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Sydney Harbour Bridge

オーストラリア植民地時代の雰囲気を残す古い界隈、ぷらぷら。
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「お祭り屋台?」
うさちゃん、ここはThe Rocks Market、ようするに市(いち)だよ。
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食べ物とか工芸品とか、
何が"シドニーらしい"モノで、何を選べば"シドニーらしい"のか、
さっぱり解らないんだけれど、お土産に石鹸とか買った。誰かにあげよう。


Sydney Harbour Bridge
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Bridge Climb する人々を下から見上げる。
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Leica M4 / Canon f0.95 * Fujifilm Natura1600

今から思うに、シドニーに来ていて
「フェリーに乗っていない」「橋を渡っていない」って、
街の風物をぜんぜん謳歌してこなかったな。やや反省。
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また、
ここにくる"きっかけ"が巡ってくる事を願います。
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by snowy_goodthings | 2015-05-31 15:30 | 旅行記

Sydney Fish Market

夜まで時間があるし、使用期限をとっくに過ぎたNatura1600を
詰めたLeica M4をぶら下げて街をぷらぷら。

使用期限切れのネガフィルムは感度が低下している筈だけれど、
CANON f0.95ってお化けレンズを付けているし何とかなるだろう。
…なーんて思ったのは甘かった。

50年前くらいに撮ったような写真になってしまった。
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Leica M4 / Canon f0.95 * Fujifilm Natura1600

高い場所好きなのに、シドニータワーに昇りそびれた。
下調べ不足が甚だしい。
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Leica M4 / Canon f0.95 * Fujifilm Natura1600

ちょっと南下して、やや無国籍な雰囲気の界隈。
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Leica M4 / Canon f0.95 * Fujifilm Natura1600

ボディビルダーの盛り上がる筋肉写真が強烈なプロテイン屋さん。
後から気付いた、ウィンドウにはハングル文字。
街中には中国・シンガポール・韓国・日本…くらいの順で東アジア系らしい
顔をしたヒトが溢れている。不思議な居心地。
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Leica M4 / Canon f0.95 * Fujifilm Natura1600

タスマニア産ウィスキーを買いたくて、
扱っていそうな酒屋さんのアテを付けていたのだが、日曜定休だった。
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この街では、個人商店の多くが古式ゆかしく日曜に休むのだ。
ぬかった…

ちょっと北に戻って、The Galeries 1F(2階)の回転寿司店の向かいに
今月オープンしたばかり、無印良品MUJIシドニー店。
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その1フロア上に、シドニー紀伊国屋書店がある。
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1週間ちょっと前、モリッシーがサイン会をした場所だってね。
(祭の後みたいに閑散とした陳列を並べ直したかった)

コスプレイベントを開いたりするgeeks狙いな日系の本屋さんだと思っていたら、
南半球で在庫書籍数最多の書店であるとかなんとか。折角なので、
モリッシー自伝第3版とか70年代カルチャー本とか詩集とか、何冊か買った。


お向かいのQVB(Queen Victoria Building)を通り抜けて、
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Red Eye Recordsでレコードを何枚か買った。
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Nick Cave のレコードが沢山並んでいたのは、流石お国柄だろうか。


東京お台場再開発のお手本になったという Darling Harbour を通り過ぎて、
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ちょい距離はあったが、Sydney Fish Market まで歩いた。
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Leica M4 / Canon f0.95 * Fujifilm Natura1600

こちら、
東京都中央卸売市場築地市場に次いで世界第2位の水揚げ量がある
魚市場であると、昨日ホテルまで送ってくれたJALパックのガイドさんが
話していた。この話を今朝オペラハウスのガイドさんにしたら
「本当に?」と驚かれた。1位でないと、認知されるにはインパクト不足かしら。
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Leica M4 / Canon f0.95 * Fujifilm Natura1600

シドニーでは1年中美味しい生牡蠣を食べられるらしい。
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しかしながら、
生の魚介類を食べると蕁麻疹になるアレルギー持ちの私は眺めるしかできない。
(>_<)
日本人が don't like sashimi でなく、
can not eat sashimi なのは珍しいですか。とにかく、オレは食えないんだよ。
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日本人名の看板が掛かっていたり、
中国語(どこ方言かは不明)の会話が飛び交っていたり、東アジアな雰囲気。
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Leica M4 / Canon f0.95 * Fujifilm Natura1600

冷やかすだけ冷やかして、
それでもフィッシュ&チップス的なモノはちょろっと食べて、帰るのであった。
失敗、"モ"中なのに、魚肉を食している。
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by snowy_goodthings | 2015-05-31 15:00 | 旅行記

Backstage Tour

昨日はジャケット1枚で平気だったけれど、今日は急に冬らしい寒さ。
荷物になると思ったけれど、
ぶ厚いウールのコートを持ってきておいて良かった。 (^_^;

朝6時30分、ホテルを出てCircular Quayへ。
今日の日の出時刻は6時50分、まだ暗い。
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昨夜の混雑とは真逆、人の気配がほとんど無い。
フェリー乗り場か鉄道駅の職員さんが数人、
海岸線ぞいの遊歩道をジョギングするビジネスパーソンが数人
(ほとんどがこの辺りにある5つ星ホテルに逗留する海外からの出張者らしい)、
それだけ。
昼間あんなに飛び交っていたカモメもいない。
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今日も来ました、オペラハウス。
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今日も来ました、Stage Door。
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昨日と同様、守衛のおじさんに
"そこのソファで待っていて"と言われて座っていたのだけれど、
目の前をひっきりなしにご出勤してくるスタッフさんがどんどん通り過ぎて行く。
オペラハウスの朝は早いらしい。

壁のモニターに流れるオペラハウスでのイベント告知映像を眺めて
待つ事しばし。
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そういえば、
街で"Morrissey @ SOH"のフィジカルなポスターをまったく見ていない。
The Rocksの裏路地で28〜29日に公演があったDaniel Johnsの
ポスターをみかけたけれど、先生のはなかった。
チケットは抽選申込だけで完売、その後わずかな座席が追加販売されたくらい
だから、街で告知する必要はないのかもしれないけれど。


*


7時のスタート時間近くになっても、他に誰もツアー参加者らしき
お客さんが来ない。まさかもしやと思ったけれど、そうだった。
本日のBackstage Tour参加者はオレ1人。
(^_^; Oh... VIP visitor, I am. なんてこった。

今日ガイドしてくださった女性は、日本を何度か旅したことあるそうで
片言ワンフレーズな日本語を話す。英語音痴にはこのうえなく嬉しい気遣い。
私のシドニーオペラハウスでのコンサートおよびツアーの予約・購入履歴を
把握していて、"ここは昨日のツアーでは来ていないでしょ?"とか
"昨夜のコンサートでモリッシーを照らしたスポットライトはあそこよ"とか、
そんな言い回しでご案内をしてくれた。CRM
(Customer Relationship Management)の素敵な事例を実体験。
そしたら、Sydney Opera Houseに恋をしないわけがない。


昨夜のVivid Backstage Tourで立ち入れなかった場所を中心に、今日も
上がったり下がったり通り抜けたりしながら見たのは以下の場所(順不同):

□Joan Sutherland Theatre
  昨夜公演、
  Melbourne Ska Orchestra with Mojo Juju が
  撤収中。それと同時に、今日このあと朝10時から開かれる
  お子様向け音楽体験イベント"Dress Up Attack!"の設営中。

客席から可愛らしいステージ設営の様子を眺めていたら、
昨夜Concert Hallで会ったステージマネージャーのお姉さんが
キビキビ働いていた。
モリッシー舞台上の"Jerry Quarry"のスクリーンについて、
歌舞伎の演出との共通点を述べていた彼女。あれから13時間ちょっとしか
経過していないけれど、また姿を見た。出ずっ張りか。

Joan Sutherland Theatre の旧名称 Opera Theatre。
最近リニューアルした際、オーストラリアが誇るソプラノ歌手の名前を
冠したそう。後から彼女の名前をネット検索すると、ベルカント唱法の他
いろいろ逸話が出てくるのだが、ガイドさん自身の思い出話によると
"気取らない、誰にでも明るく接する素晴らしい女性"だそう。

舞台下のオーケストラピットに潜ったら、やたらごっつい
機械仕掛けの指揮者台、パーカッッションパート用の指揮者モニターとか、
オペラ"Madame Butterfly"のセットで使うという配水パイプとか、
デジタルな装置やメカニックが溢れている。
音響・照明・装置・etc. 機器を接続するケーブルは半年に1回ずつ
動作チェックしてOKタグを更新するらしいが、その量は膨大。

そりゃ、朝7時前から皆さんお仕事している筈だよ…

たった1人ツアー参加の役得だったのは、
"ちょっと待ってくれたら、これから荷物を降ろすとこだよ"と、
舞台袖から最下層フロアへの機材搬入・搬出リフトが動くのを見せて頂いたこと。
↓こんな感じ。ガイドさんも"初めて見る"と一緒に興奮しまくり。
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これで伝わったら、貴方は千里眼だ。

劇場の見学というよりも、ハイテクな工場の見学に来ている気分。

□Studio
□Playhouse
□Drama Theatre
  昨日は舞台でお話を伺ったけれど、今日は舞台天井のキャットウォーク。
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□Concert Hall
  舞台下にある楽器格納庫から上がっていって、舞台へ。
  "An Evening With Morrissey" の整然と並ぶ装置の隙間を縫って、
  舞台の下手から上手へ横断。
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客席からの視界では幕とバックドロップで隠れて見えなかった、
グランドオルガン。
"世界最大級だけれど世界最大ではない"と言われたけれど、
壁の向こうにも1000本単位のパイプが隠れている筈。でかいよ。

昨日は入れなかった、
Concert Hall の The Conductor’s Suite(指揮者用控え室)。
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弾けないのに、Steinway & Sons のピアノを触らせて頂いたりする。
良いのか? (^_^;

オペラハウスにピアノは20数基あって、
すべてを1人の調律師さんが管理しているそう。
「同じヒトが調律しないと音のニュアンスがピアノによって異なるから?」
と訊いたら、それで正解みたい。

□Rehearsal Room
  そういや、ここにあるピアノはYAMAHAだった。

通りすがりに見かけるオペラハウスのスタッフを紹介されながら、
"ここは私達にとって重大な部署なのよ"と、
Payroll Office の前を通り過ぎたりしながら、館内見学は終了。


昨日は Green Room で締め括りの食事が出たけれど、
今日はまだ厨房準備中ということで、オペラハウスの建物を出て、
海沿いの Opera Kitchen へ。
だからか。今朝のオーダーリストにあったメニューは
オムレツとハムとか、ベーコンバーガーとか、お肉料理があったのは。

ここでやっぱりちょろっと話題になっちゃうのは、
"Sydney Opera House goes vegetarian for Morrissey's Vivid shows"
なんだけれど、お肉もお魚も食べるガイドさんは始まる前は成功するか
ハラハラしたんだそう。
運営方法を伺うと(わざわざ尋ねたわけでないんだけれど)、
目玉公演を託すアーティストの意思を尊重しながら
合理的に折り合いを付けているみたい。
葛藤はありつつも、対立は見当たらず。

カモメ達の視線を浴びながら、
(客が去った後、皿の食べ残しをさらっていくらしい)ガイドさんと
お互いの仕事について"やりがい"とか、今日はこれから何処か行くのかとか、
あれやこれやお喋りしながら、朝食。

カスタマーサービスって何だろうとか、
日本で桜を観るなら弘前に行ってみるべきだとか、
飛騨高山へは大阪から何時間くらいで行けるとか、
ヤマハは何故ピアノや吹奏楽器やドラムやギター・ベースや弦楽器など、
あらゆる楽器を製造するメーカーになったのかとか、
そんな事を。
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自分が朝食に選んだのは、
オーダーリストいちばん下にあったベジタリアンバーガー
("モ"中だから)。
目玉焼きとチーズとトマトとでっかいマッシュルームが挟まっていてね、lacto-ovo だった。
当たり前に美味かったよ。理由はさておき、菜食したい時に"特別食"とかって
肩肘を張らずに声高に説明せずにするっと選んで食べられる場の雰囲気が嬉しい。
良い感じ。




by snowy_goodthings | 2015-05-31 09:15 | 旅行記

グラスゴーのおみやげ

月曜深夜に帰宅。
明日午後から仕事ですから、わさわさと荷解き。

自分で使うモノとか、オットにあげるモノとか、よそ様にあげるモノとか、つまりおみやげ。
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スコットランドといったら、スコッチウィスキー。
グラスゴーの可愛らしい酒屋で買ったのは、Kilchoman Machir BayとBenriach。
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Kilchomanはアイラ島にある農場蒸留所の産で、ぜひ買いたかったモノ。
BenriachはKilchomanとは正反対の雰囲気が欲しいと言って、お店の方に勧められたモノ。
それとドバイ国際空港のLe Closって洒落たワインショップで買った、店が監修したという
スコッチブレンド。
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「これを買う」と言ったら「お前が買うのか」と笑われた、謎の酒。

で、3本ともオット弟のお店へ。
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お酒の呑み方を心得たヒトに預けて、呑みたくなったら呑ませてもらおうという魂胆である。

ウィスキーというお酒は、
気難しいおっちゃんのような、気まぐれなおばちゃんのような、
気ままなにいちゃんのような。
北の島国の大地を吹きすさぶ風のような、街中の石造りの建物のような、
はたまた南アジアのインチキ臭い市場のような。
そんな感じ…うまく表現できない。


旅の目的であったモリッシー先生のコンサートで買った
"動物に優しく。さもなくば殺す"バッグは、ちょうど教本が収まるサイズなので
居合道の稽古バッグにする。
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自分の信条に反する奴は容赦なく殺すってか…いや、
そんな事はしないけれど。私は。

人間の斬り方とか、打ち方とか、突き方とか、薙ぎ払い方とか、そういうことを
稽古している自分向きである。たぶん、きっと、そう願う。

したっけ、後日これを持って一級審査を受けに行きましたのよ。
えぇ。




by snowy_goodthings | 2015-03-24 01:00 | 旅行記

食べて呑んで帰る

モ明けの朝です。

昨夜聴いた"Meat is Murder"が記憶に生々しい。あの歌、
コンサートで聴くたびに歌詞がどんどん直接的・具体的に変わっている気がする。
あそこまで畳み掛けられたら、受けて立たないといけない気がする。
…って、オレはいったい何を恐れているのだ? (^_^;

したっけ、
前回の反省を踏まえ、帰りの飛行機の機内食は特別食をオーダーしておいた。
欧州から中東を経由する路線だから、宗教上の理由による菜食とか
健康上の理由による菜食とか思想的な菜食とかいろんなヒトが乗り合わせる筈だから、
気まぐれに菜食するオレでも寛大に受け入れてくれるものと期待している。
…って、オレはいったい何を恐れているのだ? (^_^;


*


1食め。
ホテルの下、セントラル駅まで降りて新聞を買いがてら
Patisserie Valerie で野菜ばっかりなサンドイッチ購入。
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部屋で新聞をめくっていたら、昨夜のモリッシー先生のコンサート記事を見つけた。
ライブのレビューではなく、スコットランド独立に関する発言をしたという内容だから、
音楽家じゃなくて言論家のような扱い。それで良いのかな。


その後、チェックアウト。
語感だけで選んだ Grand Central Hotel は、自分の嗜好にぴたとはまる旅籠でした。
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復原工事前の東京ステーションホテルとか富士屋ホテル花御殿とか
ホテルニューグランド本館とか、
建物の古さが"長年愛されてきた"って自信満々な魅力を問答無用に振りまいている、
あんな雰囲気。

次にグラスゴーに来る時も、ここに泊まりたい。
これ本気。

次に来たら、 Wellpark Brewery のTennent's Lager を呑まないと。
滞在中、毎日アルコール呑んでいたにも関わらず、何故か
グラスゴーに工場があって、スコットランドでいちばん売れているビールを飲み損ねた。
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ノエル・ギャラガーがこのビールを気に入っているとか、
ビール会社が彼の自宅にビールバーを提供すると言ったとか、なんとか。


空港までのバスから SSE Hydro がちらっと見えた。
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今はもう既に夢の跡。

グラスゴー空港で新聞を買い足し。
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出発時間までめくりまくったけれど、
日曜編集版だからか、昨夜のモリッシー先生のコンサート記事はまったく無い。
週間テレビ番組表で、週末にある"Alan Carr: Chatty Man"の出演情報のみ。うぬー
(このトーク番組出演も、結局キャンセルされてしまったみたい)
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搭乗ゲート近くで座るベンチを探してウロウロしていたら、
いかにも世話好きそうなインド人のおばあちゃんに
「今、搭乗手続きをしている飛行機はあっちよ」と声を掛けられた。
いえ、ドバイ行きに乗るので、おばあちゃんと同じこっちの飛行機に乗るのよ。
(^_^;
グラスゴーもまた来たいけれど、ムンバイもまた行きたいってことを思い出した。
インドへ女性が一人旅することについて、
そのリスクがとやかく言われていて、そのリスクのほとんどが現実ではあるのだが、
然るべき態度で挑むことができれば、
真っ当に自分が信じる道理が通じる土地であるという実感もあるんだ。
あちらも次はいつ行けるかな。きっと行く。


定刻より少し遅れて、離陸。
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行きは降りた後の行程が心配でアルコールをまったく呑まなかったけれど、
帰りはもう平気だろう。呑んでしまえ。
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で、
2食め。
エミレーツ航空いわく「アジアン・ベジタリアンミール」というやつ。
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行きに食べた普通の機内食よりも、うんと美味しかった。
米料理にパンが付いてくるハイカーボな組合せは気になるけれど、
それを差し引いても旨かった。食志向うんぬんは棚に上げて、単純に食事として好み。

昨夜PeTAの女性に懇切丁寧に説明されて推奨もされた、ヴィーガンとは違うよ。
自分、ばか正直に「週に1回だけ菜食っぽいことしています」と言ったばかりに、
すごい勢いで「試してみなさい」とレシピ集と啓蒙パンフレットをどさっと貰ったんだ。
約束しましたから、帰ったらちょっとずつでも読んでみよう。
…って、オレはいったい何を恐れているのだ? (^_^;


深夜にドバイ着。
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3食め。
乗り継ぎ待ち中に食べたベジタリアン向けパスタも、美味しかった。
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ドライデーじゃないから一緒にビールを頼んだら、
おばちゃんに笑われたけれどさ。
いや、
だからオレの菜食はこの地域の方々が守っているような、
自分自身に厳しい戒律を課す食志向とはぜんぜん違いますから。
すまぬが見逃して。
…って、オレはいったい何を恐れているのだ? (^_^;


この後、
ドバイから東京までの便でも、CAさんが「ベジタリアァーン」って調子で
運んできてくれたラクトオボ食を頂いたのだが、そちらはイマイチ。
スナップも撮り忘れた。

ちょうど、今日から Meat Free Week が始まるという時だったし、
食の志向・嗜好の多様性についてぼんやり考えるのだけれど、自分の視座は定まらず。
たださ、
ノンベジタリアンがベジタリアンを「不自然」「不寛容」「不健康」と気味悪がり、
ベジタリアンがノンベジタリアンを「不自然」「不道徳」「不健康」と忌み嫌う、
お互いにお互いの信条を悪し様に評し、存在を否定し合う雰囲気は大嫌いだ。

人種による外見・体質の差異とか、宗教戒律による価値観の差異とか、
政治体制による思想の差異とか、人間っていろんなヒトがいるんだから。
食の志向・嗜好だって多様性があって、何故いけないの?

そりゃあね、
自分と違う人間が存在することが許せないというヒト達は、
殺し合っているでしょうよ。事件とか抗争とか紛争とか戦争とか、
昔から今現在に至るまで、世界中のあちこちで起きている事です。

あぁ、ゾッとする。

形あるモノすべてに魂が宿ると考えがちな
自分の感覚に従うなら、Eat is Murder なのです。
週1回、絶食するほうが自分が信じる道理に叶う。そうなんだ。
でも、そんな事をしないよ。オレの週イチ菜食は趣味だから。
たまたま、"食"という手段を通じて、
自分ではない人々の志向とか嗜好とか思考を理解しようとするため。
それだけですから。

それだけ。
…って、オレはいったい何を恐れているのだ? (^_^;



by snowy_goodthings | 2015-03-23 23:58 | 旅行記

西へ、西へ

今回の行程は、
羽田空港国際線旅客ターミナルから深夜出国・深夜帰国。
勤務先からゴロゴロとでっかいRIMOWAを転がして行ける、便利。
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今回お世話になったのは、エミレーツ航空。
この時勢ですが、アラビア半島を経由する航路で行ってみたかったのだ。
ぜんぜん冒険心じゃなくって、ただの通過ポイントとして。まぁ、
4〜5月にあちこち遠出する予定が続くから、
渡航費をちょい抑えたかったという理由もある。

チェックインの際、スタッフの方から
「イギリスへの個人旅行者の入国審査は厳しくなっており、入国拒否されるケースも
起きている」云々と脅かされて、「入国審査では、呈示を求められる前に
パスポートと一緒に帰りのeチケットとホテルの予約確認書も渡してください」と
教えて頂いた。え、そんなに厳しいの?

旅の目的は単純明快、「観光旅行」だし。え、まさか主たる目的は
「土曜にSSE Hydroで開かれるモリッシーのコンサートを観に来ました」とか詳細に
説明できないといけないのだろうか。
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大丈夫かな。

show must go on です、なるようになるしかない。
もう離陸しちゃったし。
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早朝にドバイ着。
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砂色っぽい色彩、整然とした街並み。
装飾的な造形のビル、芸術的な形状の埋め立て地。

乗り継ぎのため6時間くらい待ち時間があるから、
入国してモノレールでスークを観に行きたいなーんて思っていたのだけれど、
±20℃くらいの気温差の環境に恐れをなして空港で引き蘢る。
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楽園のような場所なんだと誘われている気はするんだけれど、
もしご縁があるのなら、またの機会にストップオーバーできれば良いでしょ。

ターミナル3は、ばかでかくて、なんでもあって、楽しかった。
ドバイ空港の歴史とか、いちいち華々しい。
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2020年、ドバイで万国博覧会が開催されるそうです。
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2020年って、東京オリンピックもありますよね。
たった5年後の事だけれど、その頃の日本とか中東地域とかって、
どうなっているんだろ。政治とか経済とか文化とか、いろいろ。


ターミナルのモールでは、
お買い物するとポルシェが当たるかもしれないキャンペーンとか、
やっている事がいちいち派手派手しい。
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ドバイといったらゴールド。
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曲線が絡み合うアラビアンなデザインばかりかと思ったが、
すっきりシンプルなモノもある。
ちょっと興味あったんだけれど、旅の目的はこれじゃないから、
二足一刀の間合いから眺めるだけ。


イスラム圏にある空港だからって訳じゃないだろうけれど、
いや、そうだからかもしれないけれど、女性1人旅行者がほとんどいない。うぬー

携帯電話で記念写真を撮り合っているお兄さん達に
「シャッター押しましょうか」と声を掛けたら、ちと驚かれた。
いかん、女性から声掛けるのはいかんかったかな。
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でも、携帯電話を渡してきたし、撮った写真について喜んでくれたし、
オレがカメラ向けたら手を振ってくれた。
ほど良い間合ですれ違いざまに挨拶するくらいのノリで、ごきげんよう。

そんなこんな、
時間の潰し方はグダグダだったのだけれど良しとしよう。


ようやく、定刻より遅れてグラスゴーへの飛行機に乗り込む。
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搭乗者待ち合い室に入る時のパスポートチェックでは、
前に並んでいたチャードルを着た女性はやたらめったら細かく旅程を
尋ねられていて、パスポート写真との照合もエグイくらい
じっくり見比べられていたのだけれど、自分の番ではパスポートの表紙と搭乗券を見ただけで
あっさり通された。
なんで?


そしてフライト。
現在位置を知らせる画面を眺めていると、
ニュースで見聞きする"紛争地域"の隙間を飛んでいることがよくわかる。
"安全"と"危険"の境界って、あっさりだ。
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(雰囲気だけでも伝わってほしい、たしかこんな感じだったんだ)

そんな成層圏のフライトでする事といったら、
エミレーツ航空ご自慢の機内エンターテインメント鑑賞。緩いぜ。

映画館で観損ねていた
「The Judge」とか「20,000 Days on Earth」とか「Jersey Boys」とか
これから観たい「John Wick」とか。
帰りには
「Birdman: Or (The Unexpected Virtue of Ignorance)」とか「Paddington」とか、
なんだかんだ享受しました。ただ、
インド映画のラインナップも豊富だから「PK」を期待していたのだが、無かった。残念。

そうそう、ジュークボックスには
モリッシー先生の楽曲は収録されていなかったが、The Smiths はあった。
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でも、この中途半端なトリミングのアイコン画像は誰の仕業なんだ。
バンドメンバーはあと2人いる筈なんだけれど。何故、このおふたり。


*


そんなこんな、
無事にグラスゴー到着。
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お隣のおばさまに「ドバイとの気温差はすごいわよ」と脅されたけれど、
期待したほど"寒い"と思わない。初春の北海道くらいの体感温度。


そして、お楽しみの入国審査。

尋ねられたことは
□職業は
□個人手配の旅行なのか
□イギリス滞在は何日間か
□滞在中に行く街は何処か
□旅行目的は
□以前にもイギリスに来たことはあるか

答えたことは
■会社勤め
■休暇を取って個人旅行に来た
■5日間滞在(eチケットみればわかるでしょ)
■グラスゴーだけで他の都市は行かない
■観光
■3年前にマンチェスターに来たことがある

…と、
そつなく問答できたので通してくれるかと思ったら、終わらなかった。

□特に目的は何かあるのか

だもんで、正直に答えましたよ。

■モリッシー、土曜日にSSE Hydroであるモリッシーのコンサート

これに対する入管のおじさんの反応:
「何?あぁ、モリッシーか。モリッシーね。モリッシー。
 はーはっはっはっはっはっはーっ」





おじさん、
何故そんな眉間に皺を寄せて笑うんですか?


ともあれ、問答はそれで終了。
パァーンと「入国」スタンプを押してもらえました。
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大きな声で「Morrissey」と言って通じたから、
もう怖くない。




by snowy_goodthings | 2015-03-18 19:30 | 旅行記

M is for Motivation

モリッシー先生のおかげで、もとい、
モリッシー先生のコンサート鑑賞という目的を得ることで旅に行けます。
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英国6都市を巡るアリーナツアーのうち、
3月という日本においては年度末繁忙期に休暇を取って行ける期間ぎりぎりで
1公演だけ。

6都市の中でいちばん街歩きが愉しそうだと思ったのがグラスゴーで、
6会場の中でいちばん建物の構造が素敵だと思ったのがThe SSE HYDROだったのです。
中止とか延期とか何が起こるかわからないのが先生のツアーらしいから、
中止とか延期とかになっても、自分なりに無駄足を面白がれる土地に行こうと思った次第。

さんざん迷ったけれど、「行きたい」という衝動には従おう。
後で「行きたかった」なんて、言い訳がましい恨み節で自分を甘やかすことを
したくない。思い切るなら潔く無理しよう。


で、ガタイが良いファンの方々と一緒にステージ前で
モッシュする勇気はない自分が選んだチケットは、ステージ近くのスタンド席前寄り。

アリーナの大空間いっぱいに膨らむ、"Morrissey"という現象を呆然と傍観できるかな。


*


入国審査とか街中の移動とか滞在中のあれこれとか、
スコットランド英語は津軽弁のように訛っている印象だけれど、大丈夫だろうか。
なんとかなるかな。



by snowy_goodthings | 2015-02-03 18:05 | 鑑賞記

美女と野獣 / La Belle et la Bête

"待望の実写映画化"って広告をみかけたけれど、何を言っているのだ。

1946年にジャン・コクトーが作った「美女と野獣」があるじゃないですか。
1コマ1コマ、すべてが絵画のように素晴らしい映画。大好き。
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で、2014年の「美女と野獣」。
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(C) ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTION  ACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS


美しいレア・セドゥとヴァンサン・カッセルにうっとりするお伽話。しかし、それだけ。
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(C) ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTION  ACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS


愛情とか慈愛とかのお話にもみえなかったし、自然への畏怖や憧憬のお話にもみえなかったし、
時間を行き来する巡り合わせになにか気付きや悦びがあるようにもみえなかったし、
どれもこれも足りない。

感覚がぐらっときたのは「大魔神」な展開。感動したんじゃなくて仰天した。
何故そうなる?

なんでも起こりうるお伽話だけれど、なんでも起きてしまうお伽話だからこそ、
登場人物達の逸話やら女子に優しい結末やら
盛りに盛って飾り付けし過ぎたら、
虚構世界は物語の重さに耐えきれず地盤沈下しちゃう。

そんな印象。



「美女と野獣」については
ワーナー・ブラザースがエマ・ワトソンを主役にした映画を製作するとか、
素敵なアニメーション映画を作ったことがあるウォルト・ディズニーが実写作品を企画中とか、
いやいやエマ・ワトソンがディズニー映画に出るとか、なんやらかんやら。
これからいくつか作品を観られるらしい。

全部観る? (^_^;


*


映画館には高倉健さん追悼の言葉。
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by snowy_goodthings | 2014-12-02 00:23 | 鑑賞記

渡辺源四郎商店+青森中央高校演劇部「さらば!原子力ロボむつ ~愛・戦士編~」

2年振りになべげんお芝居鑑賞。
東京公演の日程が杖道行事と重なっていたり、巡り合わせが良くなかったのです。
やっと。
したっけ、最後に観たのは「翔べ!原子力ロボむつ」でした。
そして、今夜も「ロボむつ」。

7月にふと観た虚構の劇団のお芝居で
三上陽永さんが「秋に渡辺源四郎商店の新作公演に出演する」と仰っていたのを聞いて、
すんごい愉しみにしていたのです。
あちこちでつまみ食いのように観ていた、あちこちの舞台世界が環になって繋がる。


豊島区には、大劇場から小劇場まで様々なサイズのハコがあるけれど、
初めて来ました、にしすがも創造舎。
廃校になった中学校を活用してのアーティスト支援施。
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建物は2016年には再び学校としての機能に戻るそうですが、活動はどうなるのかな。
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青森中央高校演劇部
「もしイタ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら」
が2本立て上演だったのだけれど、オットが発熱中につき観るのは断念。
でも、観る機会はまだありそうだから、その時を待とう。


そんでもって、「ロボむつ」。聴こえてくる津軽弁訛りがさらに濃くなって
(津軽衆のオットが「わからない」という箇所あり)、
青森が舞台の物語を東京で観るという、
ちょいザワッと居心地が悪いというか座りが悪いような落ち着かなさが増えた感じ。

絶望と呼ぶしかないモノゴトに対し、
闇雲に怒りの拳を振り上げないし、遠巻きに無力な正論を打たないし、
だからって逃げることもしない。
立ち尽くして対峙する…いや違う、まっただ中に突っ込んで行く。
そして、
奇跡は起きないし解決はしないし、まったく終わらない。ただただ、そのまま。
主人公は、何もできないのだけれど、挫ける風には見えない。

だからかな。
なべげんさんのお芝居は、いつも観ていて哀しくない。むしろ勇気が湧いてくる。
たとえそれが悲劇でも。


久しぶりだったから、
いつもよりちょっと観終わってからの高揚感が高め。
行けて良かった。

来年は
東京で待つばっかじゃなくて、青森にも観に行きたい。
by snowy_goodthings | 2014-11-29 21:20 | 鑑賞記

ジャンヌ・ダルク

たまには我らが在所、ヨコハマで観劇。
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現在の芸術監督(正確には芸術参与)である白井晃さん演出。

ただ板張りの四角い舞台の上を大勢の役者が駆け回り、
村になったり、城になったり、戦場になったり。見ためは簡素なのだが、雰囲気は豪華。

ジャンヌ演じる有村架純さんは、初舞台にして座長。
役者さんのまっさらな初々しさが、そのまま
後に聖女に列せられた乙女に嵌るという配役の面白さ。
TVで観る印象からは、寄った画角での細やかな表現が上手な役者さんだと思っていたけれど、
今日舞台で観る姿はアスリートのような必死さがびしばし。

脇を固めるベテラン役者さん達の巧いお芝居が、むしろ"やりすぎ"と思えてくる。
不思議なバランス。その印象が成功であるかどうか、鑑賞者の好みに合うか…
「好感」多め。ただ、「感動」とはちょっと違うんだ。


この日が大千秋楽であったので、
涙、涙のカーテンコールや座長挨拶はほのぼのと盛大なものでした。


by snowy_goodthings | 2014-11-24 16:00 | 鑑賞記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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