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冬の光 / Nattvardsgasterna

またしても、イングマール・ベルイマン鑑賞。
摂氏35度を超える残暑のお昼に「冬の光」とは、神を恐れぬ愚行かや。
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映画の主題が「神の不在」と知っていたからそういう頭で取り掛かるんだけれど、異教徒の自分には信仰の葛藤に理解も共感も難しく。かといって、否定するのも見下すのもできず。
でもでも、最後の場面近くでの"受難"に関する会話がざくっと引っ掛かる。

したっけさ。
男は難しい。女は面倒臭い。ひどく大雑把な捉え方。


by snowy_goodthings | 2018-08-27 14:15 | 鑑賞記

第七の封印 / Det sjunde inseglet

また来た、地元の映画館でイングマール・ベルイマン。
観ることができる時に観ておかないと、きっと後悔する。←ほとんど、やけっぱち
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死ぬまでに大きなスクリーンで観ておけ、「第七の封印」。
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魂の救済をかけた対話に応じてくれない神様よりも、チェスに付き合ってくれる死神のほうが良いヤツじゃないですか。
死に絶える物語なのに、観ながら口元が緩んでしまうのは何故だ…震えながら笑ってしまうし、終わった後は肩の力が絶妙に抜けているし。なんというか、見事にやってのけたような到達感。変なの。


by snowy_goodthings | 2018-08-21 17:30 | 鑑賞記

野いちご / Smultronstället

おそらく、人類がある限り名作は不滅。地元映画館で、イングマール・ベルイマンを観られるなんてっ。
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掛かる映画の全部を観たいが、それは無理。
えいやっと、「野いちご」。
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自分が生まれる前に作られた映画作品であるという、時代変遷なりの価値観の違いへの違和感すら愛すべき"演出"めいて受け取れてしまう。白黒の画面が艶やかなこと、人物達が対峙する構図の端正なこと、夢と現とを行ったり来たりする物語の滑らかなこと、あれもこれも、なんでも素敵。


by snowy_goodthings | 2018-08-18 15:20 | 鑑賞記

Yahoo!Japan ニューストピックスに!

文部科学省の不正(およびゴシップ)、スポーツ競技ならびに関連事業の団体・選手の不祥事(およびゴシップ)、etc. "一連の流れ"でなにかしら報道されると思ったが、まさかのYahoo!Japan ニューストピックス登場。やっと、あるいは、遂に。

'居合道昇段で金銭授受 八段審査で数百万円、接待も 内閣府が調査'
 産経新聞
 2018年8月17日(金) 7:55配信
大人の世界はずるくて汚いものというのは公理なんだけれど(←あれれ)、それには抗い、しかし規則・ルールには従って悪い事は手本にせず良い技のみを求めるのみです。自分は…はい。
たいていの大人にとっては難しいのか。


*


上の記事では無きもの扱いとなっている杖道では、時として"無礼"と評されるくらい先生と弟子との関係がざっくばらんに近い雰囲気が大勢(もちろん全員がそうではないのかもしれないのですが)。難しい事を考えずに稽古に試合に審査に打ち込めるのって、恵まれているほう(もちろん全員がそうではないのかもしれないのですが)。
毎年5月の杖道八段審査では、先生・先輩達が受審する様子を弟子・後輩達が写真に撮りまくり・ビデオに録りまくり(←撮影は禁止されていない)、審査後には寄ってたかって「華がない」とか「技が小さい」とか、情け容赦無い。

できれば、死ぬまで稽古したい。体が動かなくなるまで試合や演武会に出て、自分が習った事をやり尽くしたい。ついでに、自分が習った事を伝えることができる役割を担える段位・称号まで昇るべく、最後まで審査には挑みたい。それだけ。
ノ(^_^; いや、励みます。がっかりさせやしない。

若人達のお手本にならない大人ばかりだって怒る暇があるなら、自分がマシなお手本になれば良いの。稽古事に限らず、そう思わされる事がしばしば。
自分がちゃんとしていれば良いだけの事です。大変だ。


*


8/18追記:

全日本剣道連盟より広報あり。

'居合道に関する報道について / Comment on the News Report on Iaido'
 全日本剣道連盟
 2018年8月17日(金)

昨年「剣窓」12月に載った'全剣連居合道の綱紀問題について'の再掲、ならびに全文の英語訳が掲載されています。



*


8/23追記:

この件、さまざまなメディアに露出することに拠るさまざまな反応を眺めていて、
勉強になるのは、当事者・関係者に近しい人々の反応:それぞれの経験に基づく武道・武術に対する理想とか稽古への態度とかがうかがわれる。
くだらないのは、居合道を知らないし見たこともない人々の反応:報道・放映・配信・発信された情報に基づいて"居合道かくあるべし"と結論づける性急な態度。無知ゆえの思慮分別の懶惰(らんだ)に見える。

いずれにせよ、自由な言論は成されてしかるべきです。
前者に該当する方々・後者に該当する方々どちらも、自分自身に対する責任を負って自分自身を代表した見解を述べられているのなら、良いのです。
思念・情念、いろいろ炙り出されてくるような有り様が、面白い。
(^_^;





話は逸れるが、
今はインターネットとかで簡単に見る・聞く・知る・考える事ができる時代なのに、たったひとつかふたつの"伝聞"とか"記事"だけで事実を把握したように振舞う人々が結構なボリュームで現れていることに恐怖を覚える。井戸端の噂話にしては、ずいぶんと騒々しいんだもん。
今年2月にグラスゴー空港で地団駄踏んだときに似ている。あの時よりも、もうちょっと骨身に堪えるかな。
Go figure...


by snowy_goodthings | 2018-08-17 09:00 | 稽古記

暑いよね

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by snowy_goodthings | 2018-08-11 14:00 | 散歩記 横浜

未来のミライ

ご当地映画。
根岸とか磯子とか新杉田とか、妙に知った地名が出てくる。坪呑とか富岡西とか追浜とか、かなぁ?…見覚えある場所によく似た風景が出てくる。
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(C)スタジオ地図


お子様らしい、コドモなりに考えた行き当たりばったりなよもやま話感なお話。
4歳の男の子の人生いろんな"はじまり"の物語だから、この映画は果たして結末に向かっているのかどうなのか心配になったけれど、ちゃんと終わった。


by snowy_goodthings | 2018-08-10 22:30 | 鑑賞記

NEW JAPAN PRO-WRESTLING 'G1 CLIMAX 28', Night 16 in KANAGAWA

台風襲来中なのにプロレス鑑賞。
我が在所:横浜市西区が生んだ喧嘩王、鈴木みのる様は雨漢か?嵐を呼ぶ漢か?

新日本プロレスリング G1 CLIMAX 28 神奈川大会です、ヨコハマに Zack Sabre Jr. 君が来たる。だから行った。観た。人生最初のプロレス会場鑑賞でした。

Zack Sabre LIVE at Yokohama Cultural Gymnasium ←コンサートではない
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*Original Image on Flickr

プロレス大好きなオットはザック君のことはプロレスリング・ノアで来日した頃から知っていて、何度か観戦もしているんだけれど、私が彼の存在を唐突に知ったのは春先にうっかり見てしまったYoutube動画による。きっかけはかなり雑だが、今日此処に来て生身の姿を観たかったのは自分なりに真面目な理由からです。
このヒトの業前はとにかく見事。動きのあっちこちに理がある。
そして会場に来ないとこれはわからない、TAKAみちのく氏のきめ細やかなセコンドっぷり。彼の試合もいつか生で観なければ。
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*Original Image on Flickr


頭ん中で
"If I get there, would you meet me
Wrap your legs around my face just to greet me"
…と、歌いながら観ていたオレはかなり変態。どうかご容赦を。
#周りはプロレスTシャツのヒトだらけの中、我がモリTは微妙に浮いた…くすっ


*


自分はプロレスという興行は体を張った真剣なエンターテインメントであると解釈していて、その認識はテレビで観ている時と会場で観ている時もあんまり変わらないんだけれど、半裸の男性達が組み合ったり蹴りあったり殴り合っている現場の生々しさはすごい迫力でありました。一方で「日本のプロレス」なる昔気質っぽさからずいぶんと違うものを観られたなって思う瞬間とかもあって、それはそれで面白かった。
少し前にザック君がモリッシーと一緒に火星送りにしてやると罵った矢野通選手が登場した試合は、芝居の作り込みが過ぎていて、印象は単純明快に楽しいスラップスティック・コメディ…でも、やっている事そのものは身体機能が高められていないと無理なのが判る。その後のメインマッチでは、むっちゃ漢くさく気力と体力の勝負みたいな試合があったり。負けちゃったけれど、SANADA選手の胆力凄い。
なんでもできるから、なんでもやって見せてくれているんじゃないだろうか。とんでもないこった。
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*Original Image on Flickr

それともうひとつ、このヒト。
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*Original Image on Flickr

噂に違わず、噂以上に "100年に1人の逸材"棚橋弘至選手は圧倒的な存在。驚いた。
この人について、咄嗟に相応しい形容詞が思いつかない。えーっと、そうです。華があるのです。劇画調に。立っただけで絵になる。自分で発光して自分にスポットライトを当ててしまうような、無理やりに強引に「綺麗」と思わされちゃう佇まい。そして、周囲に多幸感を振りまいている。
もういっちょ、端正なルックスで荒っぽく堅い闘いっぷりにも驚いた。序破急が巧み。それを格好良いと思った自分にも驚いた。

とにかく、楽しかったのでした。

*新日本プロレスリング興行は写真撮影OK/動画撮影NG
要、厳守




by snowy_goodthings | 2018-08-08 21:30 | 鑑賞記

(^▽^)

Me alegraría si ver la foto de este tipo te hace feliz.


チリの Morrissey ファンさんがアンオフィシャルに作った 'South American Tour 2018' バナー広告群が見事だなぁと眺めていて、気づくまで数分かかった。メキシコ公演広告のこの写真は、私がダブリンで撮ったものだ。
例によって私の著作権は無視されて勝手に使われているんだけれど(もし万が一、これをお小遣い稼ぎとか金品に交換される行為に用いられるのだったら怒るけれど)…何故、誰のために何のために作られているかよく解るから、良いです。まったくOK。

さすが、ラテンアメリカ。ラテン系の民族ばかりが住まう地域ではない筈なんだけれど、そのまっしぐらな"やる気"にクラクラしている。

(^▽^)

これで自分がメヒコへ行けたら素敵な縁なんですが、我が目的地はもっと南のほうになる予定。それでも、ぜんぜんOK。
私は、なんでも起こり得る11~12月が猛烈に楽しみであります。もう絶対に"nervous"にはならない。


*


8/8追記:

なんでも起こり得ると思った通り、なにかあるらしい。おじさんが動き出す、11月。

トロピカルなカリフォルニア…音楽に不見識な自分は、Morrissey以外のラインナップがわからない。アメリカのあの辺りっぽいとか、ざっくりとした理解で良いのかしら。あの辺りのヒト達は、古今さまざまな音楽を知っているみたいだし、あらゆる音楽を聴くみたいだし、どんな音楽でも楽しむのが上手みたいだし。まぁいいや。
世界の何処かで、あの人物が歌うであろうという事実を喜ぶ。自分、おめでたい。
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ところで、この Loteria みたいなポスター。Morrissey は El Valiente(勇者)!
"Por qué le corres cobarde, trayendo tan buen puñal."
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(C) Don Clemente / Pasatiempos Gallo, Inc.

(^▽^)


*


10/1追記:


あれ、これも自分が撮った写真だっけか。まったく気づかなかった…






by snowy_goodthings | 2018-08-07 16:00 | 鑑賞記

来月来日

旅好き、読書好き、映画好き、ふたつの故郷好き、争い嫌い、歌うお爺ちゃん。


by snowy_goodthings | 2018-08-06 00:00 | 鑑賞記

横浜で一番クレイジーな商店街

六角橋商店街の夏の風物詩「商店街プロレス」へ。
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*Original Image on Flickr

オレはプロレス生鑑賞2回目。つまり、昨年の商店街プロレス以来であります。
今年も15時からの当日券販売に並んで、立見券を購入。並んでいる間に選手の方々が目の前を至近距離で通り抜けていくんだけれど、皆さんそのあとリング上にいる姿を観た印象に比べて相対的に小柄でいらっしゃる。リング上でばったばった暴れている時は1.3〜1.8倍くらいの大きさになる。

開場までの時間潰しに入ったゴクラクレコードさんで、未開封の 'Star Trek: Original Television Soundtrack' に遭遇してつい買ってしまった。
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バカバカバカ、オレのバカ。今は消費緊縮月間の真っ只中だっていうのに。でも欲しかったんだい。


17時30分、食品館あおば裏駐車場で「商店街プロレス」開幕。

たいへん頭がおかしい(←褒め言葉です)六角橋商店街会長の開会ご挨拶に続き、カブキお面を被ってヌンチャクを振り回しながら神奈川区長が登場。
横浜市の定期人事異動により今年4月1日付で神奈川区長は変わったそう。歴代神奈川区長はこのクレイジーなイベントへの登壇も職務であるらしい。横浜市が後押しするイベントでありますから。
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横浜市経済局商業振興課 記者発表
一般社団法人横浜市商店街総連合会(市商連)では、
「プロレス見るなら大日本!買い物するなら商店街!」を合言葉に、
活動拠点を横浜に置く「大日本プロレス」と強力にタッグを組み、
『商店街プロレス』を毎年開催しています。
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*Original Image on Flickr


リングと客席とが物理的に近いから、リング上での応酬と客席からの声援とが会話みたいなやりとりになっている。で、そのやりとりから試合が展開していく。やっている事は"技"で、みえてくる物は"芸"で、どっちもお見事。

やっている事はいちいちどれもすごいんですけれど、「真ん中」って…それはシモいネタじゃないですか。
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*Original Image on Flickr

(^_^;

コーナー前ゆえに空席があった一画で楽しく立ち見していたら、最後の恒例、「蛍光灯デスマッチ」で自分の前にあったパイプ椅子が全部薙ぎ払われて血まみれのヒト達が横切っていったり、自分の後ろの塀をヒトが昇っていったり飛び降りて来たりして、今年もびびった。学習機能停止。
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*Original Image on Flickr

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*Original Image on Flickr

カメラを盾にしてレンズ越しでないと、おっかなくて観ていられない。
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*Original Image on Flickr

(@_@)
最後の試合の勝者には米100kgとお米券が贈呈されて、六角橋商店街の真ん中で「愛」が叫ばれて終了。
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*Original Image on Flickr

今年もまた思った、ここにいる自分も含めて皆さん頭がおかしい。バカばっかり。←誠心誠意、褒め言葉です

酷暑ですもん、あんまり難しい事を考えていられない。楽しい事は愉しい。すごい事は素晴らしい。良いモノは面白い。それだけ。


*


六角橋商店街の外れで、ちょっとインチキっぽいベジタブルビリヤニと正真正銘辛いチャナマサラを食べて、本日は終了。
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あぁ、明日も暑いのかな…




by snowy_goodthings | 2018-08-04 21:00 | 散歩記 横浜


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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