道教寺院、仏教寺院


尖東駅からMTR西鐵線に乗って30分ちょっと北上、兆康駅で降りて軽鉄に乗り換え。ちょい時間はかかるが公共交通機関好きだから、たまらんらん。
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第一の目的地はものすごく大きな道教寺院、青松観。
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映画「燃えよドラゴン」の最初のさいしょに映る"寺院"がこちらだそうです。いや、そういう謂れを抜きにしてもたいへん魅力的な場所であります。
正門から拝殿の建物の間はあちこち補修工事中だけれど、それ以外は自由に建物を眺められるっぽい。だもんで、行ったり来たり、てくてく歩き回る。
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広い敷地内には盆栽が沢山。日本の盆栽と見た目がずいぶん違う、鉢の上に草木とお人形とが一緒にいる様子はまるで箱庭。
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広大な敷地内には、寺院と墓所・診療所と老人ホーム・庭園それと精進料理の食堂があるっぽい。
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建物の雰囲気と入口に書かれた文字からの想像なので、間違えているかもしれない。いや、たぶんそうだと思う。
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前殿の裏手にある陶壁画がおめでたい意匠満載。
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知っているモチーフもあれば、知らないモチーフもある。これはいつまで眺めていても飽きない。
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参拝のお作法を知っていればお参りしてみたかった。我々が境内をうろうろしている間に、若い男性おひとり・自分と同世代くらいなご夫婦ひと組が線香と果物を手に参拝されていたので、それを邪魔しないように遠くから眺めるのみ。
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…あ、そうだ。我が在所にある関帝廟は道教寺院ではないか。次回来る時までに地元で予習できるじゃないか。そのうちね。
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神仏を除く宗教施設が苦手で、キリスト教の教会とかモスクとか新興宗教の集会所とかその他色々、立ち入る必然性を伴う目的とか用事とか無いと怖くて入れない気配を感じるんだけれど、此処はぜんぜん平気。宗教というより礼法・作法の気構えとして、子供の頃から教えられたり読んだりした馴染みがあるからか。
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横濱中華街みたいだぁ…とか、本末転倒な印象形成をしちゃったり。
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故人達が眠る場所も芸術的な設え。天井の龍や蝙蝠の彫刻に見惚れていたら、すぐそばに座っていたおばちゃんに笑われた。
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ジョン・ウー監督の映画みたいだ…目の前を鳩がぱたぱたと飛び交う、大仕掛けな庭園をぐるっと回って辞去。
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昨日から「また来たい」を繰り返しているけれど、此処もそのひとつとなりました。建物の隅々まで見尽くしたい。
ついでに精進料理のメニュー表を1枚貰ったから、帰国したらさっぱり知らない広東語を読解して次には此処で食べてみよう。字面だけぱっと見た印象は、素食だけではなく卵・海鮮も含む羅漢齋っぽいものもあるが、正体不明。


*


再び軽鉄に乗り団地街を抜けて、鳴琴駅で下車。
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道路沿いの案内看板に従って、舗装されているが情け容赦ない勾配の坂道を30分位かけて登っていく。
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後になって気づいたけれど、この登山のような行き方を30℃を超える晴天の日にやるべきではなかった。
青松観の周辺でタクシーを拾うとか、うまく捕まえられなければ軽鉄で兆康駅まで戻りMTR西鐵線で終点の屯門駅まで行ってタクシーに乗るとか、やりようはあった。猛烈に反省するのだが、後の祭りである。
ただ、地元の老若男女にとっては週末ハイキングの定番スポットであるらしい。行きも帰りも坂道ではいろんな年齢のグループ・カップル・おひとりさまとすれ違ったから、歩いて行くのが"正調"なのかなっとも思ったり。まぁ、でも、ちょっと辛かった。
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「登ったー」「着いたー」「ぴー」
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第二の目的地はお山の中腹にある仏教寺院、青山禅院。
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建物の雰囲気が先ほどの寺院とずいぶん異なる。
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映画「燃えよドラゴン」のたいへん有名な会話・台詞の場面のロケ地だそうです。観光地っぽい案内掲示と立て看板があるから、お約束な写真を撮ろーう。
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寺院裏手を登った先の竹林の廃墟とか、映画に関係無く魅力的な建造物がいくつも。
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いや、でもやっぱり見るべき物はこれか。
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あはは…
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此処だけは、今日1回の来訪で遣り尽くしちゃった気分満々です。つまり、懲りた。もとい、充分でございます。参った。


山の麓にある学校みたいな建物で、昼寝するニャンコにガンつけられた。
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この学校は廃墟で今は猫屋敷なんだろうか…針金で開かないよう封じられた正門前には、お猫様達の食事後と思われる魚の骨が転がっている。
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そうでした、猫はパンダを除きほとんどが肉食。


唐突なんだけれど、香港とイスタンブールとは似ていると思った。
街中の生臭さとか、いろんな人種の人がいるとか、宗教を中心に置かない政治体制下にあるのに街中の彼方此方に様々な宗教施設が存在するとか、野良犬・野良猫が自由奔放であるとか。どちらも東洋と西洋とが交錯・衝突した歴史を抱えている街だし。"いま"現在も何かしら軋轢が起きているし。
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まぁ、自分の拙い見聞の記憶において類似点をいくつか見出しちゃったというだけの話です。それだけのこと。



by snowy_goodthings | 2018-06-30 15:15 | 旅行記


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by Yukiko I. N.

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