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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 / Sweeney Todd, the Demon Barber of Fleet Street

東京駅まで"夜のお散歩"と歩いたのだけれど、日比谷通りを吹き抜ける北風に凍えた。
(>_<)、 寒いというより、痛い。まっすぐ立ってられない。

途中の有楽町駅近く、三信ビルの跡地を通りかかり…
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Fujifilm KLASSE W × Fujifilm Natura1600 /Fujifilm LABO

頭の芯まで冷やしながら、オットと合流、MMで寄り道して映画を観た。


何故、ジョニー・デップさんはティム・バートン監督作品に出る時は顔が白いんだろう?
復讐劇の主人公はたいてい救われないもの。それをわかって観ても、哀れだ。
でもそれよりなにより、出血大サービスが痛いというより、寒い。まっすぐ観ていられない。
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(C)2007WarnerBros.EntertainmentInc.andDreamWorksLLC.AllRightsReserved.



by snowy_goodthings | 2008-01-25 22:50 | 鑑賞記

迷子の警察音楽隊 / BIKUR HATIZMORET

Yahoo!映画でたまたま見て、邦題の「音楽隊」に惹かれて観に行った。

イランの次はイスラエル。
"解決"という言葉を遠いものと感じてしまう背景がある国の映画が続いている。
でも、どちらの映画も悲壮感に収まっていない。 (^_^;
収まっていれば、安易に"国家のせい"って反応できるんだけれど、そうはいかない。

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1990年代のある日。エジプト・アレクサンドリア警察音楽隊が、
かつて中東戦争で対立していたイスラエルへ演奏会にやって来たものの、
僻地な街で迷子になって途方に暮れる一晩の、ちょっと良いお話。

…って書いたら、本当にそれだけのお話なんだ。
ちょっと昔に流行った、淡々と何も起こらないロードムービーみたいな趣き。
ただ、薄っすらと「良いお話」だけではないものを感じる。ちょっとだけ。



by snowy_goodthings | 2008-01-01 17:45 | 鑑賞記

ペルセポリス / Pelsepolis

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共同監督の1人、マルジャン・サトラピの自伝的グラフィック・ノベル
(つまりアートな漫画)が原作のアニメーション。
イスラム革命からイランイラク戦争後の頃までのイランを舞台にしたお話だけれど、
フランス映画なので、台詞は全編フランス語。

高校時代に習った世界史の記憶を必死にたぐりながら観たので、疲れた…

ペルセポリスは、紀元前にあったアケメネス朝ペルシア帝国の首都。
語源は"パールサ(ペルシア)の都"、破壊された都市だって事を考えると、
表向き「個人的なイラン女性の半生記」な印象の下に、
政治とか宗教とか国家とか、実体として目に見えない力に対する主張がありそう。

ゴジラとかアイアンメイデンとか、"笑い"を挿みつつ…
正直、個人的なお話だと受け取ると、90分間独り言を聴いているみたいで辛い。
政治的創作だと受け取ると、90分間演説を聴いているみたいで重い。





by snowy_goodthings | 2007-12-31 17:30 | 鑑賞記

パンズ・ラビリンス / El laberinto del fauno

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(C)ESTUDIOS PICASSO, TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ.


間違いなくお話はファンタジーなのだが、その過程は辛く厳しい。
スペイン内戦と、その後に起こる第二次世界大戦の時代背景があるように
大人達は同じ国の人間同士で闘い合う。
主人公オフェリアの"故郷"、地底王国が彼女に与える試練は
子どもらしい我侭や甘えを許してくれない。

最後は「めでたし、めでたし」なのだけれど、その代償は悲劇的。

子供の頃に夢見たお伽話の世界は、大人が作る現実の世界から隔絶されて
いるから、幸せな場所なのか。




by snowy_goodthings | 2007-10-19 23:30 | 鑑賞記

厨房で逢いましょう / Eden

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"曲者の天才シェフが平凡な主婦に恋をする、ちょっぴりほろ苦いラブストーリー"
と、コピーが謳っているから、ロマンティックで現代の童話みたいなお話かと
思ったら…全然違った。

笑える事は笑えるが、不快感・違和感もどっと来る、ドイツ・ジョークな映画だった。
確かにさ、昔の童話って、ワガママなお姫様・王子様がたくさん出てくるけどさ。 (^_^;

美しいが、自分の感情には正直で周囲の人達の感情には鈍感な主婦。
どこが平凡なんだ。
それなりにイカすが、哀れにも嫉妬深くて周囲の人達に当たりまくる主婦の夫。
気の毒だがキレすぎだ。
人との関わりが苦手だった大きな腹の料理人は、
彼らに関わって人生の転機を迎えてしまう。
変わっているようでいて、いちばん真っ当な大人だった。


最後は、ハッピーエンドというのか? (@_@;
だがしかし、善悪・正否の判断や解釈はさておき、笑えます。

客達が劇画的に堪能する料理の数々は本当に美しい。
鴨・鹿をさばく生々しいシーンには食欲の"業"ってのを考えてしまったけれど
(これに目を背けるのは食材に対し無礼な気がして真面目に見ちゃう)、
料理を素直に美味しそうに食べる女の子やワンコに、食事の"愉しさ"を感じたり。

Ist Hier das Eden für Narren?
by snowy_goodthings | 2007-09-23 23:00 | 鑑賞記

キサラギ

会社帰り、線路内人立ち入り・落雷・信号機トラブルでダイヤが
ぐっちゃぐちゃなJRに乗ってレイトショーを観に川崎へ。

「アイドル」という素材と役者陣の組み合わせがなんとも妙で、
興味があった…
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  (C) 2007「キサラギ」フィルムパートナーズ

あははははははははは (^▽^;

役者さん達はひとりひとりのお芝居が上手下手というのはどうでもよくて、
皆で醸し出す空気が面白かったです。

アイドルちゃんの設定が適当に時代錯誤・混合的に作られているけれど、
なんだかんだ、"今"の雰囲気なお話。
何十年後かに観たら、どんな風に思えるんだろう?



by snowy_goodthings | 2007-08-17 22:50 | 鑑賞記

レミーのおいしいレストラン / Ratatouille

Anyone can cook. And rat can cook, too.
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  (C)WALTDISNEYPICTURES/PIXARANIMATIONSTUDIOS

久しぶりに観に行った、ディズニー×ピクサー映画。

隣の席にいたおねーさんが「原題ままのタイトルのほうが良いのに〜」と、
連れの彼氏にぼやいていた。同意。

フランス人にとってラタトゥイユは、日本でいう肉じゃがみたいな"おふくろの味"的
位置づけだなんて、初めて知った。





by snowy_goodthings | 2007-08-10 00:15 | 鑑賞記

選挙

2007年ベルリン映画祭で話題となった「選挙」を観に、
渋谷のシアター・イメージフォーラムへ。
#イメージフォーラムは、ギャラリーのような佇まいの、小さいけれど素敵な映画館
#途中、すごい美味しそうな匂いがしたんだが、近所の食べ物屋さんからか? (^_^;

さて、映画。
2005年10月にあった川崎市議会補欠選挙に出馬した"山さん"の約2週間を追った、
"ドキュメンタリー映画"ではなく、"観察映画"だそうだ。
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政治的であるとか、風刺的であるとか、皮肉があるとか、狙った雰囲気は、全く無い。
なにか意図したメッセージを込める事無く、淡々と目の前に起きる光景をそのまま、
ありのまま繋いで見せてくる。

他の政党・団体からの対立候補者も含めて、何をしようとしていての選挙なんだか、
最初から最後まで曖昧、意味不明瞭。

"民意"という名前の地縁・しがらみにバカバカしさや滑稽さを感じる。
だけど、その印象って、私自身の頭の中にあった選挙に対して感じている違和感が、
映画の中で流れるいくつかの映像や言葉をきっかけに顕在化しているだけ。 (@_@; 

映画の目線は、ただただ静か。

ちょっと気持ちを変えてみれば、
センセイ・おじさん達に叩かれてもめげない"山さん"の前向きな姿が
すごく爽やかに見えてくるし。
登場する人々の中で唯1人、まっとうに政治的な発言をしている"山さん"の
家内さんはとてもトンガっていて格好良かったり。

…と、恐ろしくも面白い映画なのだけれど、手持ちカメラで撮影された
揺れながら走る映像は、三半器官がヤワな私には大変厳しい。 (^_^;
観ているうちに本気で目眩を起こしました。

ぐるぐるぐる〜帰りの東横線はしんどかった。

でも良いモノ観ました。本当。



by snowy_goodthings | 2007-08-09 22:00 | 鑑賞記

恋愛睡眠のすすめ / LA SCIENCE DES REVES

神奈川での上映予定は無いそうなので、しぶしぶ、渋谷まで観に行った。
でかけたのは東京23区に大雨洪水警報が出ている時だもんで、
渋谷駅からスペイン坂までいつもは憂鬱な道のりも今日は閑散として
歩きやすかった。
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で、映画。
むちゃくちゃ毒のある、しかし捨てがたい可愛らしさが満載な映画。

ガエル・ガルシア・ベルナル演じる主人公のメソメソぶりは、
病的というよりも病気。でも可愛い。 (^_^;

現実だったら「まずいだろう?!」な人物だけれど、憎からず思えるのは映画だから。
夢・妄想と現実との境界がごっちゃになったお話だけれど、
そもそも"現実"とされている世界の設定も微妙に非現実的だし。

それと、執拗なまでに台詞に下ネタを詰め込んでたたみかけてくるのは、
フランス人の趣味なのかーっ?

なにか引っ掛かる気もするけれど、おもちゃみたいな夢の世界での事だから
まぁ良いかって許してしまう。
図画工作のような世界は、本当に可愛いかった。なんかごちゃごちゃしてて。
105分間の愉しい現実逃避でありました。


あぁ、最後の最後。
ピアノの上が綺麗に片付いている事だけがえらい気になった。



by snowy_goodthings | 2007-06-10 14:00 | 鑑賞記

バベル / BABEL

会社帰り、オットと待ち合わせて映画を観に行く事にした。

なのだが、帰宅途中で寄れる映画館では、観たい映画をやっていない。
今いちばん観たい「恋愛睡眠のすすめ SCIENCE OF SLEEP」は渋谷でのみ上映。
横浜・川崎での上映予定は無いらしい。
こういう時、横浜って"東京の田舎"なのかと思う。ちっくしょー (^"^;
「クイーン THE QUEEN」も興味あるのだが、川崎の上映館での時間は夕方まで。
時間が全然合わない。
「ボンボン BOMBON」なら川崎でレイトショーがあるらしい♪…と思ったら、
来週末からだった。ダメだ。
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で、映画。
モロッコ・アメリカ〜メキシコ・日本と異なる舞台で、
座標と時系列が前後しながらも、最後は同じ瞬間に収束する展開が驚き。
素直に"すごい"と思うのだけれど、正直に"掴みきれない"とも思う。
かくかく動くアングルのカメラで、旧約聖書「創世記」バベルの塔以降の、
"お互いの言葉・真意が伝わらない"って事態を淡々と映し出される映像からは、
なにかひたひたと心に迫るものがあるように感じるのだけれど、
それが何であるかが自分の中でまとめきれない。

でも、有名・無名、メイン・サブいずれの登場人物達の折々の行動は、
それぞれに強烈な印象を残していく。
通行人みたいな位置づけの人でも、
その存在の意味をよくよく考えさせられる場面もあったり。


キャストロールが速いので、名前を見つけられなかったけれど、
モロッコのガイドさんのおばあちゃんが素敵だった。
字幕も出ないから、何を言っているかさっぱり分からないのだけれど、
それでも格好良い。
映画の基底を成す、"言葉が通じない、心が伝わらない"という枠組みを、
最初から超えててしまっている。すごい。

後から振り返ると、散文的に感想は色々出てくる。しかし、
やっぱり、まとめきれない。
by snowy_goodthings | 2007-05-11 23:00 | 鑑賞記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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