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'Low In High School' US tour pre oder "Clear"

Hollywood Bowl での2日間のショーのチケットを "Morrissey pre sale" で購入した際の
バンドルLPがアメリカから無事に到着。
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チケットはそれぞれの発売日に
10日は自分のぶんだけ1枚買って、11日は現地集合の知人さんのぶんも一緒に2枚買ったから、
同じクリアヴァイナル盤が3枚。

アメリカから発送されてきたから、Made In USA なのかと思いきや、違った。
ジャケット裏に印刷されたUK盤のバーコードの上に、ぺたっとUSでの販売用バーコードのシールが貼られているだけ。
およよーん、アメリカの輸入盤って呼べば良い?

数量限定の日本語盤は綺麗に仕上がっていたけれど、通常盤の此方はちょっとだけ出来上がりが雑な印象。
スリーヴの入れ口、高さがズレて裁断・貼り合わせられているのはご愛嬌でしょうか?
モリッシーのプリント側が6mmくらい短い。
たった数ミリの誤差なんだけれど、それだけで天地のバランスが悪く見えるのだから、人物写真は難しい。
Made In Japan だったら、これは検品で弾かれるであろう…そう考えると、ちぃと憐憫も感じてしまう。
他の2枚は開封していないから、状態は不明。

ジャケットに「MORRISSEY」と印字されていることに、ちょっとほっとしました。
黄盤は、眺めているだけで気持ちがざわついてくる。今も。


1枚はもうひとりのチケット購入者である知人さんへ送る。
もう1枚は、九州地方へ里子に出します。杖道つながりの方が 'Morrissey' に興味を持ってくれたので、
じゃあぜひLPを聴いてって、押し付けお裾分けする。
レコードプレイヤーを持っている友人さんを見つけて、一緒に聴いてくださるそう。
  なにやら、"モリッシー"を聴くための人脈が生成されつつある様子。
  えぇっ?

現在、Google とか検索エンジンで "Morrissey" あるいは "モリッシー" と入力すると、
最近の氏の言説について "abr" だか "Copy & Paste" だかな喧伝であったり、
あるいは解釈の鞘当てみたいな呟きとか訴えの拡散であったり、ぽろぽろと様々な
メディア・個人の言葉が表示されるんだけれど…
どうか、どうか、それら全部は暫くは見ないで・読まないで、待っていてください。
今週末には時間を作って発送します。

まっさらに透明なレコード盤に針を置いたら聴こえてくる声に、貴方が何を思うか?
貴方自身が、
貴方の五感で観て聴いて感じて考えた姿が、
貴方が知る "Morrissey" そのヒト。
その瞬間が来るまで、お楽しみです。

(^_^)/



by snowy_goodthings | 2017-11-29 22:55 | 買物記

誕生日でした

今日は我が誕生日であります。
この1年間、頑張った。今日から新しい1年の始まりであります。もっと頑張れ。

(^▽^)

まったく、楽しき無間地獄だぜ。


 続きは、今日が終わったら書き足します。
 ところで、旅行記・鑑賞録は…写真を1枚現像するたびに感激しちゃっていて、進まない。
 まぁいいや、自分のために書くものだから。できる時が来たら、やる。それっていつ?


*

仕事中にひょこっと届いた、ルーマニアのMorrisseyつながりさんからの
誕生日祝いメッセージに貼り付けられた動画が 'Sing Your Life' だったのがかなり嬉しい。


A君、ありがとう。
この歌、自分が最近考えていた事に符号しまくり。いや…ちょっと考えたら、違うんだけれど。

でも思った、存分に自分の人生を謳歌できたら、幸せだ。
良い事は勿論だし、たとえ悪い事であっても、どちらもひっくるめて。そうしたいです。
自分が行くべき・いるべき場所は判っているし、既にやるべき・やりたい事で1日24時間では足りなくなっている。
私は自分の人生を突き進みたいだけです。
だったら、思い上がって突き抜けるくらいのほうが良いのかも。貰ったメッセージを眺めながら、そんな事を思った。


そんでもって、夜はオット弟のお店こと、玉箒へ。
先日のLA遠足で街の雰囲気にびびりながらたいへん品揃えが良い酒屋で買った Sake One の 'Moonstone Plum' を開けた。
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日本の梅酒とはちょっと違うセンスを感じる…
でんっと力強い香りが立ち上がってきて、それでいて飲み心地は不二家ネクターのように穏やかに柔らかい。
Sake One は、青森県の桃川酒造と共同出資により立ち上げられた、オレゴン州フォレストグローヴ(州都ポートランドの郊外)にある日本酒造メーカー。
此処の存在をもっと早くから知っていれば、Morrissey のツアーを開幕日から追いかけたかな?いや、やっぱり無理だったかな。

でね、
Louis Roederer のシャンパンと、酒のアテになる甘いばっかりじゃないケーキで祝って頂いたのです。
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わーい、ありがとーう♪
齢を重ねて"自分"を完成させていくのが目標だから、誕生日は何歳になっても嬉しい。

あとさ、
たまたま隣り合わせたお客さんに、初対面なのに Morrissey を追いかける旅について話をしちゃったりした。
ちきしろ、お喋りしているうちにルーマニアへまた行きたくなってきてしまう。
んー、次に旅する目的地は何処に定めようか。現在、たいへん迷っている。


…という具合に、今日は1日ずっと私は楽しかった。でも、地球上の他の皆さんがどうであったかは知らない。
まぁいいや、今日は私の日だもん。

私は私、貴方は貴方。各々、善く生きていれば幸い。
もしそうでなかったら、残念だけれど…それ以上は致し方が無い。

(^▽^)


by snowy_goodthings | 2017-11-28 22:45 | 冠婚葬祭年中行事記

Händel: Il Parnasso in Festa

るんるん♪な「パルナッソス山の祭典」…
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鳥肌が立つ思いをしながら、愉しく聴いている。
こういう音楽は、お休みの日(研修会があったから休みな気はしないけど)じゃないと聴けない。
  で、明日からまた 'LINHS' かなぁ… ←ぐるぐる中

by snowy_goodthings | 2017-11-23 19:00 | 鑑賞記

高段者研修会でした

神奈川県剣道連盟杖道部会、秋(初冬?)の高段者研修会が神奈川県立武道館で開催されました。
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参加人数は45名ほど。
少ないようでいて、県外からの参加もあったり、海外からの参加もあったり、
久しぶりに参加される方があったり、顔ぶれは多彩でした。
最初に全体で単独動作。それから、七段〜四段をまんべんなく4班に分けて、
全剣連杖道(「制定型」と呼ぶことが多いけれど、正しくは「全剣連杖道」)を1本目から順番に稽古。
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研修会は、高段者=指導者として「全剣連杖道を正しく使う」ことができるよう、
解釈の揺れ・癖・弱点を自覚・修正することを促されるような内容。
稽古の合間には、全員集合して各班で出た質問・指摘事項の整理があったり、
体を動かすばっかりではなく頭も動かすような展開も。
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悶々と考えるばっかりでも、闇雲に動くばっかりでも、上手にも強くにもなれない。
先生や先輩から教えてもらうばっかりでも、自分勝手にやるばっかりでも、後退はしないだろうが前進はできない。
それが稽古というもの。もっとやりようがあるでしょう…と、
いつもの通り袋小路にぶつかったような気分に至って終了するのでありました。
だからって、めげない。諦めるなんて、さらさら思わない。まだまだ、頑張る余地がありあり。

(^▽^)


*


県連杖道部会による公式「活動報告」は↓こちらをご覧ください。


http://kanagawa-jodo.main.jp/


自分が撮った写真は、 Flickr(←Click!)にあります。
公式写真が個人名義アカウントにストレージされていることの是非は、どうか問わないでほしい。
ボランティアなんです。


おつかれさまでした。

by snowy_goodthings | 2017-11-23 15:45 | 稽古記

'Low In High School' 黄盤

MPORIUM.UK で予約購入していた Morrissey 新譜、
'Low In High School' CLEAR YELLOW LP (JAPANESE) は今日(11月21日)、
無事に配達されて宅配ロッカーに鎮座していた模様。オットが受け取ってくれていた。
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レーベル名とアルバムタイトルとを除いて"これでもか!これでもか!"って勢いで日本語翻訳されたパッケージを見て、

まさか日本語で歌いだすんじゃないか

…と、変な妄想をしそうになるけれど、そんな事はなかった。良かった。
Morrissey は Morrissey ご自身の言語で歌っている。

言い回しは不思議だけれど間違っているとは断じられない、解るような判じ物のような、
懇切丁寧にも余白が大きい資料を呈示されて「自分で考えなさい」と宿題を出されたような…
そんなジャケットの日本語訳詞のくっきりフォントを眺めながら、
自分の拙い英語の聴力・読解力でも存分に伝わってくるような気がする
(しかし、そんな簡単には理解できっこない)声をじんじんと聴いている。


したっけ、思った。
どの歌もライブで奏でているのを観てみたい・聴いてみたい。
既にお披露目されている楽曲はいつか是非再び観たい・聴きたい。まだお披露目されていない楽曲も、
ステージで音を出したらバラバラになっちゃいそうな楽曲、グスタヴォ君が1人じゃ足りなさそうな楽曲、
いずれも是非いつか。

先々週末に Hollywood Bowl で観た・聴いた、 'Home Is A Question Mark' が忘れられない。
あの時、なにかに取り憑かれたみたいな気分になって、あれ以来、ゆらゆら揺れている感じがしている。
何処かへ流離いたくなっている。あれ、そういう歌だっけ?

その他、いろいろと。
「心づくし」という言葉が頭の中をぐるぐると巡っているのだけれど、
「ありがとう」と言ってのけて受け取るには、自分の技量がいささか足りない。
しばし、黄色い円盤をくるくるとひっくり返し続けることになりそう。


 

by snowy_goodthings | 2017-11-21 23:10 | 買物記

'Low In High School' CD

ご近所のタワヨコ(Tower Records 横浜ビブレ店)で、Morrissey 新譜、'Low In High School' 輸入盤CDを購入。
海外のヒトから「日本盤CDは発売されないの?ボーナストラックやDVDのおまけが付く日本盤を欲しい」という趣旨の問いかけをされたのだけれど、発売予定は無いっぽい。もしかして、来日公演が決まったら、チケットプレセール購入の権利と抱き合わせと称して…というのは、邪推が過ぎる。やめましょう。
(^_^;

だってさ、MPORIUM UKに予約したLP盤(黄色1枚)、
Hollywood Bowlのチケットを購入した際のバンドルLP盤(何色?2枚)どちらも、日本時間で発売日には我が家に届かないみたいだから。
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日本時間で11月17日にフィジカルな"音"を几帳面に買って聴くことができたのは、僥倖。
Hollywood Bowlバンドルについては翌日デジタルダウンロードの通知が来たけれど、無視した。
先にMPORIUMから配信された2曲の音が気に入らなくて(可聴域の途中で端折ったようにペタンコに聴こえる)、
CDからリッピングしたかった。
自分で自分のためにやったのなら、それがどんな音でも納得できるだろうから。実際、納得した。自分の事は自分でするんだいっ。

しかしながら、パッケージの歌詞やクレジットの文字が小さくて読むのに難儀している。
もともと酷い近視で乱視だから、こういう小さく詰まった文字を読むのは苦手なんだけれど、
今日は殊更に読みづらい気がする。あれれ?細かい数字ばっかりをみつめすぎて、疲れているかな?
もとい。遂に、とうとう、老眼が始まったか…

否応無く迫ってきている己の"老い"に打ちひしがれながら、レコード盤が届くのを待ちながら聴きます。

by snowy_goodthings | 2017-11-17 22:00 | 鑑賞記

Watts Towers

LAに来たならぜひとも行きたかった、Watts Towers
日本には沢田マンションがある。フランスにはシュヴァルの理想宮がある。そして、アメリカにはワッツタワーがある。
いずれも、建築の世界では"素人"と定義される人間が、たったひとりで・夫婦ふたりきりでセメントを練って構築した建物。そんな建造物が現実に存在するなんて。
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所在地=E 107th. St、WATTS地区の真ん中。
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東107丁目って、じゃあ東1丁目は何処の辺りなんだろう…と、Google Map検索すれば一瞬で判明する。
昨日の昼間に Boyle Heights を歩いて乗った、メトロ Gold Line Soto駅からロサンゼルス川を渡ってリトルトーキョーの辺りまでがE 1st. St。
1丁目すぐ下の界隈は英語よりもスペイン語が道端の彼方此方から聞こえてくるメキシコっぽい街だったけれど、此処107丁目ではメキシコ国旗が掲げられていたり、お家の外壁が鮮やかに彩色されていたり、ますます中米っぽい。
1965年にあった「ワッツ暴動」について読んだことがあるからかな、WATTS地区は黒人居住地域だと思いこんでいたけれど、この通りいっぽんだけを見回した限りは、ラテン系が半分くらい占めているように感じる。
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WATTS TOWER Art Center にいたスタッフ・ガイドは、皆さん黒い肌の方々だったけかな。で、其処のギャラリーに展示されていた現代風のコラージュは不思議にジャポネスムな雰囲気のモチーフがいくつもあって、"此処は何処?"と思わされる。
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そんでもって、Watts Towers を造った Simon Rodia はイタリアからの移民。
アメリカさんには、白いヒト・黒いヒト・茶色いヒト・黄色いヒト、それぞれで人種・国籍はさまざまいらっしゃる。それぞれが大勢いらっしゃる。アメリカさんは大きい。
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敷地内の見学は約30分間のガイドツアーのみ。柵の外からだったら自由に眺めることはできるけれど、来たんだったらもうちょっと間近で見たいから、勿論7ドルを払って参加。
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30分間みっちり丁寧に解説してくれるガイドさんの前で、ばしゃばしゃ写真は撮りづらい。話をちゃんと聞けって…でも、遠慮しぃしぃ、撮った。
建造物が年代物であるなら、埋め込まれたガラス瓶や食器やタイルのすべてが年代物。
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足元のハンドペイントっぽい柄が異様に可愛らしい。
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此処が作り上げられるのに要した時間は、1921〜1954年の33年間。
暴動・大地震を経験して、一部が損壊した事もあったそうだけれど、今日までほとんど変わらず此処にある。
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途中でカメラのカラーバランスがおかしくなって、妙に赤い写真ばかりが撮れていた。まぁいいや、気にしない。この目で見る事ができた喜びのほうが大きく上回る。
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30分はあっという間だったけれど、堪能しました。
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叶うならば、LAらしい真っ青な晴れの日に再訪して、ピッカピカな塔の群を眺めてみたい。


*


そのほかにも撮り散らかした写真は Flickr にあります。


by snowy_goodthings | 2017-11-12 15:30 | 旅行記

Griffith Observatory

折角LAへ来たのだから、グリフィス天文台へ。
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夜景が美しい場所らしいんだけれど、朝から訪れてもじゅうぶんに意味ありげ。
天文台の建物そのものが素晴らしく美しい。
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1930年代のアール・デコ建築、凝った曲線と直線の数々。たまらんらん。
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フランケンシュタインの実験室みたいな、古いテスラコイルの放電。
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Andy Earl が撮った Morrissey と同じ構図で撮るには、うさこは小さすぎた。
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これ
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There is No Intention to Infringe Copyright.

此処は、ロサンゼルスでいちばん空に近い大地だろうか。
まるで山水画のような景色。ずっと向こうまで、雲が覆いかぶさっているのがよく見える。
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「理由なき反抗」ごっこをするには、うさこは小さすぎた。
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このシークエンス
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There is No Intention to Infringe Copyright.

モニュメントの James Dean さんは、メデューサのような面立ち。
せっかく来たんだからと無理やり撮ったけれど、自分がこのヒトについて持っている印象通りには写らなかった。難しい。
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こちらは判りやすい。天文学の歴史に名を残す賢者達のモニュメント。
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真ん中は William Herschel。天王星の発見者。
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さすが観光名所、いろんな顔ぶれの来訪者で賑わっていました。



*


そのほかにも撮り散らかした写真は Flickr にあります。





by snowy_goodthings | 2017-11-12 12:00 | 旅行記

Hollywood Bowl 11/11 後

今夜は、言葉よりも歌が最初に聴こえてきた。'You'll Be Gone' 。
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遂に、初めから終わりまで聴いてしまった。

"Thank you. I'm yours, yours, yours."

そして、'Alma Matters' 。自分、2017年の間ずっとこの歌にお世話になりました。
新しいツアーのセットリストでは恒常的な登場はないみたいだから、聴くことができたのは嬉しい。
ご縁があった。

今夜も素敵な「モリッシーとの邂逅」が繰り広げられる。
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握手している彼が誰なのか知らない、いちいち知る必要もない。
此処、モリッシーが歌う場所に来ると、人について「善い」と思う事物を沢山みられる。
それで我が欲求は充ち満ちる。
中途半端な写真好きの私は、それら印象を覚えておくための証拠にしたくてスナップを撮っている。
  まぁ、かなり撮り逃しているんだけれど。
  いろんな事が起こり過ぎる。

早駆けしていくような 'When Last I Spoke To Carol' 、続いてマイクスタンドを放り倒す勢いで 'I Wish You Lonely' 。どちらも、だだだだっと言葉と音とが間断無く飛んでくる歌で、ぎゅうぎゅう詰め寄られる。
昨日は力強い声だった。今日は底がみえぬ深みを以った声。
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背景に銃身がぬぅっと現れた時はぎょっとした 'Ganglord' 。
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警察による市民暴行の数々の映像を眺めながら、それら映像の殺伐さと自分の認識とのギャップについてモヤモヤと迷った。
今日お昼過ぎにボイルハイツの交差点でにこやかに挨拶してくれたパトロールのお巡りさんとか、ハリウッドボウルのすぐ外でみかけたお巡りさんの一団とか。

日本からのいち旅行者である自分には、ものすごい遠くの出来事にみえる。
  自分が棲む武道界隈では、
  警察所属の選手は皆さま良き仲間であり好敵手であります。
  先月あった全日本の大会、決勝での対戦相手は警視庁の方達でしたし。
  そういう理由からも、どうしても遠くに感じる。  
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すぐ横の通路で、お姉さんがなにやらメッセージを書いた紙を掲げて舞台前の柵まで近づこうと挑んでいた。
彼女がモリッシーに何を伝えたかったのか、咄嗟に私には読めず。モリッシーは一瞬見ていたけれど、読んだかどうかはわからない。
その様子は一生懸命というよりも愉しそう。よく見たら、右手にビールのコップを持っていたし…
なんだけれど、舞台上の人物に自分の言葉を伝えたいのは本気だったみたい。その後も何度か前に出てはキュリティに「ダメ、戻って」と諭されては退いていっていた。めげない。結局、どうなったのかな。
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'The Bullfighter Die' を経て、 'I Started Something I Couldn't Finish' でわぁっと湧く。
ネコ、可愛い(どっちの?)。
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聴くべきであったろう子どもの頃は怖がって逃げ回っていた自分は素直に認めたくないんだけれど(←なんのこっちゃ)、The Smiths の歌は音も言葉もよく斬れる刀のように姿かたちが整っている。
自分はとっくに大人になっちゃったし、歌い手の声も伴奏の音も当時とは違っているんでしょうが、今の"いま"奏でられたら今の"いま"響く歌として聴くことができる。しかし、そうして自分は今の"いま"から一体どうなるのやら。

曲間の短いお喋りは、
この頃ハリウッドから広がった "騒動" について。
"... I'm the only person in Los Angeles who hasn't been the victim of sexual harassment. How the hell do you think that makes me feel?"

「どう思う?」という問いかけを聞いた時に自分が思った事って、なんだったけ?正直、わぁ言っちゃった…って程度にしか受け取らなかった。
モリッシーは判じ物のような言葉使いに長けた歌うヒトであって、社会活動家でも政治評論家でも哲学者でも時事解説者でもない。
(そういう存在であることを期待する気配をときどき見聞するけれど)そういう存在であると、自分は思っている。
歌うことで対峙している世界について、ご自身の思うことを述べただけだと思った。それだけ。

うーん…

その言葉に反応した訳ではないと思うんだけれど、この時に撮った写真のモリッシーさんは唯独り。
実際には後方にバンドさんとセキュリティがいた筈なのに、コントラストを上げたら真っ暗闇に溶けて消えてしまった。
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'Suedehead' は、会場内の全員に近い大勢で大合唱。
あなた達、何故そんなに "I’m so sorry" 愉しげに声を張り上げるんですか…私も歌っていたので、とやかく言いません。
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今夜は、おじさんが笑っている瞬間を昨夜よりもちょっと多くみた気がする。
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'Suedehead'も、次に歌われた'When You Open Your Legs'も、ぱっと見て艶っぽい詞だけれど、そういう歌に聴こえないというか、掴み処が難しい。
聴き手の状態によってどんな意味にも聴こえる気がする。今夜の自分は、ぽかんとして聴いていた。
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でね。続く 'World Peace Is None Of Your Business'が素晴らしかった。詞がすとすとっと腑に落ちてくる。
まさか、この日こんなに感動するなんて、まったく予想していなかった。
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腑に落ちてくるといったら、その次の 'How Soon Is Now?' もそうだった。
「僕はまだなお息子 後継者 罪なまでに下卑た内気さの」に総毛立つ。←日本語が無駄に堅い
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自分にとっては、2〜3曲ごとレコード盤をA面からB面にひっくり返すみたいに気持ちが乱高下・右往左往する展開が続く。此処でまた一転。

写真は思いっきり白飛びしちゃっているけど、伝わるかな。
客席からの "おーぉおーっ…" のコーラス付き ’Back On The Chain Gang’ で、ほんの一瞬だけ襟のスマイルマークに勝る破顔一笑。
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そのあと、Sly & Family Stone の'A Family Affair'の出だしをアカペラで歌ってからのバンドイントロダクションに、周りのお客さん達が大喜び。
昨夜も思ったが、皆さんモリッシーのことが大好きで、古今の歌が大好き。かつ、喜んで享受することが上手。

  近くで楽しそうに一緒に歌い始めたヒトなどいたんですけれど、
  なんか騙されたぁ…
  'A Family Affair'は、リアルに残酷な言葉が並んでいる歌じゃないですかっ。
  後になって知り、おろおろ。

'Jacky's Only Happy When She's Up On The Stage' は最後、Charles Aznavour っぽい展開。
(誰かに「似ている」「彷彿とさせる」とか、比類する修辞はこのヒトには申し訳無いと思いつつ)
唄い手としてのこのヒトはどのくらいの高みまで行っちゃうんだろうか…って、またしても、そう思うのは何度目だ?そんでもって、そんなこのヒトを目の当たりにして、自分だってなにかしら良くなろうと思わないわけがない。そう、いつも通りの感想。
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セットリストは今夜も新旧織り交ぜた構成だけれど、昨夜と比較して新譜からのお披露目が占めるボリュームは相対的に少なく、続く'Spent The Day In Bed' でお終い。

昨夜よりもスモークの量・密度が増して、束の間ホワイトアウトした 'Jack The Ripper' 。
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歌の終わり近くでやっと姿がみえてきたと思ったら、やっぱり笑っていた。

'Everyday Is Like Sunday' で上手寄りのお客さん達が舞台前・柵へ突進して、ぐっちゃぐちゃ。自分も流れに引っ張られた。そういうものですから。
セキュリティ達に叱られながら隊形を直していたら、'I'm Not Sorry'。
しっとりした静かな曲だと思っていたけれど、違った。ものすごい声量で詞が頭の芯まで突いてくる。
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青い照明が綺麗だった。

ぜんぜん勘違いかもしれないんだけれど、今夜は昨夜よりもステージが明るく、照明の演出が冴えている気がする。
'I'm Throwing My Arms Around Paris' で、昨夜は背景以外は真っ暗だったハリウッドボウルに、今夜は綺麗なトリコロールのアーチが架かった。
この光景をフランスの友人・知人達にみせたい。モリッシーを好きなヒトは勿論、そうではないヒトにも。
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カラフルな砂糖衣のデコレーションを施したお菓子みたい。
やり過ぎだろうってくらい、ベタに真っ正直な"フランス"の色…真っ赤で真っ白で真っ青。
世界中で愛される表現者達が生まれ育った街。余所の国で生まれた表現者達が目指し集う街。故国を追われた表現者達が終焉の地として選ぶ街。
パリという街への、そこに住まう人々ではなくて鉄と石の構造物に対する愛の歌。他に選択肢は無いと、意地になって思いつめているんじゃないかって奇妙に近しい不思議を感じる。

この日の'Speedway'は、最後のヴォーカル交代無し。全部をモリッシーが歌った。
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"true to you" と、モリッシーが
歌う!歌う!歌う!…とかクラクラしちゃって、その詳細をあんまり覚えていない。
いや、それは大袈裟。
ちゃんと記憶はあって、それを甘い思い出みたいに取っておくのか、冷や汗かく宿題として受け取るのか、印象の持ち方をどうしようか決められないまま、これを書いている今日まで至っている。
ほんの数十秒の出来事なのに。

"Amigos!"

'Trumpshifters of The World Unite' で Stephen が Steven に抱きついて、拍手喝采。
歌がちょっと途切れちゃったけれど、ご本人達は満足そう。ならば、佳し。
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1曲ほとんど歌えないくらいに若人達がワラワラとステージ上に群がっていった
お若い頃のライブ映像などを思い出した。つまりは、そういう事かな。そう思おう。

"Gracias! Vaya con Dias. Vaya con Dias. Vaya con Dias. Vaya con Dias."


アンコールは、
2日間のハリウッド・ボウルでのショーに携わった人々・集まった人々への丁寧な謝辞の後、
'Let Me Kiss You'。
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シャツ投げが美しく嵌る歌だけれど、
"I've zig-zagged all over America and I cannot find a safety haven" に私はちょっと引っ掛かった。
今日は1〜2曲くらいごとに1小節くらいずつ、ざらっとした手触りが残っていく。それは、
我が拙い言語的能力で英語をどう読解したかっていう意味ではなくって、
もっとふわっとした、 רוח הקודש みたいなもの。←相変わらず、自分で書いといて読めない
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お色直しをして、'Glamorous Glue'。最後、"Good-bye" を何回ジャブのように繰り返し言われただろう?
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いやいや、なんのその。
今は"お別れ"なんだけれど、最後に舞台中央で両手を合わせてから去っていく姿を見送りながら、
自分はまたこのヒトが歌う場所に来ようって意思決定していた。
いずれ、また。あんまり遠くない未来に。きっと。是非。

¡Muchas gracias, Sr. Morrissey!
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次は何処へ行けるかな。


POOLの中は、舞台前へのラッシュでぐっちゃぐちゃ。
振り向いたら、そこにいる筈の知人さんがいない。少し向こうで蹲っていた。
いわく、「後ろから突き飛ばされて踏まれた」と。ふ…踏まれた?


1. You'll Be Gone
2. Alma Matters
3. When Last I Spoke Carol
4. I Wish You Lonely
6. The Bullfighter Die
7. I Started Something I Couldn't Finish
8. Suedehead
9. When You Open Your Legs
10. World Peace Is None Of Your Business
11. How Soon Is Now?
12. Back On The Chain Gang
13. Jacky's Only Happy When She's Up On The Stage
14. Spent The Day In Bed
15. Jack The Ripper
16. Everyday Is Like Sunday
17. I'm Not Sorry
18. I'm Throwing My Arms Around Paris
19. Speedway
20. Shoplifter Of The World Unite
Enc. Let Me Kiss You
Enc. Glamorous Glue


*


人波に乗って外へ出ると、
Hollywood Pilgrimage Memorial Monument が綺麗に輝いていた。ホラー映画みたい。
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*


撮り散らかした写真は Flickr にあります。


武道稽古の現場で写真を撮る時の心構えと変わりなく撮っているけれど、いまいち中途半端。まぁいいや。
それよりも、"人物を撮る" ことの超常現象に驚いている。

なにがって、2日間で8人くらいの「Morrissey」を撮ったような気がしている。
撮るたびに違う人物のように写っていて、どれが私がみた「モリッシー」なのか迷う。
あるいは、私のほうが8人くらいいるのか?…その方が、あり得そう。
自分が撮ったのに、驚かされている。被写体がこの人物だから、余計に。

please kindly note*
© 2017 Yukiko Nakagawa
These photographs of "Morrissey" are just personal memories taken by NON-professional
photographer audience, me.
Most importantly, Mr. Morrissey’s right of portrait has precedence over my copyright.


by snowy_goodthings | 2017-11-11 22:55 | 鑑賞記

Hollywood Bowl 11/11 前

第2夜です。

今日は開場時刻に合わせて、日が暮れる頃に来ました。昨日の夕方まで少し残っていたチケットは完売した様子。
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昨日と同じく、あまり混んでいない West Gate から入場。
POOLへの入り口でセキュリティのお兄さんに「君たち、昨日も来ていたでしょう」とか声を掛けられた。げげっ…
いかん。舞台上から眺めたときの光景に変化があるよう、変装でもしてくるべきだった。
(^_^;
何故か、そのお兄さんに自分は気に入られたっぽく、その後もトイレへ行くために出入りした時にも
「2日とも来るなんて熱心だね」的なことを言われた。
でもね、そういうヒトは他にも沢山いるし、この公演を含むUSツアー全日程を追いかける"常連様"も複数いるのです。
そういうものみたいです。
アジア系の顔が目についたのかもしれないけれど(そういや、LAではオレは正しく「日本人」と認識されることが多かった)、この2夜のあいだ此処には日本から来た日本人は何人もいるらしいです。
Wolverhampton にいたヒトとか、初来日公演からずっと観ているヒトとか、
好きな旅を兼ねて遠乗りしてくるヒトとか、お祝い事でチケットをプレゼントされたヒトとか、
あんまり考えずに来ちゃった自分とか、etc. 知っているヒト・知らないヒトさまざま。
そういうものみたいです。


お楽しみ露店は Main Gate 側のほうが品揃えが豊富で広かったので、そちらへ。West Gate のテントはTシャツばっかりだったから。
おぉ、色彩が控えめな酉の市みたいだ。←個人の感想です
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知人さんと一緒にお買い物の列に並んで、何を自分へのお土産にしようかなーっと迷っていたら、
真後ろから早口で賑やかにお喋りする声が聞こえてきて、もしかしたら自分のせいで商品を見渡せないのかしらと
振り向いたら、見覚えがある女性達だった。あちらも暫しこっちをじっとみつめてきて…
あーっ!昨年の新春歌謡ショーに並んだときにすぐ後ろにいたおばちゃん(←おそらく同世代)達だ。
またしても、私達が前で、彼女達がすぐ後ろ。
驚いた。世界中から17,000人(一説には17,500人)が集っている場所で、2人と2人とが偶然また会っちゃうんだから。

ざっくりとした挨拶をして別れたら、その後はもう姿をみることはなかった。
此処には世界中から17,000人(一説には17,500人)が集っているから…なのだが、
席に座って(←今夜はチケットに表示された通りの席にいた)ぐるっと周りを見回すと、19時を過ぎても客席は前も後ろも半分以上まだ空いている。
土曜日だからか、祝日だからか、のんびりしている。

そんな客入りなのに、ステージは時間厳守。
19時30分になったら、前触れなく暗転。まだ客席は埋まっていなにのに、始めちゃうんですかっ。

始まっちゃいました。Billy Idol ご登場。
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自分にとって「はじめての Billy Idol」、昨日は「入門編」で今日は「実践編」。
サビの部分だけなんだが、けっこう一緒に歌えた。
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今夜も、上手から下手へ均等割付して紙皿フリスビーがひゅーんと飛んできた。
すぐ後ろのお客さん達がキャッチされたので、見せてもらおうかと後ろを向いたら、
もう1枚飛ばしたのかなんなのか、理由はまったくわからないのだけれど、自分の頭頂に紙皿がポコッと当たって目の前に落ちた。
(T_T) 不覚。
全部を投げ終わったようにみえたから、さらに何か飛んでくるなんてありっこないと思い込んでいた。
しかしながら、実際には飛んできたらしい。
後ろからの気配に、自分がまったく気づかなかったことがショックだ。

というわけで、
何が起きたのか今ださっぱりわかっていませんが、お土産を頂きました。喜んでっ。
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お隣のお客さん達はビリーさんのゲストだったらしい。クルーからセットリストを受け取ったのをみせて頂いた。ありがとうございます。
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"+MOZ!!" の書込みが可愛い。

昨夜の去り際、"See you tomorrow!" 言っていたから、ご自身のファンも含めて2日間通う聴衆がいることは承知していたと思うけれど、セットリストは昨夜と同じ。
これが「いま聴くべきビリー・アイドル 10選」なのかしら。

1. Shock to the System
2. Dancing With Myself
3. Flesh for Fantasy
4. Top Gun Anthem *Steve Stevens
5. Scream
6. Eyes Without a Face
7. King Rocker
8. Blue Highway
9. Rebel Yell
10. White Wedding

昨夜と今夜の機会がなかったら、Billy Idol なるヒトについて生身の姿を知らないままだったと思う。なにが起こるかわからない。
文句無し、格好良かったです。
表現は Morrissey とは異なるけれど、歌う姿をみせつけてくれる有り様は似ている。そんな印象。
おふたりとも、良い脱ぎっぷりをされますし。←それだけじゃない


*


そして、
Maya Angelou の 'No No No No' が聴こえてきて、露払いのプレショービデオが始まる。
トップバッター、 Ramones。
わーお、墓参したばかりのヒト達が生きて動いている… ←昨夜もそう思った
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終盤のこれが好き。というか、印象が強い。
ハロウィン・死者の日からクリスマスの季節が似合う、Fiona Apple "Sally's Song" 。
サウンドトラックに使われたティム・バートン監督の 'Nightmare Before Christmas' の映像ではなく、古いホラー映画のコラージュ。
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好奇心にまかせてあちこち流布する情報を綜合するに、
ユニヴァーサル版 'Frankenstein' と 'Dracula' と 'The Bride Of Frankenstein' から、Dwight Frye 登場シークエンスを中心に繋ぎ合わせたものっぽい。
ティム・バートン監督の 'Dark Shadows' で
Alice Cooper が歌っていた 'Ballad Of Dwight Fry' のドワイト・フライ。
このヒト
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フランケンシュタインを演じた Boris Karloff とドラキュラを演じた Bela Lugosi がぜんぜん登場しなかったから、此処でみた時はいつのどの映画かわからなかった。
  帰国してからオットにこの話をしたら、
  DVDボックスを引っ張り出して観ていた。名作は不滅。

…と、あれやこれや。
プレショービデオから、やたらめったら堪能しました。今年はじめて(今日は2回目か)見たからかな。
古今東西、音楽はさまざま。映画もさまざま。


そして、主役達の登場。
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11月11日の Día de muertos の始まり。






*「」へつづく。



by snowy_goodthings | 2017-11-11 21:13 | 鑑賞記


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