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Glasgow, Dublin, Belfast まとめ(こっそり再開中、たぶん終わらない)

昨年11月のLA遠足の写真現像および備忘録が終わっていないのに、次の遠足が始まって終わった。
あはは…
3月=年度末の繁忙期の寸前ぎりぎりで休める日を見極めて出かけたつもりが、
仕事がbitの波に乗って追っかけて来たり、30年ぶりにインフルエンザに罹患してフラフラになりながら帰国した翌日には診察を受ける前に出勤したり、その翌々日には診断を受けたけれど無理やり出張したり、挙句にオットに伝染したり、etc. なまら過酷な次第となったが、なんのその。
行って良かった。そして、また行くつもり。何処に行こうか、あるいは何処へ行けるか。

旅の"きっかけ"であった Morrissey グラスゴー公演については、バカみたいな負けん気を発揮して「メディアだろうが、ファンだろうが、何者だろうが、その場にいなかった連中が"偉そう"に当て推量で断定的物言いをする大儀は何ぞや、■▼◎×▲(←暴言自粛)」とか吠えながら書いたのだけれど、現在は如何ともし難い状況につき、後が続かない。
まぁ、いいや。いずれ書く。


UK & Ireland 自分みやげ:ペニー・ペンス小銭の盾。
これ!
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'LIHS'盾バッジをみていて、作りたくなった。
グラスゴーとベルファストでこまごまと現金精算して小銭を貰いまくったが、2pを獲得できず…がっかりして帰国したら、UKでの杖道セミナー経験豊富な師匠が持っていて頂くことができた。
先生、ありがとーう。(^o^)
3年前のグラスゴー遠足で余った、現在このままでは使用できない£1硬貨とセットで完成。


*


旅写真は、少しずつ現像しては Flickr にアップロード済み。


行き先について「いつか行きたい」と「また行きたい」とを実行できたのは嬉しい。
ただし、今回は"楽しい"とは言い難い写真も数枚、いや十数枚か、違うな、数十枚ほど。
もとい、100枚くらいあるかも。

*

10/1追記:

…と、書きかけて、旅の主目的=Morrisseyについては頭の血管キレそうな勢いで書いたものの、それ以外の見聞についてはなんと書こうか迷いまくって放置していた。

でも、ダブリン公演の朝に3Arenaのドア前で地べた座りしながら作業したという愉しい思い出を伴うデータプロダクション案件が、先々週1冊の本になって発行されたり、なんだか "きっかけ" という言い訳にできそうな事があったから、そろそろ書く。(本に書かれたフィールド期間が、このときの旅行+帰国直後の出張の期間とぴったり重なっているから忘れようがない)
それと、同じく先々週にCharles Aznavourお爺ちゃんのコンサートで歌を聴いていて、しばらくモヤモヤと考えていた事についてやっと閃いた。

次の遠足が始まる前に、書く。
ノ(^_^;

とりあえず…
2月17日のグラスゴー公演のブート音源とか聴くべ。←あの日の記憶に逃げる


10/2追記:

昨日「書く」と宣言してすぐ後、日本時間で21時過ぎに Charles Aznavour お爺ちゃんの訃報に接して、再び停止中。今年の2月にあった事について、思い出話とかをするのは、今はちょっと辛い。オレは、まだそんな年寄りじゃないから。2週間前の世界と今日の世界とが違い過ぎる。
なんなんだ。何が自分に起きているのか。大丈夫なつもりなんだけれど。


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■ February 16. 2018



■ February 17. 2018

Morrissey 'UK & Ireland Tour'グラスゴー公演について。
例によって自分の身体と知覚能力で見聞した事のみ書いた、自分のための備忘録。
故に、私の書いた事を信じてはいけない。これは私にとっての事実でしかない。
3年前に同じ場所でこのヒトを観た・聴いたときと自分の中での"Morrissey認識"はブレていないと思った。
おじさんが歌っている場所に居合わせたいのです。それだけ。
あ、ファン同士の絡み合いとの関わり方は変わった。
↑しがらみが面倒臭いというかツライ
3年前は肉も魚も卵も牛乳も摂取していたが、"いま"や最初の2つは普段から滅多に食べなくなり、後ろの2つも渡航先ではほとんど摂らなくても生存できた。
過去に比べたら、現在の自分は違っているか。


please kindly note*
© 2018 Yukiko Nakagawa
These photographs of "Morrissey" are just personal memories taken by NON-professional photographer audience, me.
Most importantly, Mr. Morrissey’s right of portrait has precedence over my copyright.


■ February 18. 2018



■ February 19. 2018

グラスゴーのバス停


笑い飛ばしてお終いにするべき現象なんだけれど、「私の意見」として書き残しておく。オレって小さい。
UKは"言論の自由"が保障されて三権分立した民主主義の元祖で日本と同じ立憲君主制の国ですから、たぶん許してもらえる。
したっけ、インターネットの普及により誰でも「意見」を述べられる時代にあって自分と異なる「意見」に接したとき、不寛容になる・否定したがる・勝ちたがる・黙らせたがるのは人類がどんなに理性・知性を持っていると偉ぶっても抗えない大脳辺縁系が働きまくる生存欲求なのかな。それって、動物・植物・etc. の生態系のあれこれと変わらない…
驕るな、人類。←ここ、笑い飛ばすべきところ
かつ、私の書く事など信じてはいけない。私の海馬は、私が見聞できた事のみ記憶している。ぜったいに全部ではない。
どうか、ご自身の身体を以って知覚して考えてください。
それこそが真実。
2月19日に書いた独り言を帰国後に書き直したり書き足したり4月1日まで加筆して、やっと腑に落ちた。
我ながら愚行だったが、押し黙っているくせに好奇心は隠せない"Just Look"な野次馬思考停止はイヤだったんです。
ごめん。


■ February 20. 2018

Morrissey, UK & Ireland Tour、ダブリン公演について。
セットリストは同じなのに、ショーの雰囲気は随分と違った。フワフワでキラキラ、とことん素敵な時間。
事実描写は少なめ、自分でもイラッとくるほど自分の独り言ばっかり。しかし、それが私。開き直る。


please kindly note*
© 2018 Yukiko Nakagawa
These photographs of "Morrissey" are just personal memories taken by NON-professional photographer audience, me.
Most importantly, Mr. Morrissey’s right of portrait has precedence over my copyright.

■ February 21. 2018

ダブリンの元薬局


■ February 22. 2018

ダブリンは緑、ベルファストは赤


■ February 23. 2018



■ March 24. 2018







by snowy_goodthings | 2018-11-28 00:00 | 旅行記

伊那谷

素晴らしい、でっかい地溝。
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by snowy_goodthings | 2018-11-02 15:45 | 旅行記

久留米と福岡、飲んだり歩いたり食べたり

稽古事が主たる目的の旅でありますが、空港→宿→大会会場→宿→空港の隙間にちょこっと街歩きもしました。


*

10月13日 土曜

午後、福岡空港から久留米への移動は高速バス。
なかなか広い国内線ターミナルをごろごろスーツケースを転がして売り場まで着いてバス乗車券を買おうとしたら、誘導係員のお姉さんに「久留米までですよね?」と声を掛けられた。曰く、さきほども長い袋を背負った団体が久留米ゆきのバスに乗り込んでいった、と。全国津々浦々から杖使いが参集中。
杖道って福岡県が発祥の神道夢想流杖術などがルーツの武道なんですよ、という広報的なご紹介をしました。なかなか福岡県が地元の方でも、杖道を知らない人が多いのはあるある。


西鉄久留米駅で下車。
我々:中川も石田も相方氏の到着は今夜遅くなので、会場の下見はせずホテルへ直行。その途中でえらい琴線に触れる名前の八百屋さんをみつけた。
ザックベジタブル。
名前に惹かれて、バナナを購入。無限で無間なサブミッション技を得意とするZack君が店番をしているという意味ではなく(綴りは 'Zac Vegetable')、街の綺麗な八百屋さん。
そして、バナナと一緒に受け取ったレシートに印字された店名は「かいぶつくん」だった。え?
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この暖簾は見覚えがある!前回初めて久留米へ来た時に連れてきて頂いた、"The 久留米ラーメン"店、大栄ラーメン。
あれは2014年3月のこと。美味しかった。地元の老舗に間違い無かった。あの頃、私は肉も魚も卵も食べていた。
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2018年10月の今、久留米に初めて来たオットには是非とも此処でほんまもんの久留米ラーメンを食べてもらいたいんだけれど、結局いろいろ心配して断念。


私が2回目の久留米で是非来たかったのは、此処であります。繁華街からちょっとだけ離れた通り沿いにある、COFFEE COUNTY
福岡にカフェがあるそうですが、コーヒー豆好きとしては焙煎所っぽい此方のお店に来たかった。
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選んだ豆は Las Puertas COLOMBIA のダークロースト。
豆200gは自分用の土産。そして、たいへん丁寧に時間をかけてドリップされた1杯を頂きました。感激、芸術的に旨い。
やばい。このコーヒー1杯を飲むためだけを目的にまた久留米まで来たくなる。←思わず、稽古を忘れている
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それと、これも買った。ワインのようにボトリングされたコーヒー、cafevino。2017年…まるっきりワインのような熟成感。
帰って冷やして頂くのがめらめらと楽しみであります。
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"グルメの街、久留米"はラーメンや焼鳥やホルモンや豚足や肉うどんだけじゃなくってよ。
まったく土地勘が無いために、西鉄久留米駅のタクシー乗り場で「此処に行きたいんです」と運転手さんに Google Map を示して、無線で本部にナビ検索・登録をしてもらって20分ちょっと東に走って狭い道を右に左に右に曲がって着いたのは、たいへん静かなお山の麓。
タクシーを降りて、はて?と思っていたら通りすがりのおばさまに「お食事しに来たんでしょ?入口はこっちよ」と声を掛けられた。ありがとうございます。
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久留米で菜食、古民家レストランはぜさんはいわゆるマクロビオティック。食事法についての難しい云々はさておき、眼下に展開されたいろどり麗しい皿をひたすら愛でる。美味しいものは美しい、その定理の通り。
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ずるいー、野菜も旨い久留米。
さっきのコーヒーと一緒に、このひと皿を喰らうためだけを目的にまた久留米まで来たくなる。←思わず、稽古を忘れている


西鉄久留米駅前に戻ってきて…

「ひとづま!」「ひみつのじかん!」表通りが繁華街だったら、裏通りは歓楽街。
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空港から移動中に一緒だった北海道の先輩が話していたけれど、久留米といえば、松田聖子、チェッカーズ、etc...
きゃーっ!鮎川誠さまっ!
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アーケード商店街には、全国からやって来た杖使い達がわらわらと往来していた。誇張ではなく、2〜3分おきに次から次へと、誰かしらと遭遇するのでありました。
向こうから●●県の▲▲先生によく似た人が歩いてくるなぁ…と思ったら、ご本人だもんだから驚いた。

皆様、明日に大きな試合を控えて考えることはご一緒の模様。
当然、神奈川県の面々にも遭遇して「あっちの店で呑んでいます」とか声を掛けられたけれど、いや、もう我々は今日はもう寝ますから。今週は色々あってずっと遅かったし。オットは大事を取って、明日の試合が終わるまで断酒中だし(都大会のときみたいに痛風で動かない足引き摺って試合しないように)。

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こうして、1日目は終了。すごい早寝した。


*


10月14日 日曜

旅の目的であります、第45回全日本杖道大会でした。
その事については、作文済み。で、後日、道場で大笑い自慢合戦となった話:
全剣連主催の全日本杖道大会で、私個人(相方はこれまで2人いらっしゃる)決勝戦勝率は28.6%(2勝/7戦)。一方、我が師匠の同じく勝率は83.3%(5勝/6戦、昇段した時にその段位の試合がまだなかったというハンデ付)。
あわわ…
※杖道振興会主催の全国大会、ローカルな神奈川県大会は除く。含めたら、大変な数値になる。


大会が終わって、西鉄に乗って天神へ。本日は福岡泊。

目の前を歩く「エホバの証人」御一行様のキャリーバッグの形をした光るビルボードが気になる。
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福岡では酒を呑んで打ち上げる事しか考えていなかった…
今泉の細い路地を畝々っと行ったところに、美味しそうな気配がする南インド料理を看板に掲げる店があったので、そこで晩メシ。これが大当たり。
メニューを見た第一印象では、ラムレアステーキとかタンドリーチキンとか肉々しいメニュー写真がキラキラと並んでいるんだけれど、ミールスは「ベジしかありません」と言うから痺れる。

106 South Indian のミールスは、我があんまり多くはないミールス体験の中で最高に感動的な一皿でありました。見よ、ご褒美のようなご馳走を。
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この1皿の口福を喰らうためだけを目的にまた福岡まで来たくなる。←思わず、稽古を忘れている


満腹になって、薬院六つ角の Music & Pub Fools Gold へ。酒、解禁。
「やっと、さけだぁー」「のむでしー」良かったな、お前達。お店のお姉さんに「可愛い」と言ってもらえて。
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窓辺に Morrissey の"抜け殻"シャツ。
昨夜は近くで "The Smiths Night" があったそうで、「これ(シャツ)と一緒に記念写真を撮ったんですよ」だって。あはは、頭おかしいですねー、褒め言葉ですー。自分だって他人様のことは言えませんから。
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今日は1日が長かった。さすがに疲れて沢山は呑めず。
ホテルへ戻ろうと国体道路を歩いていたら、目の前をさっき一緒に賞状を受け取った相方氏が横切ってびびった。福岡で仕事だって聞いてはいたけれど、人口158万人の福岡市の繁華街で神奈川県民がばったり遭遇するのって、どういう確率なんだか。
さらに驚いたのは氏とご一緒にいらした方は、新橋のオット弟の店に来た事があり、さらに別の場所でオット弟に遭遇した事があるんだって。どういう確率なんだか。

こうして、2日目は終了。そこそこ早寝した。


*


10月15日 月曜

路地で出会ったニャンコに「にゃうにゃう」撫でろと要求された。甘え上手にゃん。
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STEREO COFFEE では、ホットサンドを肉抜いて作ってほしいとお願いしたら断られた。なので、私はハンドドリップコーヒーだけで朝食。←dis'る意図はありません、あった事実描写のみ。ただ、"やっぱり"と思ったのは日本においてしばしば遭遇する「菜食」という食行動に対する"面倒臭い"取り扱い感。致し方無し。まぁ、いいや。
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福岡市のコーヒーは果実っぽい酸味混じりが多い印象なんだけれど、此処もそうであるっぽい。今の自分の好みよりも酸っぱいかな、ちょい相性が悪かった。フルーティなコーヒー好きさんなら、悦ばれるであろう。


道場へのお土産を買うべく、柳橋連合市場へ。
久しぶりに来たら、景色がちょっと違う…大通りに面した一画はビル建設中で、海外から旅行中と思われる若人達と出張中と思われるサラリーマンのおじさん達で賑わっていた。
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福岡での寄り道は午前中でお終い。
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福岡空港へ行く途中、博多駅で途中下車。
さらに道場へのお土産に「努努鶏」とか買って(←他人様が肉を喰らうのは気にしない)、Zack Sabre Jr. 君いわく "hidden vegan gem" なお店 Evah Dining で昼メシを購入。
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そう書くとさくっと調達できたように読めるけれど、いくつも同じような名前のビルや商店街が「塊魂」みたいに連なる博多駅は迷宮であった。
横浜駅の"いつも工事中"なダンジョンっぷりとは、異なる難しさ。どっちが筑紫口でどっちが博多口か。どっちが東でどっちが西か。


蛇足だけれど、今日の私が着ていたTシャツはこれ。

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帰ります。
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帰ったら、汗かいた道着とか袴とかを洗濯しなきゃ。



by snowy_goodthings | 2018-10-15 13:00 | 旅行記

陣馬形山

台風通過後、晴れたり曇ったりの伊那路。
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不覚にも、このあと展望台の階段ですっ転び、
さらには低気圧偏頭痛+峠道で車酔い+貧血で立ち上がれなくなる。
(>_<)

次に行った養命酒さん駒ヶ根工場では駐車場の車の中で寝て過ごして、最後に予定されていたミーティングまでにはなんとか復活…と、言いたいが、まだちょっと調子が悪い。

帰宅したら晩メシ抜きで寝るべ。
はっ、這ってでもお土産ショップで「養命酒」か「高麗人参酒」どちらかを買ってくるべきだった!


by snowy_goodthings | 2018-09-07 17:50 | 旅行記

別嬪、別府市

昨日~今日は仕事で別府へ。
(福岡市城南区別府ではなく、大分県別府市です)
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大分県へ来たのは初めて。行く先々で「人生"初"別府なんです」という挨拶を繰り返した。もう知らない街ではない。

で、そのなかで印象が強かったこと:会った人達の過半数がいきなり初対面の人間にそこまで語るんですかって驚くほどにご自分の半生について・ご自分の家族について詳しく語る。
私のほかに何人も既知の人々がいる時は、まぁ解る。しかし、聞き手が私ひとりしかいない時でも、よく語る。聞いちゃって良いのかしらって心配になるくらい立ち入った身の上も聞いたような気がする。
かつ、そうやって語られる中身が濃い。話された内容は全部がぜんぶ、「自分」について。誰か他人を持ち出し、相対比較する(見上げる・見下す・羨む・貶める・同一視する・隔てる・断じる・噂する・etc)ことで自己肯定感を担保するみたいな語り方をしない。
その中のおひとりが言っていた、「私は私、他人(ひと)は他人(ひと)」。自分は自分自身を生きる事で目一杯満たされている、と。だからかな、どの方のお話も伺っていて面白い。話し方の上手い-下手とか関係無く、どれもこれも、それぞれに。

 はて、偶然にも。
 よく似た言いぶんをして強烈な存在感を放つ人間を
 私は約1名ほど知っている。
 同じような言い回しを聞いたことがある。
 かつては違ったかもしれないが、私が知っているのは
 ご自身の人生を謳歌しまくる今の"いま"の姿のみ。
 含む意味合いはたぶん違うんだが、さておき。

大分空港で数々の観光案内パンフレットと一緒に「別府移住生活」なるパンフレットをみかけたけれど、仕事・震災・結婚・etc.さまざまな理由で「県外から移住した」と話す、みため若いお兄さん・お姉さんとか。
ずーっと「昔に比べ街は変わったけど、自分は変わらない」とボヤくように喋る、みため老いたおじさん・おばさんとか。
あと、日本語の文法が超絶的に正しい海外からの留学生とか。

皆さん、自分についてよく喋る。だからか、初めて来た街なのに、そこに棲む人達の姿が割とよく見えた。他の土地ではあまり無い体験で、面白かった。
まぁね、自分が歩いたのは別府駅前から海の近くまでの狭い界隈だけですから、サンプル誤差は激しいと思われる。そんで、「移住」とか「地元」とかって言葉で修飾される土地は、決して薔薇色なお花畑ではないと思う。それは世界中どんな国・地域でも、同様。
それでも、面白かった。良い印象しか覚えていない。

惚れるっしょ。

※続きはのちほど書き足す


*


なし崩し的に恒例、日本の旅先で菜食できる場所探し。Here, VEGGIE JOINT is the only vegan place in Beppu. 可愛くって、美味しい。
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くっきりぱっきりな色彩の内装とか、紙のストローがささったグラスとか、ベジブリトーボウル(丼)なるメニューとか、日本の地方都市らしからぬ異国情緒が漂うなって思ったら、店主殿はアメリカ帰り。「また来ます」とお約束したので、是非果たしたい。

今日の宿はこんな場所。世界に比類なき温泉の街に来たんだから、温泉っぽいお宿に泊まりたかった。街のど真ん中にひょこっと現れる"古き日本"の風景、山田別荘。
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築90年、瓦葺きのお家に洋風の居間が増築された和洋折衷の別荘建築には、昔の日常と今の日常とが途切れず繋がっている。そう書くと怪談めいた気配がしなくもないが、あんまり怖くない。いや、第一印象は昭和のミステリ映画だった、わくわく。

仕事後は、ひとりでぷらぷら歓楽街を歩き回る。この界隈、猫が多め。女が1人で歩き回るに相応しい場所じゃなかったかもしれないが、それはそれ、緩い認識でやり過ごす。
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前方を竹瓦温泉でひと風呂浴びた後らしき半裸のおじいさんが歩いていて一瞬ひるんだが、えいやっと足を踏み入れた竹瓦温泉横丁。
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この横丁のワインバーにて、とても私のサラリーでは飲めない逸品をご馳走になってしまうという僥倖に遭遇。ビギナーズラックというか、誰かに頼らず独りで来たご褒美というか…ここで2018年夏の運を使い果たしたんじゃないかってくらいな思いをさせて頂くのでありました。酒の神様、ありがとーう。
そういや、久しぶりに「日本人離れした顔をしている」とか言われた気がした。で、一期一会で暫定的に付けられた我が名はフランソワ。
え? (^_^;

正午の飛行機で帰る前に竹瓦温泉で朝風呂。女湯の脱衣場で、風呂上がりのご近所のおばちゃん2人に「何処から来たのぉ?」と陽気に声をかけられて、なぜか福岡県への鉄道でのアクセスの利便性がどうこうという話を伺って別れた後は、風呂場を独り占めして炭酸水素塩泉をじゃぶじゃぶ。
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そういえば前夜バーで会ったお兄さんが面白いことを言っていた、「裸になって地球の熱をダイレクトに感じるのが温泉」「抱かれるように地球の愛を感じるのが温泉」だったかな、既にやや酔っ払っていた時だったから、言い回しの詳細をまったく覚えていないが、そういう意味のことを話していた。温泉への愛を語るヒトは多いけれど、そんな艶っぽい修辞には初めて遭遇した。別府の温泉は熱めだからかしら、浸かる人々も情熱的に我が町の温泉を愛しているのだろうか。どうだろ?

風呂上がりで体は平熱よりもあったまっているから屋外の暑さなんて平っちゃらかと期待したが、今日も暑さは尋常ではなかった。竹瓦温泉から別府駅までは歩いて10分もかからないんだけれど、辿り着くまでに汗だくだく。
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街の彼方此方から立ち昇る湯けむりのせいかなんだか、海岸線が近い街なのに湿度を高く感じる。街全体がフィンランドサウナみたい。



by snowy_goodthings | 2018-07-12 15:00 | 旅行記

香港まとめ

2回目の香港。
都大会を控えた時期だったから、木曜と日曜の道場稽古は休むまいとその間の日程で行って帰ってきた。初夏の香港は、ただただ暑かった。次回はもうちょっとゆったり日程で行こうと反省しているが、いつになるやら。


■June 29

超級英雄、おふたり
香港HMVで 'All The Young People Must Fall in Love'


■June 30

ワタクシ、飲茶とか行きませんからぁ

青松観と青山禅院

眺めるばっかりだから、お買い物は全然しないんだけれど


*


旅写真は Flickr に全部あります。例によって旅情の欠片も無い写真が多め。




by snowy_goodthings | 2018-07-01 07:00 | 旅行記

心ときめく店構え

此処とか。
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此処とか。
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by snowy_goodthings | 2018-06-30 16:00 | 旅行記

道教寺院、仏教寺院


尖東駅からMTR西鐵線に乗って30分ちょっと北上、兆康駅で降りて軽鉄に乗り換え。ちょい時間はかかるが公共交通機関好きだから、たまらんらん。
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第一の目的地はものすごく大きな道教寺院、青松観。
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映画「燃えよドラゴン」の最初のさいしょに映る"寺院"がこちらだそうです。いや、そういう謂れを抜きにしてもたいへん魅力的な場所であります。
正門から拝殿の建物の間はあちこち補修工事中だけれど、それ以外は自由に建物を眺められるっぽい。だもんで、行ったり来たり、てくてく歩き回る。
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広い敷地内には盆栽が沢山。日本の盆栽と見た目がずいぶん違う、鉢の上に草木とお人形とが一緒にいる様子はまるで箱庭。
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広大な敷地内には、寺院と墓所・診療所と老人ホーム・庭園それと精進料理の食堂があるっぽい。
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建物の雰囲気と入口に書かれた文字からの想像なので、間違えているかもしれない。いや、たぶんそうだと思う。
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前殿の裏手にある陶壁画がおめでたい意匠満載。
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知っているモチーフもあれば、知らないモチーフもある。これはいつまで眺めていても飽きない。
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参拝のお作法を知っていればお参りしてみたかった。我々が境内をうろうろしている間に、若い男性おひとり・自分と同世代くらいなご夫婦ひと組が線香と果物を手に参拝されていたので、それを邪魔しないように遠くから眺めるのみ。
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…あ、そうだ。我が在所にある関帝廟は道教寺院ではないか。次回来る時までに地元で予習できるじゃないか。そのうちね。
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神仏を除く宗教施設が苦手で、キリスト教の教会とかモスクとか新興宗教の集会所とかその他色々、立ち入る必然性を伴う目的とか用事とか無いと怖くて入れない気配を感じるんだけれど、此処はぜんぜん平気。宗教というより礼法・作法の気構えとして、子供の頃から教えられたり読んだりした馴染みがあるからか。
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横濱中華街みたいだぁ…とか、本末転倒な印象形成をしちゃったり。
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故人達が眠る場所も芸術的な設え。天井の龍や蝙蝠の彫刻に見惚れていたら、すぐそばに座っていたおばちゃんに笑われた。
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ジョン・ウー監督の映画みたいだ…目の前を鳩がぱたぱたと飛び交う、大仕掛けな庭園をぐるっと回って辞去。
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昨日から「また来たい」を繰り返しているけれど、此処もそのひとつとなりました。建物の隅々まで見尽くしたい。
ついでに精進料理のメニュー表を1枚貰ったから、帰国したらさっぱり知らない広東語を読解して次には此処で食べてみよう。字面だけぱっと見た印象は、素食だけではなく卵・海鮮も含む羅漢齋っぽいものもあるが、正体不明。


*


再び軽鉄に乗り団地街を抜けて、鳴琴駅で下車。
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道路沿いの案内看板に従って、舗装されているが情け容赦ない勾配の坂道を30分位かけて登っていく。
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後になって気づいたけれど、この登山のような行き方を30℃を超える晴天の日にやるべきではなかった。
青松観の周辺でタクシーを拾うとか、うまく捕まえられなければ軽鉄で兆康駅まで戻りMTR西鐵線で終点の屯門駅まで行ってタクシーに乗るとか、やりようはあった。猛烈に反省するのだが、後の祭りである。
ただ、地元の老若男女にとっては週末ハイキングの定番スポットであるらしい。行きも帰りも坂道ではいろんな年齢のグループ・カップル・おひとりさまとすれ違ったから、歩いて行くのが"正調"なのかなっとも思ったり。まぁ、でも、ちょっと辛かった。
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「登ったー」「着いたー」「ぴー」
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第二の目的地はお山の中腹にある仏教寺院、青山禅院。
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建物の雰囲気が先ほどの寺院とずいぶん異なる。
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映画「燃えよドラゴン」のたいへん有名な会話・台詞の場面のロケ地だそうです。観光地っぽい案内掲示と立て看板があるから、お約束な写真を撮ろーう。
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寺院裏手を登った先の竹林の廃墟とか、映画に関係無く魅力的な建造物がいくつも。
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いや、でもやっぱり見るべき物はこれか。
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あはは…
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此処だけは、今日1回の来訪で遣り尽くしちゃった気分満々です。つまり、懲りた。もとい、充分でございます。参った。


山の麓にある学校みたいな建物で、昼寝するニャンコにガンつけられた。
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この学校は廃墟で今は猫屋敷なんだろうか…針金で開かないよう封じられた正門前には、お猫様達の食事後と思われる魚の骨が転がっている。
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そうでした、猫はパンダを除きほとんどが肉食。


唐突なんだけれど、香港とイスタンブールとは似ていると思った。
街中の生臭さとか、いろんな人種の人がいるとか、宗教を中心に置かない政治体制下にあるのに街中の彼方此方に様々な宗教施設が存在するとか、野良犬・野良猫が自由奔放であるとか。どちらも東洋と西洋とが交錯・衝突した歴史を抱えている街だし。"いま"現在も何かしら軋轢が起きているし。
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まぁ、自分の拙い見聞の記憶において類似点をいくつか見出しちゃったというだけの話です。それだけのこと。



by snowy_goodthings | 2018-06-30 15:15 | 旅行記

先生、教え子

再び来ました、香港文化博物館「武 ‧ 藝 ‧ 人生 ─ 李小龍」。
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今日はオットと一緒に来ました。
人間の増員に伴いヌイグルミも増員。らびさんはアメリカ生まれなんだが、我が家に来てからこれが初めての海外渡航だね。
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本当は昨年11月27日、ブルース・リーのお誕生日(満年齢で77歳、喜寿!)に再訪するつもりだったのが延びに延び、2018年7月20日までの会期終わり近くにやっと来ることができた…と思ったんだけれど、出発間際に博物館のサイトに追加された告知を見て動揺した。
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博物館延續李小龍傳奇!
「武‧藝‧人生 — 李小龍」展覽自2013年開幕以來,深受觀眾歡迎,平均每年接待六十萬觀眾。今年適逢李小龍逝世45周年,我們很高興與美國李小龍基金會達成協議,把展期延至2020年7月;同時,其他借出珍藏的海內外收藏家及相關機構,亦願意繼續支持展覽,讓李小龍的傳奇在香港文化博物館內延續,在此謹一併致以深切的謝意!
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没後40年を記念して2013年から始まった展示は年平均60万人を動員する人気を博していることから、2020年7月20日まで会期が2年間延びたそう。
あぃやー。もっと早くそう告知されていたら、都大会まで間近な時期に慌ただしく来る事はしなかったのに…とか恨めしく思いかけるのだけれど、自分が旅できる機会は限られているから。そういう巡り合わせだったと受け容れて、あんまり文句は言うまい。
(^_^;
一昨年「また来たい」と思った通りに再訪できた幸運を、まず喜ぶ。ついでに、また来るチャンスができたって良い方に考えてしまえ。

事実、また来た意味はあった。
前回観たときから何箇所か展示の配置・内容が変わっていて、初めて見た資料もあったし、見た覚えがある資料も此方の捉え方がちょっと変わってきているから見直せば新たな印象が沸いてくるし。

自分の記憶力って雑だなぁって思ったのは、お家を再現した本棚に三島由紀夫の'太陽と鉄'(日本語原書)があるのに驚きを覚えた時。この本は前に来た時も視界に入っていた筈なんだけれど、今日になってビシッと目に止まったのは2月にダブリンでフランス語訛りのカナダ人のお爺ちゃんに「君の名前は Yukio MISHIMA (三島由紀夫)と同じ韻の名前なんだね」と言われて以来、読書遍歴の記憶が地殻変動を起こして自分の頭ん中で"ミシマ"が浮上していたから。
自分にとって三島由紀夫は"文学"の人だったんだけれど、此処にあるのは、"鍛錬"の人としてかな、"思想"の人としてかな…わかりません。

船越義珍先生の'空手道教範'がある!…とか、空手か琉球古武術を修めていたら、もっと熱苦しく眺められたかもしれないんだけれど、それでも1冊ずつ背表紙のタイトルを読んでいくのが楽しかった。洋の東西を問わず、武術・格闘術いろいろ。日本刀の本とか。
(^_^) いつまで見ていても飽きない。

自分へのお土産に武術家としての李小龍の書籍「基本中国拳法」買った。中国語(簡体字)・英語でいろいろ増補されているから、時間はかかるが半分くらいは読めそうな気がする。
後ろのほうのページにある写真、真半身の姿が綺麗。
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もう1回できれば来たいと思った。2年後になる前に。


*


博物館を出て沙田駅から東鉄線に乗り、山と村と高層住宅とが混ざった風景を眺めながら新界を北上、粉嶺駅で下車。
改札を出たら、通路のあちこちに中国拳法教室のチラシが貼られている。香港の人達の歩きスマホ率は凄まじく、日本以上に市民の電脳化は進んでいるようにみえちゃうんだけれど…フィジカルな稽古事の広報はWEBサイトやSNSよりもフィジカルな媒体を使うほうが効くのだろうか。
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さて、2回目の香港では此処に来たかった。
駅を出てすぐ真っ正面にある立派な道教寺院の隣にある狭い門「田心村 翁坑路」をくぐった、ずっと先。
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目指すは、詠春葉問宗師墓地。
英語表記の "GRAYE" はGRAVEのスペルミスと思われるが、無問題。何を伝えようとされているか、解ります。
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大問題なのは、視界が薄黒くなるくらいの勢いで群がって来る蚊。こうなる事を予想していたにも関わらず、昨夏に宗教公園五色園の薮を掻き分けた時に使った残りの強力虫除けスプレーをリュックに入れてくるのを忘れていた。後悔するというより、自分の凡ミスっぷりを恨むぜ。後退は無い。進むのみ。
ぶんぶん腕を振り回しながら、道を塞ぐ倒木・落ち葉を乗り越えて登り切った先に葉問先生はいらっしゃいました。少し離れた場所からもすぐわかった。
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葉問派詠春拳の宗師、"イップ・マン"こと葉問先生。
礼に則り、この人物について・生涯かけて伝承された武術について、解ったような物言いを一切致すつもりはありません。
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広東省に伝承される武術の使い手が故郷を離れた最初のきっかけが、日中戦争が始まってすぐに自宅・財産を日本軍に接収されたことだってのは"情報"として知っている。(大戦後には佛山へ戻ったが、国共内戦により香港へ渡ったらしい)それを最初に知ったとき私が思い出しちゃったのは、日中戦争の終わりに満州国(現:黒竜江省)にあった屋敷をソ連軍が司令部にするからと "Давай, Давай" と追い出されたって、いつでもつい昨日の事のように話す我が母の回想話。おかげさまで「私」という人間の中で極めて限定的に中国の東北部と南部とで因果が繋がっちゃっているのだが、実際にはお互いまーったく関係は無い。そんで、こういう昔話を教訓みたいに扱って賢いぶりっこするつもりも無い。
…とかなんとか、つまりただ「一代宗師」に会いに来たかったのです。合掌。

ちょっとでも静止していると蚊が寄ってたかってくるので、わずか1~2分ほどで退散せざるを得なかった。
この辺りにあるお家は涼を取るためか玄関も窓もぱっかーんと開いていたんだけれど、風と一緒に虫も入り込んでくるのは気にならないんだろうか。
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もう1回改めて来たいと思った。蚊がいない季節に、ちゃんと墓参の支度をして。


*


乗り鉄して来た道を戻って、星光花園 Garden of Stars で「あちょーっ」な記念写真を撮る旅行者さん達を眺めて1日目は終了。
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木曜夜に道場での稽古が終わってから荷造りをして、夜更かしして「燃えよドラゴン」を観て、そのまま明け方のバスでYCATから羽田国際空港へ行き飛行機に乗ったから、たいへん今日1日を長く感じている。もとい、さすがに疲れた。そして眠い。


*


ぜんぜん蛇足なんだけれど、このたび香港へ来る前に知った事。
香港での葉問の武館は何度か移転していて、李小龍が修行した頃(1950年代)の建物は再開発により区画ごと無くなったらしい。油麻地駅の南東、Broadway Cinematheque って映画館がある辺りだったっぽい。←ただし確証無し




by snowy_goodthings | 2018-06-29 17:00 | 旅行記

Jesus Christ Shingou Star

毎年6月の第一日曜日に開催される奇祭(奇跡の祭?奇妙な祭?)「キリスト祭」を見るべく、朝8時前に十和田湖を出発。
これが旅の第一の目的であります。

目指すは、戸来村(現:新郷村字戸来)にある、キリストの墓。
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ゲストハウスの真ん前を通る十和田道(国道103号線)から国道454号線に入って、道なりにまっすぐ(実際はつづら折りに曲がりくねっている)山・里を50分くらい走ったら着く…筈だったのだけれど、迷ケ平を抜けて道が広くなった戸来嶽から先は「全面通行止め」で封鎖されていて進めない。

えーっ!
此処に来るまで、そんな看板なんざ見かけなかったぜ。
(@_@;

クルマのナビも、オットに持たせた我がiPhoneのGoogle Mapも、そんな交通規制があることをまったく認識していなかった。
仕方が無いので、封鎖バリケードの手前で右折して県道216号線に入るんだけれど、さきほどから頻出する「クマに注意」の看板がおっかなくて、一時停止して地図を見ようって気になかなかなれない。
今日も良いお天気で、山菜採りに来ていると思しき路上駐車のクルマを頻繁に見かけはするが、この辺りは何年か前にクマがヒトを襲った地域だと思う。一昨日も昨日も、"地元の話題"として「クマが人里近くで出没することが増えた」という話が出たばかりだし。
青森県庁(https://www.pref.aomori.lg.jp/index.html
最終更新2018年4月25日
クマに注意してください!

人間とクマとがお互い体ひとつで対峙したら、強いのは森の主さん。
アイヌの人々にとって、クマは"神"。"山親爺"って呼び名もあるけれど、あれって内地から北海道への開拓民が付けたとかなんとか…その認識で正しいっけ?
北海道に住んでいた頃、ヒグマの恐ろしさを脅されるように教えられたし、めちゃくちゃ記憶曖昧なんだが何処かの牧場で巨大な豚が人間の大人を襲っているのを見たし、今は死んでいる我が父が「子供の頃、家で飼っていた馬にバカにされた」とか話をしていたし。
人間と動物との関係って、お互いに恐怖や緊張を伴いながら"生きるか死ぬか"とか"食うか食われるか"とか"意思疎通する努力をする"とか"信頼関係を築く"とか試されるものだって腹を括ったほうが、いろいろ腑に落ちる。それぞれが、それぞれの存在としてこの世に生を受けているんだから。
…って、自分は考えているけれど。ヒトが他の種に対して、知恵や情を使う態度は素敵な事です。ただ、そのときに動植物を"護る"って態度は、なにか足りていない気がする。その上から見下ろす感は、なんなのだ。
しかしながら、人間よりも"強い"生物が存在しない国・地域の人々はまったく違うように考えるのかもしれない。それって人それぞれだし、たぶん自分にはずっと解らなかろう。


閑話休題。


1時間くらい余裕をみて早く出発していて良かった。
道の選択肢は今目の前にある県道1本しかない。何処かで左折=北上できる道を探そうと思いながら走っていたら、Google Map が「1/4マイル先を左後方に曲がれ」と突然喋り出す。それに従って曲がった道は、田んぼや畑に囲まれた細い道。トラクターとすれ違ったりしながら、お仕事をする方々のすぐ横をすり抜けたりしながら、本当にこの道で良いのかしらと疑い始めたら、ぽっと、国道454号線通行止め区間の東側に出た。そこからはただ真っ直ぐ走るのみ。


着いた。
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が、想像していた"田舎のお祭"とはずいぶん違った雰囲気が漂う。通行車両の整理をする警察・駐車場への誘導をする黄緑色ヤッケの役場スタッフがずらっと並んでいて、ちょっと物々しい。
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観光客である我々は「臨時駐車場」なる空き地に誘導されて駐車。
もとからある駐車場には「招待者駐車場」として、黒塗りのクルマが続々と到着する。後部座席からは"先生"っぽいおじさまが降りていらっしゃって、胸に大きな花章を付けて慣れた足取りで坂を上がっていかれる。我々も式次第を貰って、ついていく。
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「キリストは、にっぽんでひゃくろくさいまでいきたんですって」「あれがおはか」←棒読み
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私からは説明できませんので、Googleで「青森県 キリストの墓」で検索してください。
なお、此処がある戸来(へらい)村こと、新郷村の行政WEBサイトにもちゃんと載っています。
村民みんなが健康で明るく心豊かな長寿の村 新郷村(http://www.vill.shingo.aomori.jp
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2004年にはイスラエル国エルサレムから石版(なんと書かれているか、ヘブライ語は読めない)が寄贈されて、その除幕式には当時の駐日大使が参列したそうです。
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お祭りは、新郷村長のご挨拶と来賓である青森県知事(の代理)からの祝辞で始まり。
青森県は訪日外国人のべ宿泊客数が過去最多を更新して東北地方でトップであるとか…そういうお話を伺って、私の頭の中はなんだかお仕事っぽくなる。違います、休暇で来たんですってば。
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神道に則り祝詞奏上。もろびとこぞりて、かしこみかしこみ。
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そして、玉串奉奠。
来賓である背広姿の角張った肩書きの方々から始まって、「月刊ムー」編集長も登場。神の子の前では、政治もオカルトもなにもかもが平たく等しい。
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遠くから眺めているだけでおめでたい心持ちになった、田中獅子保存会さんの奉納舞。たてがみで顔を隠したお獅子が、腰低く動く有様に見惚れた。良い物を見たって書いたら、偉そうになっちゃうかな。でも正直な感想。
来賓の方々が「ご利益ありそうですね」と嬉しそうに獅子に噛まれていた。
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村のお祭りっぽく「短歌ポスト入選歌表彰式」というイベントもあって、とうとうお待ちかねの瞬間がやってくる。
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奉納舞「ナニャドヤラ」。キリストの墓の周りを、誰も歌詞の意味を知らない歌に乗って盆踊り。これは、仏教か原始宗教か。もうわからない。
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最後は観光協会会長がご挨拶されて、りんごジュースの乾杯で締め括り。
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Vedi AOMORI poi muori.

此処を知らずに、日本を知っているなんて言ったらいけない。
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ナニャドヤラは"日本最古の盆踊り"とも言われていて、旧南部藩の地域に広く伝承されているんだそう。
後日、仕事で調べ物をしていたら
青森県・岩手県の県境を越えた「北緯40°ナニャトヤラ連邦」なる地域信仰、もとい、地域振興の取り組みがあるというのを知った。面白い。
八戸市
岩手県

各地に伝わるナニャドヤラの踊りを眺めながら、伝承館に行ってみよーう。
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「もうせいしょをしんじません、むーをよみます」「ろまんはしゅーきょー・こっきょーのかべをこえるのだ」←棒読み
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あわわわわ…恐るべし、竹内文書。


*


キリストの墓を訪れたなら、キリストっぷへ立ち寄るべし。
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ミニストップじゃないです。此処にはソフトクリームはありませんから。
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炙り餅があったから、頂きました。お味は胡麻・ねぎ味噌の2種類で、これはゴマ。おいしゅうございました。
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駄洒落が効きすぎたお土産が沢山あります。買っちゃったよ。
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たまたま隣に座った方から「クルマだったらすぐですよ」と教えて頂いて、神秘の山・大石神ピラミッドへ。
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これは、日本最古のピラミッドだそうです。「方位石」「太陽石」「星座石」「鏡石」と名付けられた石が"置かれた"場所だそうです。


神秘に正解はない。ロマンは時空を超える。
私は自分が生まれた国について、まだなにも知らない。かなり盛りぎみに、思い知った。



by snowy_goodthings | 2018-06-03 13:30 | 旅行記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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