カテゴリ:外食記 旅先( 98 )

香港っぽいメシ

"古き香港"最後の牙城、重慶大廈で晩メシ。
e0076761_14245573.jpg
此処は香港、香港といったら Chungking Mansions、チョンキン・マンションといったらインド料理店。
建物の入り口で客引き達から「ウチに来て」「ウチがイチバン」「ウチ2階にあるから」とワラワラとショップカードを渡されたけれど、ごめん、行きたいお店は決まっていたんだ。

此処です、Shop No.17 New Chettinad
e0076761_14300783.jpg
美味い南インド料理店があると知って、来たかったのです。店名となっているチェティナドゥはインド最南端東側にあるタミル・ナドゥ州のなかでも南の地域…って、地図を見てチェティナドゥ地方が何処と何処の街だか指せません。店構えの印象に"南"というよりもっと"北"か"西"っぽい気配を感じたのは、看板の緑の配色が目立ったから。
インドっぽく、オレはベジ・ターリーと "Thand मतलब Coca Cola"(冷たい飲み物といえば、コカコーラ)。オットは、チキンカレーのなんとかセット(いかん、思い出せない)。
e0076761_17592542.jpg
普段はコーラなんて絶対に飲まないんだけれど、暑い土地に来るとこの砂糖水の存在意義を思い知る。あぁ、そうだ。コカコーラといえば Aamir Khan。←これは余計だ


*


朝メシは、店の名前を忘れた…いかにも普通な食堂っぽいお店で粥と油條。
e0076761_18074213.jpg
暑い思いをして、熱いものを食らった。満腹です。

ぜんぜん関係無いけれど、モリッシー先生が2016年にアジア〜オーストラリアのツアー予定を発表した後に news.com.au だったかのインタビュー(あえてリンクは貼らない)で中国の食文化について "skewered dog" という修辞を繰り出していたのを読んで、それって「ドラゴン怒りの鉄拳」の墓地のシークエンスをネタっているのかなぁと思ったんだけれど、香港においては英国統治時代に条例で犬食は禁止されたんじゃなかったでしょうか。
現在、中国と香港とは"一国"だけれど"二制度"である(揺らいでいるように見えるけれど)、アジア圏域にあって英国っぽい気質もある(変わりつつあるかもしれないけれど)、菜食主義に対する不寛容さは日本のほうが酷いと思う(ただ好奇心から自分が試みて2年ちょっとの感触なんだけれど)、etc. 思う事は幾つかあるんだ。
e0076761_21254273.jpg
で、何故唐突にそんな事を思い出したかといえば、香港文化博物館がある沙田のローカルフードは「鳩のロースト(丸焼き)」だって知ったり(「沙田豆腐」ってのもあるらしいけれど)、街をうねうね歩いていて横浜中華街でみかけるような鴨の丸焼きをみかけたりしたから。現実は厳しい。


セブンイレブンで安いからという理由で買ったら美味かった fuze tea は、コカコーラ社の檸檬紅茶。これ、日本には無い?原材料表示の「白糖」が、好感度高めだ。"摂りすぎ"罪悪感オフな甘味料で甘くするより、潔いじゃないか。
e0076761_21405240.jpg
なぁーんて、「糖質」の摂取量がいつもより多めな気がする。 いや、あんまり気にしない。たぶん、すぐ燃える。
(^_^;




by snowy_goodthings | 2018-06-30 15:00 | 外食記 旅先

飲む、食べる

ロサンゼルスのご飯について、ひとつだけ言わせて。

皆さん、
じゃが芋を食べ過ぎ。

しばらくは、フライドポテトもマッシュポテトも結構です。
北海道出身者であるから、日本人の平均よりは馬鈴薯に馴染んだ胃袋を持っていると自認していた自分であるが、とんでもない。
(^_^;

JRT 日本いも類研究会サイト の「おいもQ&A」いわく:
1人あたり年間じゃがいも消費量は、
アイルランド(120.9kg)、英国(115.3kg)、米国(62.7kg)に対し、日本は24.6kg。
*資料 FAO 2000-2002平均

無理。無理。無理。



*


チェックインカウンターで確認して「承っております、ご安心ください」と聞いたにも関わらず、アメリカン航空AA26便はオレが頼んだVGMLオプションの機内食を「積んでいない」から「せめてこれを食べて」とスモークサーモンが乗ったポテトサラダを差し出してきた。
畜生、日本人だから魚は食べるだろうと思ったのだとしたら、酷く乱暴で都合の良く勝手な解釈というか、ただの偏見だ。私は生の肉魚を食べられないアレルギー持ちなんだ。


*


約半日ほどの断食後、LAでの記念すべき第一食は The Cat and Fiddle Restaurant & Pub でビールだ。
e0076761_20410900.jpg
そして、Vegetarian Shepherd's。
e0076761_20502780.jpg
この時は、ビールとポテトって最高の組み合わせだと思った。はい、もう心底そう思った。


*

これは食べていない、ハリウッドの何処かの通りでみかけた、まったく可愛くない smileys お菓子。
e0076761_20504080.jpg
いくらなんでもこのデコレーションは下手過ぎるだろう。徒弟の習作だろうか。


*


宿で教えてもらった、Sunset Blvd. にあるイカしたカフェ Javista Organic Coffee Bar のコーヒーはむっちゃ好みの味だった。苦味そこそこ、酸味少なめ。
(一緒に食べた Veggie Bagle については作文済みだから、割愛)
e0076761_20510430.jpg
カフェのお向かいは、レコーディングスタジオとかレコーディングスクールとか並ぶ界隈。
e0076761_00484455.jpg
だからって訳じゃないと思うが、お客さんは人間もワンコも個性的。


*


Barnsdall Art Park にある フランク・ロイド・ライト建築、Hollyhock House は休日のためか入れず。
e0076761_02281622.jpg
で、そのすぐ近く、
タイ・タウンの一角にあるレバノン料理店 Carousel Restaurant で中東っぽいランチプレート、Jébell Moossa(V,VG)とザクロジュース。
付け合わせは何を選ぶか訊かれて、薦められるままにフライドポテトを選んだまでは良かったのだが、さらに"サービスです"とクマージュ(ピタパン)が籠盛りでどんと置かれたもんだから、絶句。炭水化物が過剰です。
しかしながら、残すのは罪だ。お願いすれば箱詰めにして持ち帰ることもできたみたいだけれど、皿の上は全部平らげた。美味しかった。
e0076761_20512117.jpg
すぐ近くの写真店のウィンドウで Charles Aznavour の大きな写真に遭遇。隣の髭のおじさんは誰だろ?
e0076761_20513775.jpg
この近くにはリトル・アルメニアがあるし、ロサンゼルスにはお爺ちゃんと近しいルーツを持つ人々も多いのかな。


*


11月10日、"モリッシーの日"ショー後、ハリウッドボウルの外にいたホットドッグ屋台。すげえ、クレジットカード決済可能なワゴン販売。
会場内でできる食事は全て菜食仕様だったから…ノンベジは敷地外でどうぞというか、今日この日にわざわざ肉を喰らうことの是非について、私はとやかく言わない。商魂たくましい。アメリカさんは多様な人々が棲まう大きな国だから。はい。
e0076761_20525870.jpg
一方、私と知人さんとが食べたのは、Mel's Drive-In Hollywood で Vegetarian Burger 。フライドポテトは付けるかと尋ねられたが、学習しました、no thank you。
黒豆のパテからは、何故か肉の匂いがする…さすが、アメリカなクオリティ。←やけっぱち気味に褒めているつもり、たぶん
e0076761_20515618.jpg
まぁ、こういう絵に描いたようなアメリカンなダイナーでも菜食オプションがあるのは良い事だと良いほうに受け取る。
したっけ、劇的に美味しくなかったです。えぇ、期待通り。

この店で、さっきハリウッドボウルで Billy Idol を一緒に並んで観た、テンガロン・ハットのおばちゃんと再会した。
遠間からお互いニッコリ手を振って、おしまい。それだけ。


*


ただただ、見目麗しかった、Cavatina Restaurant で名士っぽい朝食。
アメリカで「ふじ」林檎ジュース。(^o^) なまら生姜が効いて美味い。
e0076761_20522276.jpg
こんなの目の前に出て着たら、迷いなく、food porn したくなる。艶やかなグラノラ。
e0076761_20523021.jpg
美味しいモノは美しい。


*


Grand Central Market にあるLA地産のビール醸造屋、Golden Road Brewery のカフェで、Vegan Burger (V) をテイクアウェイ。
これは職業的好奇心から、あらかじめ「食べる」と決めていたモノ。それは、動物に由来しない代替肉。
e0076761_00475373.jpg
エンドウ豆から植物性たんぱく質を抽出して作った"Beyond Meat" とか、大豆タンパクと遺伝子組み換え酵母で作った "Impossible Foods" とか、アメリカ西海岸は「植物肉」発祥普及の地。
日清カップヌードルの「謎肉」(豚肉と大豆が主原料)の"謎"っぷりが徹底されたみたいなものかな…くらいの緩い認識で挑んでみたけれど、"食の多様性"とか"動物愛護"とか"健康志向"とかだけではない背景を知っちゃって、胃袋よりも頭のほうへの刺激が強かった。
(@_@;
日本の商社も含めて、各方面から投資が集まりだいたい肉の開発・生産・流通が進む最大の要因として挙げられるのは、2030〜2050年頃に全世界規模で起こると予想されるたんぱく質供給危機、畜肉・乳製品生産に伴う温室効果ガス排出量の増大による環境破壊、など。
それら現象論は、志が低い私にはかなりしんどい。どうやら、人類存亡がかかっているらしい…取り急ぎ、アメリカ合衆国の人間の繁栄がかかっているらしい。予測される数値の規模がぜんぜん自分の身の丈と違う。
いずれ、アメリカさんでは大豆やエンドウ豆など栽培が活況となるのかしら?しかしながら、極端に偏った農業政策は、別の弊害を産み出すのではなかっただろうか?収穫物の加工に必要な燃料・水など資源の供給は?食糧需給の構造的な変化に伴うリスクがなにもない訳がなかろう…世界中を巻き込む勢いで、アメリカさんは何処へ向かうのか。
e0076761_20514799.jpg
…と、
そういう自分の手に負いきれない現象に対しては判断停止するとして(今この瞬間は)、単純に"食べ物"として美味しかったです。これ、正直な感想。すさまじい食の業。
なお、私が食べたのは、Beyond Meat のほう。


*


ダウンタウンでいちばんイカしたカフェテリア(←個人の印象です)、Clifton's でVegan Meatloaf。
e0076761_00480699.jpg
カラーバランスが崩れた写真しか撮れなかったのでご飯写真はボツ。
見た目は可愛く盛り付けられたミートローフと変わらず。此処のは、おそらくレンズ豆のミンチっぽい。美味かった。


*


さいごはダウンタウンでいちばんイカしたインド料理店(←個人の感想です)、Badmaash で夕餉。ロサンゼルスにいるのに、KingFisherを呑む。
e0076761_00482015.jpg
ムンバイで食べたインド料理とも、ちょっと違う。日本で食べることができるインド料理とも、ずいぶん違う。
e0076761_00485532.jpg
でも、何処の国・地域で食べても、それぞれに美味いと思っちゃうのが妙。スパイスの魔法にかかったっぽい。


*


帰りもアメリカン航空、AA27便。
機内食について24時間前までに確認の電話とかする手間が面倒臭かった。航空会社のサイトで確認した限りはVGMLのリクエストは通っているんだけれど、もう当てにするまい。

搭乗前に食べておきゃ良いんだいっ。
ターミナル4のフードコートをぐるっと回って、緑色のモノを飲む、緑色のモノを食べる。
朝からそんなに食べられないと思ったが、ダメ押しで選んだココナツミルクのヨーグルトが、たいへん美味だった。これはまた食べたい。
e0076761_00490390.jpg
飛行機に乗ったら、3席並びのシートを独り占めできたのでシートベルト着用サインが消えると同時に横になってぐうぐう就寝。
その間に食事のサービスがあったんだが、それがどんな献立であったかは知らない。着陸の少し前に肉のハンバーグのおやつが出されたので胸に"日本語OK"のバッジを付けたスタッフのおじさんに英語で"私、VGMLをお願いしていたんですが?"と英語で尋ねたら、英語で"じゃあ食べないで"と答えてきたので(そのおじさん、その後ぜったい私には日本語で話しかけてこない)、復路でも私が頼んだ食事は積まれていなかった模様。
あらららぁー

で、機内食に関しては帰国して10日後くらいの頃、
アメリカン航空のカスタマーサービスから、素晴らしく端正な日本語による敬語表現で埋め尽くされたお詫びのメールとなんちゃらマイルを頂くのでありました。
(機内食の対価としては、ずいぶんとお値段が張る)
起きた事の原因は何だろうかと思って質問をしたら、苦情として処理された。こういう対応はアメリカさんっぽい。
人類が在る限り、ヒューマン・エラーは無くならない。致し方無し。


*


そのほかにも撮り散らかした写真は Flickr にあります。


by snowy_goodthings | 2017-11-24 17:00 | 外食記 旅先

カレーとグリル

以下、福岡遠征での"旅行"っぽい出来事のいくつか。


*


今回、久しぶりにお会いした福岡の方々に「痩せましたよね?」と声を掛けられた。
さらに、その次に続く言葉が「なにか病気をした訳ではないですよね?」だったから、
お互いそういう年齢になったんですねとか思ったり、そんな面変わりするほど痩せて見えるのかしらとか思ったり。
/(^_^;
いえ、実際にはそれほど体重は減っていないのです。
一昨年秋から肉・魚・卵の類を食べる頻度が極端に減ったら
(菌は食べているし、大会や講習会で出るお弁当は残すほうがヒトとして罪だと思って食べている)、
顔から痩せ始めてメガネがよく落ちるようになって、
次にジーンズが緩くなって腰骨で止まるようになった。
しかし、一方で肩幅は広くなった気がしていて、シャツがちょっとキツイ。
筋肉と骨が痩せるのは絶対に避けようと献立を気にしていたら、こうなった。

他にも身体上の変化は色々あるんだけれど、以下省略…という私の近況について、
何故そんな事をしているかはさておき。
/(^_^;

肉・魚を食うのであっても、菜食するのであっても、ものすごい贅沢をしなくたって
ものすごく美味しいのが福岡の魅力。食べたモノは、どれも美味しかったな。
あ、酒は一滴も呑まなかった。福岡に行って酒を呑まぬなんて。痛恨の極み。これは反省。


*


流祖祭へ行く前にソラリアプラザの1階で待ち合わせをしていたら、
KBCのヒトに「それは何ですか?」的に得物の袋鞄について尋ねられた。
  横浜市在住の私にとっては「KBCって何ですか?」なのですが、後で解りました。
  九州朝日放送、Kyushu Asahi Broadcasting だからKBC... あれ、朝日のAは?

地元情報番組の街頭インタビュー取材の仕込み中であるらしく、
先週は福岡市民体育館で開催された第63回 全日本東西対抗剣道大会の視察のため来福した
フランス剣道連盟会長さんに遭遇して、その方のインタビューと大会の取材をしたんだって。
  →KBC「アサデス。TV」ホームページに動画あり

2週続けて武道ネタはボツでしょう…と思いながら、お喋りだけで終わったのですが、
「福岡発祥の杖道(じょうどう)という武道があるなんて知りませんでした」という反応だったので、

□全日本剣道連盟では、剣道・居合道・杖道の三道が各統轄される

□古武道としての杖術・棒術はさまざま流派があって、
 神道夢想流杖術は黒田藩の御留流のひとつとして継承されてきた

□流祖は夢想権之助、宮本武蔵と2回勝負して、1回目は刀で2回目は杖で立ち合い
 最後は"勝った"あるいは"引き分けた"といわれる

□流祖が杖術を編み出した発祥の地が、大宰府の宝満山
 今日は、宝満宮竈門神社 境内にある流祖を祀った夢想権之助神社で流祖祭が開催される

□明日は、福岡市博多体育館で全国大会が開催される

…などなど。
ううん、これが全部だったかな。いや、もちょっと話した事がある気もするけれど。
自分が20年くらい前に教えられた基本情報を、やや前後ごっちゃにしながら説明しました。
お相手の反応から察するに、事実は伝わったと思う。た、たぶん。

福岡が拠点の放送局さんですから、
ぜひ"地元発祥の武道"という切り口で取材・紹介をお願い致します。
そんなお節介なご挨拶をして、お別れ。


*


そんでもって、西鉄に乗って大宰府へ移動する前に喰らったヒルメシは、
不思議香菜ツナパハ+2 ってスリランカ料理屋さんでベジタリアンカリー。もしかしたら、スリランカ料理って、今キテるの?
e0076761_01350272.jpg
豆のしゃばしゃばカレー汁とビーフンみたいなヌードル。旨かった。


*


流祖祭が終わって福岡へ戻ってきたら、天神のバス停で新聞の号外を貰った。
e0076761_01351642.jpg
福岡ソフトバンクホークス、レギュラーシーズン優勝おめでとうございます。
明日は優勝セールで街は賑わうのかな?いや、違うか。明日にはいよいよ台風18号が九州北部に接近してくるんだ。


*


今回の遠征でちょっと苦労したのは旅籠の予約。
これまで何度か泊まった中価格帯のホテルは、今週末は中価格では泊まれなかった。
福岡市街地のホテルは、全体に高騰している?

ですから、仕事での後学も兼ねて、
The Life Hostel & Bar Lounge って、最近流行りのリノベーション&用途変更物件ゲストハウスに一泊。
e0076761_01354829.jpg
先日名古屋で泊まった喫茶、食堂、民宿。西アサヒは、"老舗喫茶店"という函に"ゲストハウス"の機能が加わって商店街の往来の中に鎮座していたけれど、此処もそんな感じ。

名前の通りで、国内外からの旅行者が逗留する"ホステル"と、
クラブイベントで若人が集う"バー ラウンジ"とが一緒になった建物。ワークスペースの提供もしているらしい。街にヒトが集まるための場を整えて、街に溶け込むお商売をしているように見える。
e0076761_01360366.jpg
此処は、元カラオケボックスであったって本当?随分と広い。
e0076761_01361270.jpg
得物を持参しているからドミトリーではなく個室にしたんだけれど、ベッドが広くて快適でした。
来年また泊まるのも良いかな…と思いつつ、福岡市街地には他にも面白そうな旅籠がいくつもできつつあるので目移りしそう。


*


稽古へ行く前のバンメシは、宿泊先から歩いてすぐの場所にある daylight kitchen organic
志が低いオレが、お洒落オーガニックカフェ(←棒読み)へ行くなんてっ。だって、旅行中の非日常ですからっ。
何事も経験ですっ。
e0076761_01352761.jpg
野菜のグリルは、お世辞抜きで美味しかった。
しかし、これとご飯だけでは足りなかったというか偏っている。たまになら良いけれど、
毎日これだったら栄養不足になると思う。
e0076761_01353957.jpg
だもんで、お夜食のつもりで一緒に買ったパンをお夜食の時間になる前にぺろっと食べてしまった。
栄養価の偏りは後でなんとでも帳尻を合わせるとして、とりあえずは稽古と試合に必要な熱量を摂取しないとならない。
これって、外食が嵩むとやや悩ましく思う現象なんだけれど、
たまに海外へ旅して行った時はあんまり気にならない。何故だかな?
日本にも禅宗で精進料理の食文化がある筈なのに(だからか)、「菜食」と称すると過剰に禁欲的に無理する感が漂ってくる、そんな気がする。

そうそう、そういえば
2〜3年くらい前に「精進料理」が次に流行る"食"だって予測をどこかで読んだか聞いたかした記憶があるのだが、
いまだ実感が無い。いまだ世間は空前の「肉」ブームの真っ最中だと思う。
肉バルとか、肉フェスとか、熟成肉とか、塊肉とか、骨付き肉とか…


まぁ、いいや。



by snowy_goodthings | 2017-09-16 18:45 | 外食記 旅先

Hirokoさん

横浜の我が家からだと、
東名高速道路・新東名高速道路・東名高速道路・名古屋瀬戸道路を通って
長久手ICまで320kmくらい。9ヶ月ぶりに、ばびゅーんと来たぜ、日本のほぼ中部:愛知県。

□横浜から高速道路でのアクセスが良い。かつ、収容台数十分な無料駐車場がある。
□名古屋市内から公共交通機関でアクセスが良い。
…という理由から、私から待ち合わせ場所に指定したのは、トヨタ博物館。
e0076761_22352438.jpg
待ち合わせ場所にしただけだし、
展示を鑑賞することなく滞在10分足らずで辞去してしまったのですが、
此処に並んだクルマを見たら自動車産業の歴史をまるっと知った気になれる筈。
いつか此処を目的にして走りに来よう。
おそらく、日本が存在する限りトヨタ自動車さまも存在する筈。

そんな言い訳をしつつ、トヨタ博物館を出て左折して、県道215号線沿いに建設中のIKEAを見下ろしながら
べーゔぇのナビに従って、リニモ愛・地球博記念公園駅の前でぐぐっと左折。
平らに田畑が広がる土地をゆっくり走って、着きました。

此処こそが、最初の目的地。
店主さんに教えて頂いた通り、黄色い自動販売機が目印の倉庫。
e0076761_23393292.jpg
サウン スンダ Hirokoさんは西ジャワ料理の定食屋さん。
名古屋から来るお仲間さんに「この機会に行きたいお店とかあります?」と訊いたら教えてくれたのが此処。

私1人が雑な菜食、お仲間さんとオットは肉も魚もモリモリ食べるので、その旨お店へメールで相談したら
「細かい情報を教えていただければできる限りで対応させていただきます」なんて
頼もしいお返事が届いたもんだから、その言葉面にクラクラと一目惚れした。
でも、さすがに1人1食ぶんに出汁を変えたりは申し訳ないし、
「lacto-vegeだけれど、宗教などの理由ではないので厳格ではない」
「お惣菜の肉・魚・卵を変えて頂けると助かります」とお願いし、
さらに「横浜から車で行くので、着くのは13時〜14時頃と大雑把な予定」と、
腰低く頭が高い予約をしたら…

私の前に出てきた "西ジャワ6種類のお惣菜+スープ+ご飯 Aセット" は完全菜食のお献立でした。
(要予約)
見よ、この見目麗しき膳を!
e0076761_23391612.jpg
テンペは芸術的に美味しかったし、豆腐の包み蒸しは見事だったし、エビじゃないクルプは珍味だった。
今日は植物性のお出汁で作られたという"本日のスープ"はココナッツカレーみたいで、
やたらめったら美味しい。なまら好きな味で、これはずっと飲み続けられると思う。
  "カレーは飲み物。"なるカレーチェーン店について、ふざけた名前と思っていたが、
  すまぬ、撤回する。ふざけていなかった。確かに飲める。←感激しすぎて支離滅裂

もしもっと食らえる胃袋があったら、サンバルで白いご飯をもう1膳とかいきたくなりそう。
そのくらい、とにかく美味しかったのです。

わざわざ来る甲斐がある場所でした。
何故、我が家の近くにこのお店がないのだーっ?
できることなら、この倉庫ごとHirokoさんをお持ち帰りしたい。
e0076761_23394287.jpg
しかし無理だから、せめてまた来ます。
(^o^) 是非に!


by snowy_goodthings | 2017-08-17 14:45 | 外食記 旅先

黄檗禅宗 瑞芝山 閑臥庵

黄檗禅宗 瑞芝山 閑臥庵 で、京懐石普茶料理。
e0076761_21242633.jpg
普茶料理とは、江戸時代に中国から伝来した精進料理。
油の使い方に特徴があって、胡麻豆腐や魚を模した"もどき"料理など、華やかで少し濃い口当たりのお料理が特徴。
…という事までは勉強してきたのだけれど、
目の前に並べられた食膳は想像をずっと超えていた。
e0076761_21370188.jpg
皿の向こう、枯山水のお庭が借景みたい。
花にも草木にも命はある。食べるのが惜しくなるのだが、食べた。
e0076761_21381323.jpg
わーい、見目麗しい"もどき"料理。これは「栗もどき」。
e0076761_22183812.jpg
これは「鰻もどき」。
いずれも、殺生・煩悩は除かれたお料理であるのだが、むしろかえって生々しい気配を感じるのは何故だろう。
食欲の業(ごう)とか考えてしまう。
e0076761_22240050.jpg
五観の偈(ごかんのげ)
  一 計功多少 量彼来処
  二 忖己德行 全缺應供
  三 防心離過 貪等為宗
  四 正事良薬 為療形枯
  五 為成道故 今受此食
…の四つめを、今夜は腑に落ちて感じ入りました。
武徳殿から鞍馬口までの道中でちょっと体に不調を覚えて(いつもの脱水症状)、
食に挑むに良い態度ではなかったのだけれど、食べている間に元気になった。びっくり。
e0076761_22242533.jpg
かくして、食らうことで人は生きている。

時々、頭上=屋根の上を軽やかに駆け回る足音が聞こえてきて、
「猫か?」と思ったら、お給仕してくださった男性いわく「鼬(イタチ)です」と。なんと。
  帰りに大きな四つ足のケモノを見かけたが、素早すぎて猫か鼬か識別できず。

長居してしまいました。
ご馳走様でした。
e0076761_22244001.jpg
そして思った。
また来年も伺いたいです。今度はしっかりコンディションを整えて。
そうだ、こうも思った。
久しぶりに、"静か"な京都の街を歩いた。


*


此処に来るための細やかな予約のやりとりを中継ぎしてくださったのは、チズルさんである。
そのおかげで、初来訪なのに、ちょっと"親しい"心持ちで門をくぐる事ができました。
ありがとうございます。 (^_^)/


by snowy_goodthings | 2017-05-02 21:00 | 外食記 旅先

昼食

ヘルシンキ中央駅の斜め向かい、
Forum ショッピングセンター3階にある Kippo でヒルメシ。
e0076761_23544939.jpg
情報源は VisitFinland.com 「ヘルシンキでヴィーガン料理」
  ノルウェーもフィンランドも、政府観光局の公式WEBサイトはよくできている。
  iPhone が死んでしまったおかげで、現地ではほとんど恩恵に預かれなかったのだが、
  準備の段階ではたいへんお世話になりました。
"フィンランドの輸出製品ナンバー1が、プルドオーツ(オート麦)になる日も近いかもしれません。
本当に!"と書かれていた通り、この街ではオート麦製品はよく見かけた。

お店のお兄さんに、勧められた通りのものを食べた。
e0076761_00105589.jpg
"GREENTHUMB" ってスムージーと "ZOHAN"って温かいサンドイッチ。青々としている。
腹持ちが良く、美味しかった。


北欧に来てから、パン食が愉しい。美味いのだ。
コペンハーゲンも、ベルゲンも、スタヴァンゲルも、フロムも、オスロも、ヘルシンキも、
何処も彼処も。



by snowy_goodthings | 2016-08-14 13:30 | 外食記 旅先

朝食

宿の近くにあるイケているパン屋さんでアサメシ。
e0076761_17030557.jpg
ベルゲンで "vegetarian" と言うと、だいたい Lacto-Ovo になるらしい。
マヨネーズソースは断ったが、チーズは断りきれず。"すごい薄く" という私のお願いに
お兄さんは律儀に応えてくれた。

パンがたいへん美味かったです。パンだけでも結構な密度のご馳走。





by snowy_goodthings | 2016-08-06 08:30 | 外食記 旅先

京都で飲み食いしたこと

GWに京都で宿泊することの苛烈さは増していくばかり。辛い、辛すぎる。

今年の宿は高台寺のすぐ傍、町家一棟貸し。
e0076761_23050808.jpg
楽天トラベルで探して、他のホテルと一緒にリストされた中から選んで予約をしたのだけれど、
これって Airbnb など最近よく見聞きする「民泊」というやつではないだろうか。
仕事柄、知っておいたほうが良いサービスであるので、稽古仲間さんも誘って合宿することになった。
何事も経験です。

ホテルと比較して一番のメリットは、
日本家屋ならでは、どの部屋にも長押や鴨居・付け鴨居があるから、道着・袴を吊るせること。
これは、ありがたい。


*


まず5月1日、Flickrの皆様には毎年いっつもお世話になっております。
今年は、自分の予習不足な好奇心から、高台寺境内 Slow Jet Coffee 集合でお願い。
e0076761_22195722.jpg
デジタルプリントの同じ柄した Kimono を着た旅行者達の波に右往左往して、
迷子になった挙句に拝観チケット売り場で正しい場所を教えてもらって、やっと着いた。
e0076761_22414158.jpg
自分が指定したお約束時間に遅れました。す、すみませぬ。
e0076761_22530018.jpg
しばし、お喋り。そして思った、
円山公園・八坂神社・清水寺の周辺はたいへんな人通りだけれど、此処はとても静か。
e0076761_22551614.jpg
そしてお夕食に連れて行って頂いたのは、河原町にある京町家イタリアンろんくす
e0076761_23004345.jpg
乾杯して、食べきれない量のご馳走をせっせと頂きました。
e0076761_23020943.jpg
美味しかったです。
e0076761_00001106.jpg
チズルさんには、来るたびに知らない・想像もしなかった場所に連れていって頂いている。
京都は何度来ても知り尽くせない。いつもありがとうございます。


*


5月2日、演武大会後は恒例の貴久政ランチに行く先輩達とは別行動、新京極通りのほうへ。

ちょっと調べてみたら、
京都市街地にはヴェジタリアンもしくはヴィーガン向けの食事処が結構な密度で存在している。
少し街の中心から出れば、精進料理の店もいくつかあるし。

毎年1店ずつ攻略していこう…というわけで、今年突撃したのは、cafe MATSUONTOKO
料理はすべて、肉・魚・卵・牛乳製品・蜂蜜・砂糖を不使用。
e0076761_23221826.jpg
初めてだもんで、看板メニューを。
第一印象のこじんまり感に反して、満腹になりました。驚いた。凝った味で美味かった。


夜は、宿の近くで晩酌。
e0076761_00011639.jpg
お店の名前は…忘れた。奥に坪庭がある素敵な設え。
e0076761_23284108.jpg
坪庭に猫が沢山いて、こちらを見ている。
e0076761_23291244.jpg
猫の視線を感じながら、野菜ピザ。
e0076761_23324789.jpg
本格感は皆無、家庭で我流に作った感じのビジュアルなんだが、悪くなかったよ。


*


そして5月3日。
美しい、六盛さんの「手をけ弁当(登録商標)」。
e0076761_23354727.jpg
ご馳走様でした。



by snowy_goodthings | 2016-05-03 16:00 | 外食記 旅先

ラスベガスっぽくないヒルメシ

ストリップ北限まで来てしまった。

LITTLE VEGAS CHAPEL …ラスベガスって婚姻手続きも観光資源なんだっけ。
昔そんな映画で観たぞ、「Honeymoon In Vegas」だっけ。
エルヴィス・プレスリーそっくりさん大会があって、エルヴィス達が続々と空を飛ぶやつ。 ←あらすじは忘却の彼方
e0076761_22400497.jpg
此処では、エルヴィスのそっくりさんがお祝いしてくれるらしいのだが、
ウィンドウから此方を見ているマリリン&エルヴィスは、あんまり幸せそうには見えない。むしろオドロオドロしい。
e0076761_00204081.jpg
この区画から北は質屋街であるらしい。
旅行者のひとり歩きは推奨しないと聞いていたので、バス停で24時間乗車券を買って DEUCE に乗った。
自動券売機のメニュー表示が、最初スペイン語だもんで、びびった。
言語選択画面に並ぶ顔ぶれが、この地域における勢力分布なのかしら。

渋滞を心配したのだけれど、ストリップよりも北は車の流れが良くって、
あっという間にダウンタウン到着。
e0076761_22401657.jpg
ラスベガス発祥の地は、風景が平らだ。
e0076761_22402682.jpg
寂れているというか、古臭いというか。
派手な造形の建物・ネオンが沢山並んでいるけれど、ストリップに並ぶ作り物感が漂う異国情緒な街並みとは違う。

e0076761_22403512.jpg
"古き良き時代"って、こんな感じだろうか。←リテラシー不足で感想の語彙が乏しい
e0076761_22404319.jpg
でも、とても現代的な雰囲気もする。
e0076761_22405381.jpg
夜、ネオンが輝く時間に歩いたら綺麗だろうな。
e0076761_22410385.jpg
この界隈は、子供連れ家族が多い。旅行者ばっかりじゃないよね、きっと。
e0076761_22411223.jpg
フリーモント通りの東側、 Downtown Container Park
e0076761_22412031.jpg
ラスベガスは、もしかしたら一生でただ1回の訪問になるであろうから、行ってみようと思ったお店で食事。
コンテナパークに入って右手すぐ、 Simply Pure
e0076761_22412861.jpg
いわゆる vegan cafeです。
日本で"ヴィーガンなんちゃら"と言ったら、浮世離れに健康なんだろうが不健全そうというか、
排他的に気高く気難しそうというか、そんな雰囲気が漂うけれど(←ごめんなさい、まったくの偏見です)、
此処のお姉さん達は颯爽とハンサムな人々だった。めっさ好感度高め。いや、ヘンな意味ではなく。

初めて来たので must try は何かと尋ねたら、3種類くらいまで絞り込んでくれたので、その中から
vegan green chile enchiladas を選択。昨夜の気分をひきずって、メヒコ由来の料理です。
美味しい物は美しい。美しい物は美味しい。いや、ヘンな意味ではなく。
e0076761_22413632.jpg
頭の中は鈍痛が充満していたが、胃の中は空虚だったので、そろそろ何か食べたかったのです。
見た目の可愛らしい盛り付けに反して、量は猛烈に沢山であった。満腹。


お向かいのスナック屋にて見つけてしまった。"VEGAN JERKY" って何?
e0076761_22454058.jpg
アメリカ・カナダで販売されている肉製品・動物由来製品は輸入が停止されているので、日本に持ち帰ることはできないが、
これなら大丈夫かな。原材料を教えてもらって、まぁびっくり。
(^_^; サボテンだって。砂漠の真ん中にある街っぽい。


そのお隣、"Locally Made, Handcrafted Jewelry" ってフレーズに心ときめく。
e0076761_22454867.jpg
砂漠の真ん中にある街っぽい、ジャラジャラしたペンダント購入。
昨秋の東欧旅行以来、こういう買い物が増えている。あんまり持ち物を増やしたくないんだけれど、つい。


*


西に戻って、Freemont Street Experience へ。

ハンバーガーレストランの前に体重計があって、 "Weigh Yourself Here"だって。
e0076761_22460130.jpg
それって、意味あるの?

頭上から悲鳴が聞こえてくると見上げたら、ヒトが吊るされて滑走していた。SlotZilla だって。
e0076761_22461187.jpg
それって、愉しいの?



by snowy_goodthings | 2016-01-03 15:00 | 外食記 旅先

Tiger

Mrs Macquarie's Chair を抜けて、
Sydney Opera Houseとは反対側、Woolloomooloo Bay 側をずんずん歩いていく。
e0076761_00400946.jpg
うーうー…(^.^; ここって、
ウールルームールー湾?それともウルムルー湾?
e0076761_00400536.jpg
日本のとある私立高等学校は、
修学旅行で2年に1回シドニーを訪れるのだが、生徒さんは
Mrs Macquarie's Chair より東側への立ち入りは禁止されているそうです。
e0076761_00405407.jpg
お昼時に歩いて行った限りは、治安がどうこうとか、特に感じない。
e0076761_00515072.jpg
海沿いには子供達が空手を稽古するスタジオや、感じの良いカフェなど並んでいたし。
e0076761_00400207.jpg
でも、夜は雰囲気違うのかしら。


で、そんな界隈にやってきた目的は、
Harrys Cafe De Wheels でオーストラリアン・ミートパイを食べること。
e0076761_00413985.jpg
シドニー滞在中に肉を喰らうのは、この1回だけだろうから
徹底的にシドニーっぽい肉料理。
モリシ先生、ごめんなさい。
  ↑
  そして夜、完膚無きまで打ちのめされるのである(予想通り)
e0076761_00415136.jpg
食べたのは、一番人気の"Tiger"。
e0076761_00420004.jpg
パイ皮に包まれたビーフシチューの上に
マッシュド・ポテトとマッシュド・グリーンピースとか覆い被さり、さらに
BBQソースがかかっている。


…美味しいかどうかといえば、いたって「普通」な
粗野に大味な軽食。
美味しいよ
すごく感激するほど美味しいというのではないけれど。
容赦なく、たっぷり。
e0076761_00424315.jpg
「いちど食べてみたかったんです」
自分の舌には、一生のうちに一度だけ頂ければ充分かなぁ。
そんな食べ物。でも、また来たら食べるかもしれない。

あぁ、なんて傲慢な物言いを。
(>_<)



by snowy_goodthings | 2015-05-30 13:10 | 外食記 旅先


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

プロフィールを見る
通知を受け取る