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ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して / Jimmy P

アルノー・デプレシャン監督作品でなかったら、日本公開は無かったかも?
いずれにせよ、観られて良かった。
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(C)Why Not Productions-France 2 Cinema-Orange Studio

臨床精神分析医のジョルジュ・ドゥヴルーの「夢の分析:或る平原インディアンの精神治療記録」が下敷き。
1948年、アメリカモンタナ州の軍病院。
心因性と思われる不調に見舞われた帰還兵である先住民ブラックフット族のジミーと、
治療者として招聘されたハンガリー系ユダヤ人でフランス国籍のジョルジュとが、
精神分析的な対話を通じて、それぞれの心の闇に光を灯していくお話。

出身国とか国籍とか民族とか、そういった人間を定義するレッテルをべりべりと剥がして、
うねうねと語られぬ暗い葛藤を経て、良い結末に至る。

ジョルジュ・ドゥヴルーとは何者かを知らないと、ちょっと解りづらい場面もあると思う。
心理学専修者の自分は心踊りながら眺めていたけれど、付き合わされたオットはどうだっただろう?
(^_^;

by snowy_goodthings | 2015-04-29 19:25 | 鑑賞記

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)/ Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)

愚かで面倒くさい表現者達が、長回しっぽい映像の中で右往左往していた…と、
書いてみたら、それ以上の感想が思いつかない。
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(C)Fox Searchlight Pictures

映画って、お芝居って、面白いなぁ。
いつも、なにかしら "新しい事" を教えてくれる。

映画そのまま、飛翔するような良い気持ちで観終わったけれど、それで良かったかな。
ちょっと引っ掛かっているんだけれど。 (^_^;

by snowy_goodthings | 2015-04-24 23:45 | 鑑賞記

Noel Gallagher's High Flying Birds

くれぐれも誤解されたくないのだが…政治思想の観点ではなくって、
いずれの主義に縛られない「礼法」という理解で印象的だったのは、
日本国旗が掲げられた会場に入る際、
お客さん達の誰ひとりとして入口で一礼せず、どぉーっと自分の席に向かって行っていた事。

入退場の際、脱帽のうえ一礼していた自分は、かなり異端。
(^_^;
だって、此処は日本武道館ですから。
私にとって、此処は"世界最大のライブハウス"ではない。んー…"本社"みたいな存在。
そんでもって、京都武徳殿は"Vaticanae"かな。

なぁーんて、今は書いているけれどさ。
自分も、2004年にデヴィッド・ボウイの The Reality Tour を此処で観た時は
そんな礼法を知りませんでした。

無知・無学とは、時として無礼・非礼となる。その意図の有無に関わらず。

要は、そのようにネガティブに捉えられかねない現象に対して、
どのくらいの受容性で応えるか。
人間としての器というか度量というか器量を、どのくらいに広げるのか狭めるのか。
自分は…器というよりザルかも。かなり、緩い。

まぁ、腹ん中では違う事を考えていたりもするが。くーっ!


それはさておき、
大合唱したり、沸き立ったり、楽しかったです。
日本で見聞する機会があるなら、ちょっとでも興味があるなら、
ツンデレ迷っていないで体験しようと思って来たのだけれど、来て良かった。

ぜんぜん真面目な聴き手でない自分の頭にも「あぁ、これは」と沁みてくるんだから。
このヒトの歌は、凄まじい浸透力。

1 Do The Damage
2 (Stranded On) The Wrong Beach
3 Everybody's On The Run
4 Fade Away
5 In The Heat Of The Moment
6 Lock All The Doors
7 Riverman
8 The Death Of You And Me
9 You Know We Can't Go Back
10 Champagne Supernova
11 Ballad Of The Mighty
12 Dream On
13 The Dying Of The Light
14 The Mexican
15 AKA... Broken Arrow
16 Digsy's Dinner
17 Don't Look Back In Anger
Enc.1 If I Had A Gun
Enc2. AKA... What A Life!
Enc3. The Masterplan


…と、いかにも傍観者っぽい乾いた感想しか出てこないんだけれど、
今まではそういう接し方しかしていなかったからか。これからどうなるかな。


by snowy_goodthings | 2015-04-15 21:10 | 鑑賞記

五段以下審査会でした

春の講習会ならびに五段以下審査会が、神奈川県立武道館で開催されました。

午前中は無段〜五段に分かれて講習会…なのだが、
写真を撮ろうとしたらごまこ(Canon 5D Mark II)にCFカードが入っていない。
(@_@;
一昨日、センサー清掃をしてもらうためにオットにカメラを預けたんだが、
サービスセンターでカードを抜いて返されたのを、
オットが自分のカバンに入れっぱなしにして忘れていたらしい。
おいおいおいおおいおいおーい

仕方が無いので、昼休みに家にスペアのカードを取りに行った。
ちきしろー


まぁ、講習会では六段以上は講師役ということで
全然動いていない(動くのは受講者さんのお役目)から、
体力は有り余っていたんだけれどね。しかし、なんだかなぁ。


*


午後から、審査会。
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受審者数はやや少なめな印象ながら、年齢幅は広い。
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したっけ、今回も拝見していて思った。
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稽古する理由って何だ?

こんな現代に何故、
そんな人を斬ったり打ったり突いたり払ったりする技を稽古しているんだ?

斬っているのか、斬っているつもりなのか。
打ったのか突いたのか払ったのか、打ったり突いたり払ったりしているつもりなのか。

所作の規定が細かく厳しいのが制定型杖道であるけれど、
技として定められた所作・間合があって、その理由には理合があるという意味では
古伝の杖術となんら変わらない。
技を強く使いたくなるんなら、所作を正しく使うことなんて容易いんじゃないか。

…ということに、気付いてしまった。

たまに稽古中に遭遇する不思議な言説として、
「いつも古流の稽古ばかりしていて、制定型なんかを稽古していない」から
「制定型が古流の動きになる」あるいは「制定型の動きをつい忘れる」
という言い訳がある。
制定型を"上手に"できない理由として、そんな意味の説明を
ご丁寧にされることがある。本当はもっと"上手に"できるらしい。
かく書く自分も六段審査を受ける前までは、よく言っていた。
でも、それってさ、
型武道として定められた所作・手順ひいては理合などプロトコルを
「まったく理解できていない」「教えられた通りに実行できていない」を
斜に構えて、自分は格好悪くならないように言い換えているだけなのだ。

「できない」「やらない」を格好付けてどうするんだ。
それって、すげぇ恰好悪い。実は。
「できる」ようになりたいなら、みっともないくらいにおやんなさいよ。

…ということを、考えてしまった。

そこに気付いたんだから、そこまで考えたんだから、
自分の稽古だけでもせめて変えていこう。うん。
とりあえず、言い訳はしない。ただ、やるのみ。


おつかれさまでした。
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審査会の報告は県連杖道部会サイトをご覧ください。



http://kanagawa-jodo.main.jp/





例によって写真はFlickr(←Click) にあります。
行事の性質上、ほとんど公開していません。
 *稽古つながり or お顔とお名前が一致しているFriendsさんは
 *見て頂ける状態にしていますので、オリジナルデータでどうぞ。



by snowy_goodthings | 2015-04-12 16:30 | 稽古記


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by Yukiko I. N.

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