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Charles AZNAVOUR, OSAKA

本日は、2018年5月21日から延期・振替となっていた、Charles AZNAVOUR 来日・大阪公演でした。
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むりやり半休を取って、来ました。来られて良かった。
コンサート終了後はギターのLucien氏に「ムシュー、ムシュー」と声を掛けてお願いしてセットリストを頂きお互いに「ドーモアリガトー」と握手したり、ホールの中外で見ず知らずの方々とお喋りしたり…と、余韻に浸っていたら、予想通り新幹線の最終に間に合わない時間になっていた。
日帰りできず…でも、悔い無し。
一昨日と今日の夜とを反芻しながら、明日の朝を待ちます。

(^_^)


*


1. Les Émigrants
2. Je n'ai pas vu le temps passer
3. Paris au mois d'août
4. T'espero ←大阪公演のみ
5. VA
6. Tu ne m'aimes plus
7. Viens M'emporter
8. Avec un brin de nostalgie
9. Mon ami, mon Judas
10. Mourir d'aimer
11. Je voyage
12. Sa jeunesse
13. Désormais
14. She
15. Ave Maria
16. Les plaisirs démodés
17. Hier encore
18. Mes emmerdes
~ Présentation des musiciens ~
19. Comme ils disent
20. Les deux guitares
21. La bohème
22. Emmenez-moi

'T'espero' と 'VA' の順番はセットリストの記載とは逆。
お爺ちゃんが 'T'espero' の話をした(次の曲はスペイン語で歌うと言った)のに気付かずバンドがVAのイントロを演奏し始めたのを止めて、やり直し。ちょっとしたアドリブ。
曲数と曲順の構成をきっちり決めてからステージに上がっているんだと思い込んでいた…違った。さらっとやってのけてく。


*

9/22追記:


…で、思い至ったのです。

Charles Aznavour という歌い手の全盛期は、いつも"いま"現在。

ルックスは、私が生まれる前の頃のほうが断然格好良かったと思う。
劇的に色香を漂わせて歌う喉は、20世紀だった頃のほうが圧倒的に強かったんだと思う。
2年前の来日公演と比べたら、今年、ステージ上を歩いたり踊ったりする動きは少しゆっくりになっていたと思う。

しかしながら、"生きること"と"歌うこと"とが等しいこの人は、今この瞬間を謳歌することを楽しんでいらっしゃる。お爺ちゃんにとって、素晴らしい過去は振り返って見やるものであって、「あの頃は良かった」と逃げ込むものでも「あの時が良かった」と引き籠るものでもないみたい。
美しい思い出の沼に沈んで留まるよりも、修羅の現世をひたすら突き進むほうがお好きみたい。いつだって、次にはどんな歌をどう唄おうか思案しているみたい。
随分前に過ぎた歴史のような時の姿も、少し前に私が記憶していた姿も、つい最近見たばかりの姿も、どの姿(お爺ちゃんじゃない時もある)も素敵です。過去も現在も、まだ見ぬ未来も、全部がシャルル・アズナヴールの有り様。その連続。

したっけ、お爺ちゃんは今の"いま"が最強。

だって、
後日みかけたインタビューでは、こう言ったらしい。
"Pour m’abattre, il faut trois bazookas."

Ciné-Télé-Revue (https://www.cinetelerevue.be) 2018.09.18
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There is No Intention to Infringe Copyright.


シャルル・アズナヴールを撃墜するには、バズーカ3砲が必要だって。さすが、「通常の3倍」のヒト。←またもこう書いてはみたが、実は私は機動戦士ガンダムを観たことがない。まぁ、いいや。

只者では全然ないのです。


*


9/30追記:

"JAPAN"おみやげスカジャンをお召し…チャーミングだ。
フランス語はさっぱり解らないのですが(何を言っているのかまったく聞き取れない)、ところどころ琴線ジァンジァン触れまくっている。
C à vous(https://www.youtube.com/user/cavousofficiel)
Aznavour : le monument français ! - C à Vous - 28/09/2018



あ、これ。
昨秋 "kamikaze promotional campaign"で Morrisseyが出ていた、食べて喋る番組じゃん。←自分の中でいろいろな事が繋がる、愉快。


by snowy_goodthings | 2018-09-19 21:05 | 鑑賞記

Charles AZNAVOUR, TOKYO

本日は、2018年5月23日から延期・振替となっていた、Charles AZNAVOUR 来日・東京公演でした。
(神奈川県剣道連盟杖道部会の講習会・級審査会はこのため不参加)

齧り付きに近い席に座れた僥倖。目の前にお爺ちゃんがいた。歌っていた。その姿を観た。声を聴いた。
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もともとは、今年5月22日に94歳のお誕生日を迎えるタイミングに合わせて予定されていて、「生誕94周年特別記念来日コンサート」なるお誕生日を寿ぐような年齢を気にし過ぎているような不思議な題目がついたこの公演(さらに、平成30年春の叙勲で旭日小綬章を受章されたことのお祝いも加わっていた)。会場のあちこちで、開演を待つ方々の口から「きゅうじゅうよんさい」「きゅうじゅうよんさい」という数字が何度も聞こえてきていた。
あら、自分はお爺ちゃんの年齢の半分しか生きてきていないのか。私はまだお爺ちゃんの1/2しか、なにもかも知らないらしい。かつ、いつまでも追いつける気がしない。

…なんだけれど、映画プログラムのようなパンフレットに書かれていた、"生きる歓びや苦しみを「タブーなく、命ある限り自由に歌う」と語る。" 、そう言った通りに行動される姿を目の当たりにしているうちに、今は何歳であるとか(年齢のことは自ら愉しい形容詞に用いていたんだけれど)、何処に住んでいて何処から来たとか(公式住所はスイスかもしれないが南仏在住、はるばる長距離フライトでやって来た)、何処の国籍・民族の人であるとか(ご本人が誇りを持って語るように、パリで生まれたアルメニア系フランス人)、何語で話しているとか(フランス語で話し始めて、やがて英語に変わったんだったかな)何語で歌っているとか(フランス語の歌や英語の歌、スペイン語やボスニア語のようなフレーズも聴こえた気がしたけれど、どうだったろう)、そういう定義の物差しで測って「分かる」「判る」みたいな捉え方がどうでもよくなっていく。

ここに在るのは、歌。旋律に乗った力強い言葉の数々。歌が総て。全部が歌の中にある。

1. Les Émigrants
2. Je n'ai pas vu le temps passer
3. Paris au mois d'août
4. VA
5. La vie est faite de hasard ←東京公演のみ
6. Tu ne m'aimes plus
7. Viens M'emporter
8. Avec un brin de nostalgie
9. Mon ami, mon Judas
10. Mourir d'aimer
11. Je voyage
12. Sa jeunesse
13. Désormais
14. She
15. Ave Maria
16. Les plaisirs démodés
17. Hier encore
18. Mes emmerdes
~ Présentation des musiciens ~
19. Comme ils disent
20. Les deux guitares
21. La bohème
22. Emmenez-moi

1曲ずつ丁寧に解説をしてくれたり、
1曲歌うごとにガッツポーズを決めたり、
プロンプターを見ながら伏し目がちに歌ったり、
ステージ近くの観客達と目を合わせそうな勢いで瞳を輝かせて語りかけてきたり、
'VA' の最後の小節がうまく歌えなかったと自分で自分を弄ったり、
自分の声がちゃんと届いているか確かめるようにホールの隅々まで見渡したり、
ときどき軽やかにステップを踏んだり、
'Désormais' のイントロの間にジャケットを脱いで歌い出す事ができずやり直したり(ステージディレクターさんが現れて脱ぐのを手伝っていた)、
'La bohème' の遠慮がちなハンカチ争奪戦ではおひとりステージに向かって進んできたマダムの手中へ見事に投げ込んだり、
'Emmenez-moi' では花束贈呈大会になってステージに花園ができあがったり、
etc.

自分は、'Emmenez moi' の終わりにステージへ突進していって、握手してもらいました。
自分の両手ですっぽり包めてしまった、お爺ちゃんの右手。
感激。死ぬまでこの幸せを忘れない。

ヽ(;▽;)ノ

気の利いた御礼をなんにも言えなかったというか、どの言葉を使っても足りないから出てこず。
それでもきっと伝わるだろうと思って、まっすぐ目を見上げて手を差し出したら、数秒ほど見合った後に応えてくれた。実際のところ、どう思われたかはわからない。握手を求める人々の全員に応えていたわけではなかったらしいから、なにかしら伝わったと思いたい。そう願う。

歌い手は舞台の上で輝いていた。素敵でした。


by snowy_goodthings | 2018-09-17 20:45 | 鑑賞記

伝達講習会でした

今日は居合道の伝達講習会でした。

技がどうこうという以前に身体的かつ運動機能上の問題を指摘されて、ぎゃあぁぁーっ!な展開。大丈夫か、私。
(^_^;
…と、相変わらず継続に不安ばっかりですが、いろんな先生方に丁寧に何度も指摘・指導して頂きました。器用に上手なヒトに比べたら苦労が多そうな予感しかないが、始めちゃった以上はちょっと鈍臭くてもできる事を増やしていくのみです。今までもそれでなんとか前進してきたんだから。


帰り道、横浜ビブレそばで曼珠沙華。
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いつのまにか、季節は秋になっていた。


by snowy_goodthings | 2018-09-16 16:45 | 稽古記

陣馬形山

台風通過後、晴れたり曇ったりの伊那路。
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不覚にも、このあと展望台の階段ですっ転び、
さらには低気圧偏頭痛+峠道で車酔い+貧血で立ち上がれなくなる。
(>_<)

次に行った養命酒さん駒ヶ根工場では駐車場の車の中で寝て過ごして、最後に予定されていたミーティングまでにはなんとか復活…と、言いたいが、まだちょっと調子が悪い。

帰宅したら晩メシ抜きで寝るべ。
はっ、這ってでもお土産ショップで「養命酒」か「高麗人参酒」どちらかを買ってくるべきだった!


by snowy_goodthings | 2018-09-07 17:50 | 旅行記

第七の封印 / Det sjunde inseglet

また来た、地元の映画館でイングマール・ベルイマン。
観ることができる時に観ておかないと、きっと後悔する。←ほとんど、やけっぱち
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死ぬまでに大きなスクリーンで観ておけ、「第七の封印」。
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魂の救済をかけた対話に応じてくれない神様よりも、チェスに付き合ってくれる死神のほうが良いヤツじゃないですか。
死に絶える物語なのに、観ながら口元が緩んでしまうのは何故だ…震えながら笑ってしまうし、終わった後は肩の力が絶妙に抜けているし。なんというか、見事にやってのけたような到達感。変なの。


by snowy_goodthings | 2018-08-21 17:30 | 鑑賞記

野いちご / Smultronstället

おそらく、人類がある限り名作は不滅。地元映画館で、イングマール・ベルイマンを観られるなんてっ。
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掛かる映画の全部を観たいが、それは無理。
えいやっと、「野いちご」。
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自分が生まれる前に作られた映画作品であるという、時代変遷なりの価値観の違いへの違和感すら愛すべき"演出"めいて受け取れてしまう。白黒の画面が艶やかなこと、人物達が対峙する構図の端正なこと、夢と現とを行ったり来たりする物語の滑らかなこと、あれもこれも、なんでも素敵。


by snowy_goodthings | 2018-08-18 15:20 | 鑑賞記

暑いよね

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by snowy_goodthings | 2018-08-11 14:00 | 散歩記 横浜

猛烈に暑い

昨日~今日はお通夜・告別式のお手伝いで真っ黒い礼服を着て外出。
我が家~斎場の行き来はクルマで20分くらいの距離だから存外平気。問題は、昨日の午後半休して支度のため勤務先から我が家へ帰る時・今日の午前半休して着替えて我が家から勤務先へ出社する時。「暑い」というより「蒸される」あるいは「焼ける」。
新橋駅の周辺はサウナみたいで、横浜駅の周辺は過熱水蒸気オーブンみたい。なお、前者には入った経験があるが、後者には幸い入れられた事はないので想像であります。

「日本印度化計画」って歌があるけれど、1回だけ行ったことがあるインド最大の都市:ムンバイよりもとっくに「暑い」と思う。←個人の感想です


*


したっけ、
日本時間で今朝その存在に気づいた Morrissey Central の Lost Studio Track - ‘Blue Dreamers Eyes’ を眺めていると、映っているものなにもかもが「熱い」。同じ「あつい」でも、こっちのほうが断然良い。


映像はちょっと前のものだけれど、歌は今の"いま"の姿がうかがわれるような。このヒトは歌う人、その行ないは止まらない様子。

今年8月にまたシングルが出るかもって、思わせぶりな告知があったと記憶しているけれど、どうなったんだろう…まぁいいや。新たな歌を歌い出しそうな気配を感じられることが嬉しい。
お元気(なのかしら?)、なによりです。
"I wanna go somewhere where nobody knows me" の1節だけに「いけずーっ」とつい呟きながらも、そうなのかなって思ったり。
昨秋〜初春にかけて歌う姿を観てぞくぞくっと感じた時に近しい聴き心地。たいへん私的要因による印象なので、うまく表現できない。歌詞の全部をまだわかっていないし。
 耳の良い誰かが歌詞を聴き起こしてくれるだろって
 口開けて上を向いて待っている
 (^o^)
例によって、だんだん沁みてきて印象はどんどん変わっていくと思う。いつか何処かで歌ってみせてくれるでしょうか。





煉獄のような東京・横浜から逃げ出したい…はっ、モリッシーの次のツアー:11~12月の中南米って夏なんだっけ。もとい、中米は常夏だっけか。
大丈夫か、自分。目眩してきたし。
でも旅しに行きたいという気持ちはぐっと上がりっぱなし。習慣の違いってほどじゃないけれど、ちょい難儀することが過去経験に比べやや多くて、いちいち面白い。今もトラブルに遭っていて、さっぱり解らないラテン系言語と取っ組み合っている。チケットをたった1枚発券するにも右往左往苦労するという、今この瞬間が既に愉しい。

次の遠出は2回くらい変更を経て、行きたい場所というより行ける場所を目指すことになりそう。いまだ行程は決まらず。でも地図を眺めていたら現時点での目的地に旅情をジァンジァン掻き立てられる街並みを発見してしまった。
あのおじさんが歌う場所へ出かけると、世界についていくばくか見て知る事ができる。自分は何にも知らなくて全然わかっていないって自覚しているんだから、何処へでも行けるじゃーん。

自分なりの好奇心と動機づけによって、この機会を享受する。かつ、何が起きても面白がれる気になっている。かかってやる。


by snowy_goodthings | 2018-07-24 13:00 | e.t.c.

postponed なんですよね?

エゲレスにも暑中御見舞ってあるのかな… Salford Lads' and Girls' Club のポストカードとかリーフレットとか頂いた。
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で、ポストカードを眺めているうちにすんごいイングランド北部に行きたくなってきた。

7月にやる筈だった Morrissey の 'European Tour 2018' は、 "postponed" なんですよね?自分がみかけた告知では "postponed" とあった。エジンバラもマンチェスターもポーツマスもレディングもベルリンもコペンハーゲンもレットヴィークもヘルシンキも"cancelled" ではなかったと認識している。

Peter Murphy 叔父貴(←親戚じゃない)のサンフランシスコでのショーなんて、2017年6月20日〜7月14日にある筈だったのにまだ幕は上がらない。おおよそ1年9ヶ月延びて2019年3月5日〜3月23日にリスケジュールされているけれど、来年春ならビザが発給されるという保証は無いと思う。それでもアーティスト本人と会場およびプロモーターはいずれも諦めない。「演る」と言い切っている。
…と、そういう事例を目の当たりにしちゃっているから、日程未定でも "postponed" なら延期って意味なんだろうなと思って捉えている。
なんでも起こり得るから。

本当に"延期"ならば、振替日程がいつになるか次第では行けるかな。どうだか?
あれ、違う? ノ(^_^; 新しい日程しだいでは行くから、その時に伺いますって、御礼のメールを送っちゃったよ。



by snowy_goodthings | 2018-07-19 19:00 | 冠婚葬祭年中行事記

別嬪、別府市

昨日~今日は仕事で別府へ。
(福岡市城南区別府ではなく、大分県別府市です)
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大分県へ来たのは初めて。行く先々で「人生"初"別府なんです」という挨拶を繰り返した。もう知らない街ではない。

で、そのなかで印象が強かったこと:会った人達の過半数がいきなり初対面の人間にそこまで語るんですかって驚くほどにご自分の半生について・ご自分の家族について詳しく語る。
私のほかに何人も既知の人々がいる時は、まぁ解る。しかし、聞き手が私ひとりしかいない時でも、よく語る。聞いちゃって良いのかしらって心配になるくらい立ち入った身の上も聞いたような気がする。
かつ、そうやって語られる中身が濃い。話された内容は全部がぜんぶ、「自分」について。誰か他人を持ち出し、相対比較する(見上げる・見下す・羨む・貶める・同一視する・隔てる・断じる・噂する・etc)ことで自己肯定感を担保するみたいな語り方をしない。
その中のおひとりが言っていた、「私は私、他人(ひと)は他人(ひと)」。自分は自分自身を生きる事で目一杯満たされている、と。だからかな、どの方のお話も伺っていて面白い。話し方の上手い-下手とか関係無く、どれもこれも、それぞれに。

 はて、偶然にも。
 よく似た言いぶんをして強烈な存在感を放つ人間を
 私は約1名ほど知っている。
 同じような言い回しを聞いたことがある。
 かつては違ったかもしれないが、私が知っているのは
 ご自身の人生を謳歌しまくる今の"いま"の姿のみ。
 含む意味合いはたぶん違うんだが、さておき。

大分空港で数々の観光案内パンフレットと一緒に「別府移住生活」なるパンフレットをみかけたけれど、仕事・震災・結婚・etc.さまざまな理由で「県外から移住した」と話す、みため若いお兄さん・お姉さんとか。
ずーっと「昔に比べ街は変わったけど、自分は変わらない」とボヤくように喋る、みため老いたおじさん・おばさんとか。
あと、日本語の文法が超絶的に正しい海外からの留学生とか。

皆さん、自分についてよく喋る。だからか、初めて来た街なのに、そこに棲む人達の姿が割とよく見えた。他の土地ではあまり無い体験で、面白かった。
まぁね、自分が歩いたのは別府駅前から海の近くまでの狭い界隈だけですから、サンプル誤差は激しいと思われる。そんで、「移住」とか「地元」とかって言葉で修飾される土地は、決して薔薇色なお花畑ではないと思う。それは世界中どんな国・地域でも、同様。
それでも、面白かった。良い印象しか覚えていない。

惚れるっしょ。

※続きはのちほど書き足す


*


なし崩し的に恒例、日本の旅先で菜食できる場所探し。Here, VEGGIE JOINT is the only vegan place in Beppu. 可愛くって、美味しい。
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くっきりぱっきりな色彩の内装とか、紙のストローがささったグラスとか、ベジブリトーボウル(丼)なるメニューとか、日本の地方都市らしからぬ異国情緒が漂うなって思ったら、店主殿はアメリカ帰り。「また来ます」とお約束したので、是非果たしたい。

今日の宿はこんな場所。世界に比類なき温泉の街に来たんだから、温泉っぽいお宿に泊まりたかった。街のど真ん中にひょこっと現れる"古き日本"の風景、山田別荘。
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築90年、瓦葺きのお家に洋風の居間が増築された和洋折衷の別荘建築には、昔の日常と今の日常とが途切れず繋がっている。そう書くと怪談めいた気配がしなくもないが、あんまり怖くない。いや、第一印象は昭和のミステリ映画だった、わくわく。

仕事後は、ひとりでぷらぷら歓楽街を歩き回る。この界隈、猫が多め。女が1人で歩き回るに相応しい場所じゃなかったかもしれないが、それはそれ、緩い認識でやり過ごす。
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前方を竹瓦温泉でひと風呂浴びた後らしき半裸のおじいさんが歩いていて一瞬ひるんだが、えいやっと足を踏み入れた竹瓦温泉横丁。
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この横丁のワインバーにて、とても私のサラリーでは飲めない逸品をご馳走になってしまうという僥倖に遭遇。ビギナーズラックというか、誰かに頼らず独りで来たご褒美というか…ここで2018年夏の運を使い果たしたんじゃないかってくらいな思いをさせて頂くのでありました。酒の神様、ありがとーう。
そういや、久しぶりに「日本人離れした顔をしている」とか言われた気がした。で、一期一会で暫定的に付けられた我が名はフランソワ。
え? (^_^;

正午の飛行機で帰る前に竹瓦温泉で朝風呂。女湯の脱衣場で、風呂上がりのご近所のおばちゃん2人に「何処から来たのぉ?」と陽気に声をかけられて、なぜか福岡県への鉄道でのアクセスの利便性がどうこうという話を伺って別れた後は、風呂場を独り占めして炭酸水素塩泉をじゃぶじゃぶ。
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そういえば前夜バーで会ったお兄さんが面白いことを言っていた、「裸になって地球の熱をダイレクトに感じるのが温泉」「抱かれるように地球の愛を感じるのが温泉」だったかな、既にやや酔っ払っていた時だったから、言い回しの詳細をまったく覚えていないが、そういう意味のことを話していた。温泉への愛を語るヒトは多いけれど、そんな艶っぽい修辞には初めて遭遇した。別府の温泉は熱めだからかしら、浸かる人々も情熱的に我が町の温泉を愛しているのだろうか。どうだろ?

風呂上がりで体は平熱よりもあったまっているから屋外の暑さなんて平っちゃらかと期待したが、今日も暑さは尋常ではなかった。竹瓦温泉から別府駅までは歩いて10分もかからないんだけれど、辿り着くまでに汗だくだく。
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街の彼方此方から立ち昇る湯けむりのせいかなんだか、海岸線が近い街なのに湿度を高く感じる。街全体がフィンランドサウナみたい。



by snowy_goodthings | 2018-07-12 15:00 | 旅行記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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