第114回全日本剣道演武大会・杖道八段審査会

毎年5月の恒例、"京都大会"こと全日本剣道演武大会へ。今年は第114回目の開催。
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5月2日(水)初日の開会式、真っ正面に張富士夫会長がいらしたので、「きゃー、張会長よ」とか「本物よ」とかはしゃいで最前列に並んですごい凝視してしまった。だって、会長は3日の剣道演武から参加することが多いから。
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今年の杖道公開演武は、大阪府の森本先生(打太刀)と我らが神奈川県の大竹先生(仕杖)。
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全剣連杖道って、交響曲みたいな展開をする。1本目から12本目へ進むにつれ密度が濃くなって派手になっていく…と、いつも思う事だけれど、改めて思うのでした。

師匠の演武が終わったらすぐ、私の出番。
なんと、錬士になって3回目の参加にして初めて「杖道の部」1組目の登場。やったぜ、"第一印象"形成のお役目。
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*オット撮影、もっと頑張りましょう

杖道を習い始めた頃からずーっと付き合いがある面々と一緒の組で演武できたのが、じわっと嬉しい。
出来の良し悪しを自分ではとやかく言わない。昨年に比べて、ちょっとは見栄え良くなったかどうだかも気にしない。なんか目立つとなにかしら言いたがる先生がおわす旨は伝聞しているが、師匠と一緒にけせらせら笑ってお終い。
錬士なんだから、お上品ぶらず・お上手ぶらず出鱈目の手前で存分に暴れてナンボだろうって道場で話していて、実際その通りにできたのは1/2ヶ月くらいの短い期間ながら繰り返し練習したって安心感があったからだと思う。当たり前のことだけれど、練習って大事だ。本番で頼れるのは自分しかいないんだし。そうしたら、やるだけだし。
そんな訳で、演武の時間は一瞬だけれど、たいへん愉しかったです。
各種でやった鎖鎌については、朝稽古の時からいろんな先生方に声を掛けて頂きました。本番の演武も面白がってくださった方々がいて、なんだか受けの感触が良かった。これについては、単純に嬉しがっています。

来年は何をできるようになるか、それが楽しみです。
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かくして、稽古において"達成感"に浸っている暇なんてあるわけがない。まだまだ、ずーっと続く。


*


あっ、そうだ。
この行事の日にあった出来事について、時流に乗って(?)書き残しておく。

1年に1~2回くらい、今日のような全剣連主催の行事の折に顔を合わせる方(性別は男性)に「こんにちは」の挨拶の後、いきなり「妊娠している?」と訊かれた。
はぁ?そのように他者のライフステージに立ち入った質問をする意図なり根拠がまったく不明。
私としては、事実認識について憶測・思い込みで勝手な誤解をされてはたまらないから「していません」と答えたのだが、それでも「本当に?」と言ってくる。意思疎通するつもりはあるのか、ないのか。
その後に続いた言葉から察するに、前回会った時(それはいつか?私は覚えていない)よりも体躯が太くなったように見えたからであるらしい。「違います、失礼ですね」と言い返したのだが、こちらの意思が伝わったかどうかは不明。それに対して謝る訳ではなく、笑って「そう思ったので」という意味のことを言って去っていった。

後で知ったが、この人物はまったく同じ事を我が配偶者にも言ったらしい(困惑の報告を受けた)。
…という事は、なんだ?
時系列はわからないが、私 or 配偶者に上記の質問をして否定されたにも関わらず、わざわざ配偶者 or 私に再び質問したのか。くどい。自分の憶測・思い込みにそれほど自信がある理由は何か?疑われる筋合いは無い。そこまでして何をしたいのか?

もしこれがビジネスの現場であったならば、情状酌量の余地なく「セクシュアル・ハラスメント」であると認定される発言なのだが、その是非の判断について今ここではとやかくは言わない。私の問題意識は「性」ではなく「生」だから。あんまり区別つかないでしょうけれど。
かつ、あえて上記の発言・行為の主が何処の誰であるかは書かない。もし、発言の主がこれを読んで「石田が極めて怒りに等しい不快感を覚えている」と伝わったなら、良しとする。

ただし、伝わっていたとしても、"良いおこない"か"悪いおこない"か識別する脳の働きを今までと変えなければ、きっと同じ事を違う場所で繰り返す。そのあたり、他人の価値観・判断について、私は立ち入るつもりはありません。
理念に掲げられた通り、「剣道は剣の理法の修錬による人間形成の道である」から、それは修練する人それぞれの問題。けせらせら。


*


5月3日(木)は武道センターで杖道八段審査会。
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一次審査は、全剣連杖道 偶数番:2、4、6、8、10、12本目
二次審査は、全剣連杖道 奇数番:1、3、5、7、9、11本目

申込者は36名(年齢:50歳〜92歳)、35名が受審。一次審査合格者は5名、二次審査合格者は1名(合格率2.9%)。

杖道八段審査会・杖道範士審査会の結果は既に全日本剣道連盟サイトで発表されています。


師匠とオットと京都駅までタクシーで相乗りして、解散。
日本中の何処へ行っても、ほぼ同じ顔ぶれで稽古をするか演武するか試合するかして、帰る。ただ、それだけ。
で、今週末には道場でいつも通りに稽古です。その繰り返し。


*


参加者かつ観覧者として「撮れる」かつ「撮りたい」と思った先生がたのみ、
自分勝手に撮らせて頂いた写真は Flickr (←Click!)にストレージしております。興味・関心があるヒトにご覧頂ければ幸い。


全体に写真枚数が減ったのは、撮り方を意識的に変えたから。
2月に伊勢山での奉納演武会でちょっと試して、同じやり方でスコットランドとアイルランドでMorrisseyを撮って、

「質より量」とか「思い出」とか言い訳しながら撮りまくれば良いってもんじゃない

という確信にやっと至りました。
写真を撮るという行為を「技術」として捉えるならば、そうなるのが理想。

例外は全部の型を撮った師匠の公開演武のみ。それでもショット数は昨年に比べてずいぶん少なかった。
ちょっとは巧くなっている=無駄に撮らなくても遺すべき画を撮れるようになったという事かしら?だったら良いんだけれど、どうだかな。
相変わらず、出来の良し悪しは被写体に依存している気がする。自らどう撮りたいかというより、勝手にこう撮れている。

神奈川県所属の先生達による演武写真が少ないのは、皆さんが自分 or 師匠・オットと出番が被ったから。
たいへん申し訳ないのですが、他の事に夢中になり演武されていると気づかなかった瞬間などあった。師匠の居合道演武は、タイムテーブルよりも進行が早く登場に間に合わず撮り損じたという痛恨の極み。

杖道八段審査会の写真は行事の性質上、非公開です。「見たい」と言わないようにお願いします。


…そんなこんな、
撮影者のエゴ全開な写真ばかりですが、私を知っているヒトならば、会った時に感想の一言でもください。できましたら。


*


我らが玄武会(a.k.a. 玄武館坂上道場 杖道部・居合道部)のWEBサイトも更新しました。



*


そうそう、
いつの間にか恒例となった本番前に聴く Morrissey は、2018年2月17日 グラスゴー The SSE Hydro での 'Suedehead' でした。
正確には、遠征中は聴く間が無くって、出発前:会社を早退する前に数回繰り返し聴いたんだけれど。選曲理由は、むちゃくちゃ愉しかったことを思い出したから。めっさ気持ちが浮き立つ。
めでたし。


by snowy_goodthings | 2018-05-03 15:30 | 稽古記


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by Yukiko I. N.

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