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シェフ 三ツ星フードトラック始めました / CHEF

今日はこれ。
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「アイアンマン」1〜2作目を監督したご縁なのか、ロバさんとか
それっぽい役者さん達が脇役で登場するのが楽しみだったのだけれど、
ただただ愉しくって美味しそうな"FOOD PORN"な映画だった。

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(C)SOUS CHEF,LLC.

肉食の描写が、下ごしらえから調理を経て食べるところまで潤沢。
ものすごくお肉が食べたくなる。
で、主人公の奥さんがベジタリアンであったりして、
多様な食習慣があっさりと共存する、おめでたい雰囲気がむんむん。
さらに、フランス料理店の厨房でコチュジャンとか作っていたり、
「おいしい」という味覚に人種や信仰や国籍の壁はないという、
やさしい雰囲気もむんむん。

メニューを巡って定番を重んじるレストランオーナーと創作を志すシェフとの対立とか、
ビジネスとアートとがバトルする真面目な話にも見えるんだけれど、
Twitterで大炎上を起こしてクビになっちゃったら、
あっさりとその葛藤はお仕舞い。

その後は、変態だが優しい男性達と美しい女性達と良くできた息子が
わらわらと主人公を助けて、ハッピーエンディングを目指してCUBANO屋台トラックが
走り出す。ただただ、おめでたい。
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(C)SOUS CHEF,LLC.

ゴージャスなフレンチも、屋台のキューバサンドイッチも、どっちも旨そう。
食欲はヒトを堕落させる大罪だが、ヒトの本質を剥き出しにする。なんてこった。
でも、台詞の端々に現れる主人公の態度は、
成熟したオトナの責任とか情熱とか愛情とかがキラキラしている。

…とまぁ、脳幹と胃袋とに心地良い刺激。


真面目なベジタリアンやヴィーガンの方には不向きこの上ない映画ですが。
(>_<;


ところで、キューバ風サンドイッチというのは、キューバではなく、
フロリダが発祥の料理だそう。ケイジャン料理みたいなルーツがあるのかな。
そういえば、アメリカとキューバは国交回復するんですよね。キューバ・フィーバーが来る?


by snowy_goodthings | 2015-02-28 23:00 | 鑑賞記

劇団東演「検察官」

仕事をちょい抜け出して、新宿で観劇。
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劇団東演のお芝居は初めて観ました。
Московский театр на Юго-Западеのヴェリャコーヴィッチが演出すると知ったら、
ロシアから役者達も出演すると知ったら、そりゃ観たいですもの。

様式的な振り・所作に歌のように言葉が乗っかってくるショーアップした
お芝居は、期待通り。
台詞全体の80%くらいが日本語だから、お話はわかりやすい。
日本人キャストは目線高めで真面目に言葉で攻めてくるのに対して、
ロジア人キャストは観客席を見下ろし睨む勢いの目力で押してきて動きが軽やか。
その辺りのちぐはぐ感がお話と絡み合うかというと、そういう配役ではないのだな。
でも、ノリと収まりの悪さはそれはそれで喜劇っぽくて愉しい。


それよりも、気になる居心地の悪さは劇団・俳優さんに長年寄り添ってきたと思しき
ご高齢のムッシュー・マダムの"声に出さずにいられない"感激のリアクションの数々。
上演中ずっと、役者さんへ惜しみなく愛情を注ぎまくる感想をヒソヒソと述べる声が
聞こえてくる。往年の固定ファンの"極み"を目の当たりにした気分。
なんだろう、歌舞伎の大向こうとは異なる雰囲気。なんだろう。

舞台を観ているとき、演じている役名で呼ばれるのと自分の名で語られるのと、
役者さんはどちらが嬉しいのだろ?
そーんな事を考え始めてしまって、後半だんだんと落ち着かなくなった。


で、
終演後のトークセッションは聴かず、退出。
仕事が詰まっている状況だったからというのもあるけれど、
この違和感を抱えたまま聞くのは辛そうだから。


100%ユーゴザーパド劇場による「Ревизор」を観たいです。
モスクワまで行くべきか。

それと、東演さんのお芝居も違う作品で接してみたいです。
下北沢の劇場で是非。




by snowy_goodthings | 2015-02-23 16:15 | 鑑賞記

NO / NO

今日はキネカ大森、名画2本立てのうちの1本。
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封切り前から興味があったのに、
あちこち映画館での上映期間を逃しまくっていた「NO」をやっと観た。


ガエル・ガルシア・ベルナル主演だけれど、メキシコではなくチリの映画。
自分は冷戦世代ですから、
ピノチェト将軍の軍事独裁政権の存在は覚えているんだけれど、
この映画で描かれている1988念のピノチェト政権の信任を問う国民投票および
"Sí(YES)vs. No (NO)"両派のキャンペーンCM合戦のことは知らず。
独裁政権は冷戦後の現在も存在するけれど、
国民に対し賛成-反対を真っ当公けに問うなんて、
しかも政権が敗北を認めるなんて、なんて長閑。今や想像しづらい。
信任投票の2年後、ピノチェトは退任している。

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(C)Participant Media No Holdings, LLC

広告という表現手段について、
まじめでヒトをわくわくさせる役割の部分が語られている。
ぐだぐだ、やる気があるのかないのか。バラバラのチームワークながらも目的に
向かって盛り上がっていく製作者たちの姿はちっとも格好良くないんだけれど、
やってのけちゃう。


滲んだ画面と揺れるカメラアングルと暑過ぎる空調とで、途中から目眩を起こして
大変な思いをしながら観たけれど、面白かった。痛快だった。
乗り物酔いみたいなことにならなければ、もっと良かったのだけれど、
それを差し引いても良かったです。
ふぅ





by snowy_goodthings | 2015-02-22 16:35 | 鑑賞記

マッハ!無限大 / ต้มยำกุ้ง 2 (Tom Yum Goong 2)

1月は観たい映画が沢山あったのに、
地区講習会のあと寝込む日が多くてあれもこれも観損ねた。
なによりも衝撃だったのは、ロバさんの映画があっという間に上映終了していたこと。

あんまりだ。あんまりだ。


…と、
恨み節をぶつぶつこぼしながら、久しぶりにトニー・ジャーさん映画。

「マッハ!弐」と「マッハ!参」は公開されたことに気付かず、これらも観損ねている。
「トム・ヤム・クン!」以来です。
いっとき出家されたとか還俗されたとか、俳優活動ではない話題ばかりをちらちらと
聞いていたけれど、待てば果報あり。


邦題は「マッハ!」だけれど、お話は「トム・ヤム・クン!」の続編。
前作を観たのは2006年春だったか。
ありゃ、観た記憶があるのにログが残っていない。まだ記録を残していない頃だったっぽい。

虚飾ナシ、生身のアクションが"売り"のトニーさん映画ですが、
今回はワイヤー吊りも早回しもCGも使って"なんでもアリ"だそう。それも
嫌味が無い塩梅の加工という印象。
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(C)SAHAMONGKOLFILM INTERNATIONAL CO.,LTD.

端正な構図によく動く視点。
アクション映画なんだけれど「綺麗」という印象が最初に出てくる。

さんざん殴っても蹴っても全然くたばらない長い長い格闘は、
技前が無駄無く鋭すぎて映画らしく仰々しい派手さがあんまり無いので、
観ているうちに疲れてくる。スゴい事をし過ぎなんだよ…ウソっぽさが無さ過ぎ。 (^_^;


もう1人、久しぶりにお姿拝見できて嬉しいジージャー・ヤーニン。台詞はめっさ少なめ、
とにかく蹴る、跳ぶ、殴る。ついでに刺す。
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(C)SAHAMONGKOLFILM INTERNATIONAL CO.,LTD.


でもって、
人間達の粉骨砕身な闘いの締めくくりを象さんがあっさりとさらっていく。
出来過ぎな展開だけれど、大団円。

愉しかった。



by snowy_goodthings | 2015-02-21 23:40 | 鑑賞記

おみおくりの作法 / STILL LIFE

脚本・監督のウベルト・パゾリーニのお名前が妙に引っ掛かって
すごく観たかった映画。
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(C) Exponential (Still Life) Limited


ヒトの死に様を描くことは、ヒトの生き様を語ること。

死者が沢山登場するお話だから、おそらく悲劇。
悲劇なんだけれど、お話の運びが軽妙だから何故か滑稽。いや、
明日は我が身の、家族とか町とかのコロニーが無くなった
大都市らしい哀しい現象。

主人公を待ち受けていたエンディングは衝撃的だったけれど、
最後の最後にもっと驚くことがおきる。
救いとか慰めとかはなーんにも無いんだけれど、仕事を全うした人間の極みを見た。
そんな感じ。

ところで、この主人公は今のオレと同い年。
それも衝撃。
とうとう、レストレード警部と同輩になってしまった。年取ったな、自分。


この作品を観たことは、しばらく忘れられなくなりそう。



by snowy_goodthings | 2015-02-11 16:30 | 鑑賞記

神道夢想流 水月会 第22回 伊勢山皇大神宮奉納演武会

毎年2月の恒例、奉納演武会です。

昨年の演武会は、積雪の中で行われました。
今日は、びとびとと雨が伊勢山に降り注ぎ、舞台をびしゃびしゃと濡らしているため、
2010年以来2度目の屋内開催となりました。
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2010年って、矢野先生が「太刀遣いをよく見ておけ」と奥伝を見せてくださった時の。
アホみたいに写真を撮りまくって、全部プリントして後日先生に渡したら
「撮り過ぎ」と呆れらた時の。

あの日に思った事・考えた事はちゃんと覚えている。
で、あの日から今日この日までの間に、自分は思った通りに考えた通りに
成長しているんだろうか? (^_^;
…そーんな個人的な感傷はさておき、"Show Must Go On" 。

ご神事の後、
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記念館2階ホールで演武会。
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長く続けていると、習って「愉しい」で終わらなくって、
習ったことに対する「責任」が情け容赦無く押し寄せてくるのが
武道稽古の妙。
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その事実について、あれこれ思ったり考えたりするのですが、
その真理はぜんぜん簡単で単純。

好きだから、やっているんです。
好きじゃなきゃ、やっていないです。


おつかれさまでした。
来年は良いお天気になりますように。

*


私撮影ぶんの写真は Flickr (←Click)にあります。
*Publicに見られる写真は制限しています。
*被写体の方へは、一部(全部ではない)プリントしてお渡し致します。

*2017年5月17日 追記:
水月会行事において、
一部の支部会員の写真撮影・メディア(特にWEBサイト・ブログ・SNS等)掲載に際しては
事前許諾を要するルールが適用されました。
これを受け、Flickrで演武者・立会を問わず会員が写っている写真は過去遡って、
すべて公開制限をかけました。
拙ブログ掲載写真も師範演武を残して削除していきます。

Flickrにストレージしてある水月会行事の写真については、
- Flickrアカウントをお持ちであっても閲覧できない設定に変更しました。
- 何名かの先生にお渡ししていたゲスト閲覧権限はすべて削除しました。

誰がどの支部会員であるか判別しての公開・非公開を設定する事は煩雑
(実際のところ、誰が何処支部の誰であるかわからない)であるのと、
演武の組合せによっては上記ルール適用に矛盾が起きるため、識別はおこないません。


by snowy_goodthings | 2015-02-08 18:00 | 稽古記

M is for Motivation

モリッシー先生のおかげで、もとい、
モリッシー先生のコンサート鑑賞という目的を得ることで旅に行けます。
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英国6都市を巡るアリーナツアーのうち、
3月という日本においては年度末繁忙期に休暇を取って行ける期間ぎりぎりで
1公演だけ。

6都市の中でいちばん街歩きが愉しそうだと思ったのがグラスゴーで、
6会場の中でいちばん建物の構造が素敵だと思ったのがThe SSE HYDROだったのです。
中止とか延期とか何が起こるかわからないのが先生のツアーらしいから、
中止とか延期とかになっても、自分なりに無駄足を面白がれる土地に行こうと思った次第。

さんざん迷ったけれど、「行きたい」という衝動には従おう。
後で「行きたかった」なんて、言い訳がましい恨み節で自分を甘やかすことを
したくない。思い切るなら潔く無理しよう。


で、ガタイが良いファンの方々と一緒にステージ前で
モッシュする勇気はない自分が選んだチケットは、ステージ近くのスタンド席前寄り。

アリーナの大空間いっぱいに膨らむ、"Morrissey"という現象を呆然と傍観できるかな。


*


入国審査とか街中の移動とか滞在中のあれこれとか、
スコットランド英語は津軽弁のように訛っている印象だけれど、大丈夫だろうか。
なんとかなるかな。



by snowy_goodthings | 2015-02-03 18:05 | 鑑賞記

講習会・級審査会でした

本日、2月1日は映画の日…じゃなくってさ。
横須賀で講習会と級審査会でした。
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今日は、東京都・神奈川県の私立中学校が入試解禁日であります。
なので教員である指導部長は業務都合で欠席。
それだけじゃない。今日は、神奈川県立武道館において
「第2回全日本選抜剣道七段選手権大会(横浜七段戦)」開催日であります。
そちらでの杖道演武・居合道演武のため、八段の先生3人が欠席。
とどめに、杖道部会長は冠婚葬祭事由で開会式後に退席。
…というわけで、講師も受講生も気持ち少なめ。

最初に、昨秋の称号審査会で合格された方と
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先月の六段・七段昇段審査会で合格された方への
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証書授与。

午前中は、無段〜五段に分かれて講習会。七段・六段は講師役。
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13時から、一級審査会。
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その後、再び講習会。
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あれ、八段先生が増えている。県立武道館での演武を終えて、移動してきた模様。

講習会は16時終了。
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講評は「とにかく正しい所作を意識すること」。


その後30分だけ、
来週は水月会の奉納演武会があるので、先輩と五月雨をざっと稽古。
考えてみたら、先輩とは演武会で組むのは初めてだし
稽古して頂くのもすごく久しぶりなのだけれど、
クリアな太刀筋と端的明瞭な指摘は短い時間でもなまら濃くって愉しい。
(^o^)

久しぶりに女性どうしの演武。しかし、
土砂降りのような五月雨になるかもしれない。



例によって写真は Flickr(←Click!)にあります。
関係各位はよしなにご覧ください。



審査会の報告は県連杖道部会サイトをご覧ください。



http://kanagawa-jodo.main.jp/





by snowy_goodthings | 2015-02-01 16:30 | 稽古記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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