20日までの会期終わり近くにやっと来ることができた…と思ったんだけれど、出発間際に博物館のサイトに追加された告知を見て動揺した。
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博物館延續李小龍傳奇!
「武‧藝‧人生 — 李小龍」展覽自2013年開幕以來,深受觀眾歡迎,平均每年接待六十萬觀眾。今年適逢李小龍逝世45周年,我們很高興與美國李小龍基金會達成協議,把展期延至2020年7月;同時,其他借出珍藏的海內外收藏家及相關機構,亦願意繼續支持展覽,讓李小龍的傳奇在香港文化博物館內延續,在此謹一併致以深切的謝意!
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没後40年を記念して2013年から始まった展示は年平均60万人を動員する人気を博していることから、2020年7月20日まで会期が2年間延びたそう。
あぃやー。もっと早くそう告知されていたら、都大会まで間近な時期に慌ただしく来る事はしなかったのに…とか恨めしく思いかけるのだけれど、自分が旅できる機会は限られているから。そういう巡り合わせだったと受け容れて、あんまり文句は言うまい。
(^_^;
一昨年「また来たい」と思った通りに再訪できた幸運を、まず喜ぶ。ついでに、また来るチャンスができたって良い方に考えてしまえ。

事実、また来た意味はあった。
前回観たときから何箇所か展示の配置・内容が変わっていて、初めて見た資料もあったし、見た覚えがある資料も此方の捉え方がちょっと変わってきているから見直せば新たな印象が沸いてくるし。

自分の記憶力って雑だなぁって思ったのは、お家を再現した本棚に三島由紀夫の'太陽と鉄'(日本語原書)があるのに驚きを覚えた時。この本は前に来た時も視界に入っていた筈なんだけれど、今日になってビシッと目に止まったのは2月にダブリンでフランス語訛りのカナダ人のお爺ちゃんに「君の名前は Yukio MISHIMA (三島由紀夫)と同じ韻の名前なんだね」と言われて以来、読書遍歴の記憶が地殻変動を起こして自分の頭ん中で"ミシマ"が浮上していたから。
自分にとって三島由紀夫は"文学"の人だったんだけれど、此処にあるのは、"鍛錬"の人としてかな、"思想"の人としてかな…わかりません。

船越義珍先生の'空手道教範'がある!…とか、空手か琉球古武術を修めていたら、もっと熱苦しく眺められたかもしれないんだけれど、それでも1冊ずつ背表紙のタイトルを読んでいくのが楽しかった。洋の東西を問わず、武術・格闘術いろいろ。日本刀の本とか。
(^_^) いつまで見ていても飽きない。

自分へのお土産に武術家としての李小龍の書籍「基本中国拳法」買った。中国語(簡体字)・英語でいろいろ増補されているから、時間はかかるが半分くらいは読めそうな気がする。
後ろのほうのページにある写真、真半身の姿が綺麗。
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もう1回できれば来たいと思った。2年後になる前に。


*


博物館を出て沙田駅から東鉄線に乗り、山と村と高層住宅とが混ざった風景を眺めながら新界を北上、粉嶺駅で下車。
改札を出たら、通路のあちこちに中国拳法教室のチラシが貼られている。香港の人達の歩きスマホ率は凄まじく、日本以上に市民の電脳化は進んでいるようにみえちゃうんだけれど…フィジカルな稽古事の広報はWEBサイトやSNSよりもフィジカルな媒体を使うほうが効くのだろうか。
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さて、2回目の香港では此処に来たかった。
駅を出てすぐ真っ正面にある立派な道教寺院の隣にある狭い門「田心村 翁坑路」をくぐった、ずっと先。
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目指すは、詠春葉問宗師墓地。
英語表記の "GRAYE" はGRAVEのスペルミスと思われるが、無問題。何を伝えようとされているか、解ります。
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大問題なのは、視界が薄黒くなるくらいの勢いで群がって来る蚊。こうなる事を予想していたにも関わらず、昨夏に宗教公園五色園の薮を掻き分けた時に使った残りの強力虫除けスプレーをリュックに入れてくるのを忘れていた。後悔するというより、自分の凡ミスっぷりを恨むぜ。後退は無い。進むのみ。
ぶんぶん腕を振り回しながら、道を塞ぐ倒木・落ち葉を乗り越えて登り切った先に葉問先生はいらっしゃいました。少し離れた場所からもすぐわかった。
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葉問派詠春拳の宗師、"イップ・マン"こと葉問先生。
礼に則り、この人物について・生涯かけて伝承された武術について、解ったような物言いを一切致すつもりはありません。
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広東省に伝承される武術の使い手が故郷を離れた最初のきっかけが、日中戦争が始まってすぐに自宅・財産を日本軍に接収されたことだってのは"情報"として知っている。(大戦後には佛山へ戻ったが、国共内戦により香港へ渡ったらしい)それを最初に知ったとき私が思い出しちゃったのは、日中戦争の終わりに満州国(現:黒竜江省)にあった屋敷をソ連軍が司令部にするからと "Давай, Давай" と追い出されたって、いつでもつい昨日の事のように話す我が母の回想話。おかげさまで「私」という人間の中で極めて限定的に中国の東北部と南部とで因果が繋がっちゃっているのだが、実際にはお互いまーったく関係は無い。そんで、こういう昔話を教訓みたいに扱って賢いぶりっこするつもりも無い。
…とかなんとか、つまりただ「一代宗師」に会いに来たかったのです。合掌。

ちょっとでも静止していると蚊が寄ってたかってくるので、わずか1~2分ほどで退散せざるを得なかった。
この辺りにあるお家は涼を取るためか玄関も窓もぱっかーんと開いていたんだけれど、風と一緒に虫も入り込んでくるのは気にならないんだろうか。
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もう1回改めて来たいと思った。蚊がいない季節に、ちゃんと墓参の支度をして。


*


乗り鉄して来た道を戻って、星光花園 Garden of Stars で「あちょーっ」な記念写真を撮る旅行者さん達を眺めて1日目は終了。
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木曜夜に道場での稽古が終わってから荷造りをして、夜更かしして「燃えよドラゴン」を観て、そのまま明け方のバスでYCATから羽田国際空港へ行き飛行機に乗ったから、たいへん今日1日を長く感じている。もとい、さすがに疲れた。そして眠い。


*


ぜんぜん蛇足なんだけれど、このたび香港へ来る前に知った事。
香港での葉問の武館は何度か移転していて、李小龍が修行した頃(1950年代)の建物は再開発により区画ごと無くなったらしい。油麻地駅の南東、Broadway Cinematheque って映画館がある辺りだったっぽい。←ただし確証無し




by snowy_goodthings | 2018-06-29 17:00 | 旅行記

十和田湖には神様がいっぱい

いつも慌ただしい訪問で申し訳ないです。13時過ぎにオット実家を辞去。

Google Map いわく、目的地までは県道と国道とを走って2時間かからないくらい。
五所川原→青森→黒石までの道は、難無くすいすい。黒石市街地を抜けると、上り坂。車の往来も少なくなったというか、同じ方向へ向かう車が前後すぐ近くにはいないから、たいへん気持ち良く走ることができた。
今日は土曜日。とても良いお天気で日差しは眩しいが窓を開ければ気持ち良い風が入ってくる、ドライブ日和なのだけれど。

温湯温泉は「ぬるゆ」って緩い響きが素敵だ。
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通り過ぎるには惜しい、クルマを停めて引き返して看板だけ撮った。

この辺りは、平川。渓流っぽい風景が視界の端にずーっと続くようになって、道幅が狭くなる。周りは木々だらけ。
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そして、峠。
右に左に激しく湾曲し高低差がある道をトヨタヴィッツでぶいぶいと走ったんだけれど、慣れないレンタカーじゃなくって幌を開けたべーゔぇで駆け抜けたらすんごい愉しかっただろうと思う。
まぁ、道幅がたいへん狭い箇所が多々あったから、果たしてべーゔぇで駆け抜けることができたかどうかは自信が無い。
(^_^; 時々、大きなクルマがセンターラインを踏み越えてくるのとすれ違ったりしたし。自分もけっこう道幅いっぱい使って走らないと左側の斜面を転がり落ちるんじゃないか不安になった瞬間があったり。
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「ここは秋田県!」「あれは十和田湖!」
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滝ノ沢展望台から望む十和田湖は、新緑に阻まれてちらとしか見えないんだけれど、それでも感激しちゃう。
右に行けば目的地の休屋。左に行けば奥入瀬渓流をちょっと走れるんじゃないかなって一瞬ぐらっと迷ったけれど、「あれも見たい」「これも行きたい」欲張らないことにした。今日はそれで正解だった。

横浜の我が家は窓を開けていると外から人間の泣き声とか叫び声とかがしばしば聞こえてくるんだけれど、此処はさっきから人間ではない生き物の鳴き声がずっと聞こえてくる。鳥とか虫とか蛙とか。
…と、そう書くとほのぼの長閑な雰囲気を醸成しそうになるけれど、現実はそんな良いもんじゃない。
クルマの高さすれすれまで滑空してくるツバメが視界に入って減速したり、つがいで戯れるモンシロチョウがクルマの真ん前に現れて減速したり、交通事故に遭ったと思われる野鳥を見たり、開け放った窓から小さな羽虫が飛び込んできたり、いろいろ。
ハンドルを握っていた自分は街中とは違う種類の緊張を強いられる。
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「休屋に着いたぁ」「休みやぁ」
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今日は土曜日。とても良いお天気で日差しは眩しいが、湖から気持ち良い風が流れてくる。
青森・秋田の地元に住む方々にとっては、絶好のピクニック日和というか、まぁ、なんとなればBBQ日和と言っても良いんじゃないかと思うのだけれど。ぐるっと見回して、そういうアクティブな行楽客は少なめ。
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街中でしばしば看板をみかけたデーリー東北さんの記事によると、
十和田地区への夏季の観光客数は東日本大震災を境に減少。最近は回復傾向にあるものの、いまだ震災前の水準には戻っていないらしい。
また、此処、十和田湖畔休屋地区で2005年度に50件以上が営業していた宿泊施設・商業施設は2013年度には30件弱まで減少しているそう。
デーリー東北(http://www.daily-tohoku.co.jp/
2016年2月1日

前回、我が家が十和田湖に来たのっていつだったけ?10年以上前であるのは確かなのだが、何年だったか記憶が曖昧。
前回は奥入瀬渓流を時間かけて歩いて秋田県がわ湖畔のお宿に泊まったんだっけかな。たいへん楽しい滞在だったもんだから「また行く」とずっと思っていたけれど、オットの実家が青森県にあるから心理的距離はそんなに遠くない筈なのに、やっと実行できるまで随分と時間がかかった。
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前回は休屋地区をぜんぜん見て回らなかったので、今回は歩くべし。
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十和田湖といったら、高村光太郎「乙女の像」。初めて観た。
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近年、日本にはパブリックアートとして"裸婦像"が多く存在することに対してフェミニズム的な観点から批判があるって、なにかでコラムを読んだことがある。
絵画・彫刻の表現として、生命体の"ありのまま"な姿である"裸"ってたいへん古典的なモチーフだと思う。古今のヌード絵画・写真の名作・問題作におけるモデルは、男性も女性もどちらもあったと思う。パブリックアートには"裸夫像"って存在しないんだろうか?
えーっと…ヘルシンキにはあった。自分は見損ねたんだけれど、確かにあった。行った事はないけれど、長崎平和公園の平和祈念像もあれは男性であろう。


杉木立ちの中にある立派な十和田神社。
さしたる信仰心を持ち合わせていない自分だって、参道から石段を昇って本殿が見えた刹那は荘厳な存在感に圧倒された。ここに現在祀られているのは日本武尊。その隣には、熊野権現と稲荷神社。
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十和田神社の縁起は2説ある。一説はたいへん政治的であり、もう一説はとてつもなく幻想的である。
ひとつは坂上田村麻呂が東征の際に荒れる湖を鎮めるために祈願して始まったというもの。
もうひとつは、熊野で修行した南祖坊が100足の鉄草鞋を授かり諸国を巡り、100足目が尽きた十和田湖畔で霊験により九頭の龍に変化して湖を支配していた八頭の大蛇を退治したのを崇め祀ったというもの。
いずれの由来であっても、敬う対象は水の神。明治元年の神仏分離令があるまで、十和田神社には青龍大権現が祀られていたんだって。

その青龍大権現は、十和田神社本殿から10分くらい階段と山道を登った山の上に現在いらっしゃる。行ってみよーう。
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登りきった先の平たい場所には、あれれ?神様が二柱。
どちらが青龍で、どちらがどなたなのか。此処は神域だからか、景観を乱す無粋な標識の類は無し。観光案内所をすっ飛ばして来たので、散策マップを持っていない我々は判らないまま、それぞれに二礼二拍手一礼する。
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帰宅してから十和田湖国立公園協会青森県庁のWEBサイトから地図を探して確認したら、すぐわかった。右が元宮こと青龍大権現。そして左が南祖坊。
ということは、十和田神社の縁起第2の説:「南祖坊=青龍」とは、憑依か召喚か神懸かり的な現象だったのだろうか。
己の力では手に負えないでっかい自然を目の当たりにした体験を経ているからかな、これら超常的な伝承はちょい不思議な説得力を伴って受け取れてしまう。神秘だわ。
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元宮の後ろにある鉄のはしごで絶壁を下った先の水辺が占場なのだけれど、長らく通行禁止になっている。
(遊覧船に乗るかボートで頼めば、湖から近くまで行くことができるらしい)
占いのお作法は、祈念をこめてお金を包むなどしてよった紙「おより紙」を湖に投げて、沈んだら吉兆・浮いたまま波にさらわれたら凶兆…とのこと。いつかやってみるべ。そのためにはまた来なければ。
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さぁ戻ろうと、振り返って視界に入った巨大な岩は、亀裂のあちこちに硬貨が挿まれている。おそらくこれは「胎内潜り」といわれる岩石信仰の場。その名の通り、くぐれる場所があるかは、見回しただけでは判らず。
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岩の背後に鉄のはしごが掛かっている。さらに高い場所まで登っていけるっぽい。上がって良いのか逡巡しかけるも、行った。今回の旅行で山登りをする予定は無かったのだけれど、トレッキングシューズを履いてきていて良かった。足元って大事だ。
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昇って良かった。岩の上に鎮座ましますのは、八幡宮。
うっかりすると見落としそうなくらいに小さいのだが、武運の神様は武道稽古者である我ら夫婦に優しかった。←個人の感想です
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此処が十和田神社のお山で最も高い場所、「八幡宮展望台(中湖展望)」であるらしい。しかし、木々が鬱蒼として湖はほとんど見渡せない。我々はそれでも構わない。
現在の我々は、此処まで到達できたことの達成感が満ち満ちと充填されている。すなわち、満足であります。
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来た道を下って、鳥居を潜って辞去。
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風の神・火の神・山の神・金の神・日の神が並ぶ「開運の小径」は行かず、商店街へ。
写真のEXIFによると、このとき時刻は17時53分。日没までまだ暫くあるのだけれど、商店街はお土産店もレストランもことごとく閉まっている。1軒だけお土産店の灯りがついていたけれど、10分足らず後にはシャッターが下りそうな気配だったので、入らず。
湖畔の遊歩道ですれ違った行楽客達の姿も見えない。皆さま、今夜のお宿に篭もられてしまった様子。お夕飯はお宿で食べるのであろう。
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我々、今夜の宿は外国人バックパッカーが多めなゲストハウスで夕食は頼んでいないのだな。
というか、刺身を食べられなくて雑な菜食生活が馴染んできているワタクシは、温泉旅館のお夕飯の定番:会席料理を2/3くらいは食べられない。
(一昨年行った会津若松の温泉旅館では逆に2/3くらいは食べられたから、土地柄・献立しだい)
かつ、
たとえ旅館を出て街で食べようにも、ご当地名物の「ひめます親子丼」とか「バラ焼き定食」は厳しい。「きりたんぽ」と「いぶりがっこ」なら食べられるんだけれど。
もとい、そういう時は飢えるよりも喰らうべく妥協する。だけれど、何処も彼処もお店が閉まっちゃっているから、どうしようもない。
(^_^;

…と、飯の神には見放されたが、酒の神は味方をしてくれた。素敵な店構えの酒屋さんがあるではないかっ。
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店内撮影禁止という貼り紙に納得してしまう、壮観な品揃え。この有様は、うっかり世界に見せびらかしたくはない。はるばるわざわざ来て体感してほしい。酒好きなら、はるばるわざわざ来る価値あると思う。←ちょっと大袈裟

リンゴのビールとアテになりそうな食材をいくつか買って、旅籠のバルコニーで晩酌。
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そのあと、近くの温泉旅館が銭湯並み料金で浸かれるというので行ってみたら、宿泊客の皆さまはお夕飯の最中なのかな、大浴場も露天風呂も誰もいなかった。ぃえーい、広いお風呂を独り占め♪
風呂上がりはさすがに空腹になっちゃって、温泉旅館内の喫茶店でラーメン一杯。オットの丼に叉焼を投げ込みながら、頂きました。2018年6月現在、休屋地区の宿泊施設・飲食店で菜食を貫くことは無理だった。そういう巡り合せだった。ぐずぐずと文句は言うまい。
スタッフのおばさまと、ローカルな話題でお喋りできました。こういう事が、旅のお楽しみであったりします。


そうして、21時過ぎには就寝。
郷にいれば郷に従え。我々も早めに今日という日をお終いにするのでありました。



by snowy_goodthings | 2018-06-02 18:30 | 旅行記

ぜったい!五所川原

2年ぶりに来ました、五所川原。
五所川原というのは、吉幾三さんの「俺はぜったい!プレスリー」の生まれ故郷。
なお、平成の大合併で五所川原市になった金木町が生まれ故郷の太宰治は来年で生誕110年なんだって。あ、今年は没後70年か。

観光資源として、「五所川原立佞武多」が有名な街。
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なお、藩政時代から伝わる「虫送り」というお祭りが金木町にあるそうです。
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久しぶりなので、昼間の繁華街をぷらぷら。
初めて来たときは、デパートの中三があったのを覚えている。今やそれがどの通りだったか思い出せない。
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ちょっと驚きだったのは、五所川原市にインド料理店ができていたこと。元は"山口"さんが営む靴屋さんだったらしい。
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いわゆる夜の歓楽街の真ん中にある、「女子部の井戸」。なんと、元地元っ子のオットはこれの存在を知らなかった。
場所柄、妖しげな名前と思いそうになったが、違う。かつて此処には女子尋常高等小学校があり、これはその井戸。だから「女子部の井戸」。お水は甘い軟水。
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水といえば、昨夜オット実家で出された豆腐がたいへん美味しかった。
ビジュアルは普通のお豆腐なのだが、とにかく美味しかった。醤油など無用でそのままで美味しかった。横浜で食べる豆腐と何が違うのか、想像してみるに、水くらいしか思いが至らず。

この界隈は、夜、日が暮れてネオンが灯る頃に来たら賑わっているのかな。
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看板の津軽弁が読めないので、どういうお店なのか判らない。うぬぬ…
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五所川原といえば、
「まるみ」の中華そばが美味しかった記憶が鮮明ですが、とうとうお店を閉じられたとのこと。

「そしたら、亀乃家の天中華がオススメだよー」
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お蕎麦屋さんですが、中華そばが美味しいです。青森県、特に津軽地方はそういうお店が彼方此方にあるそうだ。なお、南部地方の事情は国が違うので、わからない。
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すんごい久しぶりな天中華。叉焼はいらない、オットの丼に移動。帆立のかき揚は頂いた。身が大きいんだわさ。

「食後には、あげたいをどおぞー」
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最近またテレビでも紹介されていた様子。これが東京のお店だったら、放映翌日からお客さんが殺到しそうだけれど、此処は五所川原であります。お互いに顔見知りな地元在住のお客さんが多め。ときどき我々のような来訪者がぽつぽつ。いずれにせよ、客足が絶えない様子。
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「あげたいの店」と連呼しちゃうけれど、此方は「みわや」さんです。


もういっちょ、五所川原駅前バスセンターへ。
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待合室の奥にある、キクチのおやき。もちろん選んだのは、白あん。
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ごちそうさまでした。
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たったの2年ぶりですが、以前と変わらない風景もあれば、以前から変わっちゃった風景もあり。
地元の本屋さんが閉店していたことの衝撃は、やや大きめ。其処でコーヒーを飲むのがお約束な行動だったから。
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by snowy_goodthings | 2018-06-02 12:40 | 旅行記

私はあなたのニグロではない / I Am Not Your Negro

やっと日本公開。
堪え性がなく待ちきれずに書籍版を読んではいたけれど、映画として作られた作品はやっぱり映画として観なきゃ駄目だ。
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スクリーンで動いて喋るジェイムズ・ボールドウィンの言葉は、一音の無駄なく自身が考えることを漏れなく伝えるべく端正に整っている。かつ、熱く激しい。詩人でもあるのに、美しい理想を語らない。公民権運動家としての顔も持つのに、対峙する人種を責めるのではなく"自分自身に問え"と諭す。

ここで描かれているのは、アメリカさんの姿。
このドキュメンタリーについて、自分には価値の拡張や解釈の拡大はできない。だって、あの国は"いま"歴史の真っ只中。過去を振り返っているようで、現在について語っている。

たいへん珍しく映画パンフレットを購入したんだけれど、本を持っているんだったらぴったり1年ぶりに拾い読みし直すほうが良い鑑賞態度であるのかな。自分の頭で考えよう。まったく他人事ではない国の事なのだから。
…というわけで、2018年5月の積ん読強化ラインナップに再び追加。
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相変わらず、何も目指さない本の選び方をしている。まぁ、いいや。
それでも、1年前とはちょっとは違っている自分を自覚している。良くなっているのか、悪くなっているのかは知らない。





*


映画とは全く関係は無いのだが、映画鑑賞後に白人でも黒人でもない日本人の自分はマンガルール料理を頂くのでありました。
だって、此処はアジアの東端。

カルナータカ州の港湾都市(いっぽう州都ベンガルールは高原の上)という土地柄か魚料理に特徴があるそうだけれど、それが無くてもすごいお国柄を感じる風味がむんむん。単純明快、美味かった。トゥル語で「ありがとう」「ごちそうさま」ってなんと言えば良いんだろう。
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東京には、インド・ネパールの州・都市を看板に掲げたカレーだけではない料理店が沢山ある。
シンガポールみたいにリトルインディアを形成するんじゃなくって、トーキョーのあちこち商店街の中に出現している。この現象を面白いと自分は思う。


by snowy_goodthings | 2018-05-18 11:40 | 鑑賞記


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by Yukiko I. N.

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