カテゴリ:鑑賞記( 399 )

#TQID

自分史上、今いちばん The Smiths を聴いていると思う。何故、今さら。そういう潮目か。
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*自分が持っているのはRhino再発盤、イスタンブールで買ったんだけ?


ふとレコード盤を引っ張り出して、夜中に眺めたり、明け方に聴いたり。
何事も経験ですが、何をしているんだか…


o(^"^; ちきしろーう、負けないぞー。


*


7/20追記:

驚愕、
"5LP Vinyl Boxset"とか"3CD / 1 DVD box set"とかって。

仕事柄っぽく、産業構造をなんちゃら考えるならば、
日本盤を買うべきだろうって気持ちもあるにはあるのですが、
頭に血が上がっちゃって、待つ・考える余裕無し也。


by snowy_goodthings | 2017-07-18 07:00 | 鑑賞記

東京都美術館 ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展

午前中ちょい時間を作って、会社へ行く前に上野公園へ寄り道した。
目的は、上野動物園で生まれたばかりのパンダちゃん…じゃなくってよ、
東京都美術館で「バベルの塔」展。
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私の目的は、ヒエロニムス・ボスの油絵2点と模写・模倣された作品群でした。
どれもこれも、こちらの予想に寄り添うなんてことはしてくれない振り切れっぷり。
"信仰"というおこないについて、
自己統制された求道の姿を期待してはいません。
清廉な理想は実現しないから、美しい。
ギラギラでギトギトな自我と欲望が塒を巻いてのたうち回るくらいな有り様のほうが、
ずっと在り得る。
たとえ、描かれているものが異形の怪物であったとしても、すごい人間らしい。

…と、そう思うんだけれど、どうかな?
タラ夫さん。
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スネ毛が生々しい。(^_^;

企画タイトル作品であるブリューゲル1世の「バベルの塔」は存外小さい絵だった。
限られた面積に描き込まれた情報量の緻密なこと、描き様の凝っていること、
あれやこれやに呆気にとられた。
ちょうど、テッド・チャンの「バビロンの塔 Tower Of Babylon」とか
「地獄とは神の不在なり Hell Is the Absence of God」とかを読んで、久しぶりに
活字によって"目が開く"思いをしたばっかりだったんだけれど、
(おそらく2017年で最も忘れ難い読後感)その時と似た感触と感覚。
飽くなき知識への好奇心とか、限界知らずな空想と思考の力とか、
漏れなく表現し尽くす才能とか…それらを、
ただひたすら黙して享受することが愉しくて仕方がない。そんな感触と感覚。


by snowy_goodthings | 2017-06-14 11:20 | 鑑賞記

speech & writing

RT, Share, ReBlog, Quote-in-full, etc... Is that really your own expression?
Truly your opinion? Or, Mass Games?


by snowy_goodthings | 2017-05-25 13:09 | 鑑賞記

ムーンライト / Moonlight

最初の30分足らずで、
グルグルと登場人物達の周りを回るアングルに三半規管がついていけず、
回転性めまいで失神しそうになりながら鑑賞。

途中で観るのを諦めたら、主人公の半生の半分も知らずに終わっちゃう。
しかし、もし主人公が悲しい結末なんて迎えてしまったら、
こんだけ辛抱しているオレが報われない。
そういう幕切れだけは勘弁してよ…と、願いながら耐えた甲斐があった締め括り。
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(C)A24 Distribution, LLC


良かった。自分も救われた。
べらぼうに勝手な感想だが、心底そう思ったんだ。

ヒトの人生は長いから、
その途中までを観て「良かった」と言いきってはいけないかもしれないけれど。
それでも、良かった。

とても普遍的な優しさを感じられる物語であるのかもしれないけれど、
でもやっぱり、人種とか、出身地とか、貧富とか、階級とか、暴力とか、嗜好とか、
ヒトとヒトとの間に敷居を建て分け隔て、時に争いを引き起こす
現代的な"壁"は厳然と見える。
美しい事物があったし、醜い事物もあったし。
脆いし、強いし。





うぅ、
頭の中で醸成される気持ち良さとは真逆に、身体の反応は気分が悪い。
_| ̄|○ 

映画鑑賞も体力勝負だ…

by snowy_goodthings | 2017-05-14 13:05 | 鑑賞記

国立新美術館開館10周年 チェコ文化年事業「ミュシャ展」

Alfons Maria Mucha の「スラヴ叙事詩」20点すべてを日本で観ることができるなんて奇跡が、
乃木坂あたりで現在起きている。
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GW最後の日、夜に近い時刻に行けば、存分に観ることができるに違いないと思って行った。
やったー、その通りだった。

一点ずつ視界いっぱいに広がる世界について、
主題に従って日本語で"民族主義"とか"愛国"とか"憂国"とか…そういった言葉で表現すれば
猛々しい気配が先に刺さってくるのだけれど、絵の印象はぜんぜん違う。
懐古趣味が過ぎる白昼夢みたいであったり、
書物を読み解きながらでかける空想の時間旅行みたいであったり…
画家が絵に込めた"願い"をうまく受け止められないもどかしさを感じてしまう。

だって、私はスラヴ民族ではないから。プラハ市民ではないから。

幸福も不幸も等しく綺麗に描かれた絵の世界に、ため息をつくばかりだった。
ただ、圧倒された。


いつか、もういちど観てみたい。そうしたら、もう少し生々しい印象を掴めるかもしれない。
すなわち、次はプラハへ行って観たいのです。
そんな単純な動機で旅しにでかけられる時代が、もう少し続いてほしい。←これが本音さ。

by snowy_goodthings | 2017-05-07 20:00 | 鑑賞記

フリー・ファイヤー / Free Fire

好き嫌いがえらい分かれそうな作風であるし物語であるのですが、オレは好きなほう。
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(C) Rook Films Freefire Ltd/The BritishFilm Institute/Channel Four TelevisionCorporation

見苦しく愚かで行き当たりばったりに無茶苦茶な登場人物達の混沌っぷりは、すごく生々しい。
欲望の醜さは、突き抜ければ潔さにも見えてくる。
往生際の悪さは、しつこくやり遂げられたら逞しさに感じられてくる。不思議だ。

冒頭の監督からの"ご挨拶"の通り、人間って1〜2発撃たれたくらいでは即死なんてしない。
しかし、死ぬ時は感傷に浸る余裕なんてなく死ぬ。その瞬間はあっけない。そのきっかけはどうしようもない。
だから、恐ろしい。

斜に構えて、現実世界のなにかのメタファーなんじゃないかと勘ぐりたくなっていく。
虚構なのに、異様な現実感。うひゃっ。



by snowy_goodthings | 2017-05-04 20:30 | 鑑賞記

T2 TRAIN SPOTTING

20世紀末に憧れめいた思いに取り憑かれた、病と憂いが戻ってきた。
原作小説と映画とが仲良く手を取り合ってさ。
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ふりだしに戻った?…違う、確実に時間は経過している。20年前とはなにかが違っている。
途中、"懐古" なる、振り返るだけの記憶と体験を持っていることについてどこか優越感めいた
心持ちに囚われかけたりもしたけれど、最後はちょっと違った。

共感するところなんて全然ないんだけれど、少し時間を置いてまた観たくなる。変なの。


by snowy_goodthings | 2017-05-04 00:05 | 鑑賞記

COLDPLAY A HEAD FULL OF DREAMS TOUR

कोल्डप्ले こと Coldplay、
このお兄さん達の "インド趣味" はあまりにも綺麗で夢見がちが過ぎる…
が、自分も似たようなものなんだ。だから、視界に入ってくるとチラチラと気になる。

だもんで、
プロモータ様の "モニター招待" なる抽選チケットが当たった勢いで行きました。
興味があるなら、機会を得たなら、行きますとも。
同行のオットが言っていたように、
「キラキラ(Xylobands™ :ザイロバンド)増量要員」を任ぜられたというなら、えぇ喜んで。
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ワールドツアーの中休み前、かつ、アジアツアーの締め括りであるらしく、客席は多国籍。
肌の色がいろいろ、装束もいろいろ。
年齢は、自分がしばしば追いかけて行くコンサートと比較したら、15歳くらい若いだろうか。
(問題発言だな、これ)


すごい、キラキラがいっぱいだ。
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聴衆の数は、
レコード会社のライブレポートによると約45,000人で
ロッキング・オンRO69のライブレポートによると55,000人。
あやをつけるつもりはないのだが…この1万人の差は相当な人数である筈なのだが、
自分の記憶と照らして捉えたら、どうでもいいやって気分になる。
ようするに、多国籍な顔ぶれの大勢の人間達がたったひとつ共通の目的の下に参集していたのです。
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えーっと、ショーの感想は…綺麗でした。
豪華絢爛に煌びやかな演出も綺麗だったし、奏でられた音楽も綺麗だった。綺麗過ぎるほどに。
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言い換えれば、やっぱり夢見がちが過ぎる。
豪華絢爛に煌びやかな演出とは真逆に近い、素っぴんに近い生身の繊細さを感じる歌は、
ちょっとど突いたら、ざっくりと傷ついてしまうんじゃないかって思えてくるほど柔らかい。
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ショーの始まりに流れた、
かつて喜劇王が独裁者に挑んだ映画「独裁者」の演説:
"... You the people have the power to make life free and beautiful, to make this life a wonderful adventure."
この言葉を引用する志は、素晴らしい。
真っ当な頭の主であれば、そうであってほしいと願うでしょう。
私だって、そう思っている。

そうなんだけれど…

真っ直ぐな理想をキラキラと表現するお兄さん達が、ただただ眩しいです。
自分の手に負えない事を考え過ぎる、私の知覚には。
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…とまぁ、ちょっと中途半端に年を取っている自分は思う事がいくつかあったのですが、
楽しかったです。
ショーの間は、自分も15歳くらい若くなっていた気がするんだ。
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1. A Head Full Of Dreams
2. Yellow
3. Every Teardrop Is A Waterfall
4. The Scientist
5. Birds
6. Paradise
7. Always In My Head
8. Magic
9. Everglow
10. Clocks
11. Midnight
12. Charlie Brown
13. Hymn For The Weekend
14. Fix You
15. Viva La Vida
16. Adventure Of A Lifetime
17. Kaleidoscope
18. In My Place
19. Don’t Panic
20. Till Kingdom Come
21. All I Can Think About is You
22. Something Just Like This
23. A Sky Full Of Stars
24. Up&Up




by snowy_goodthings | 2017-04-19 21:15 | 鑑賞記

キングコング 髑髏島の巨神 / Kong: Skull Island

物語世界において、人間が最も弱い事、それと
人間の尊厳とか大義とかあれやこれや存在意義というか感動的なエピソードが悉く無力で無駄であった事が、面白かったです。

その一方で、歴代キングコング譚のお約束。
美しいヒロインは、華奢な体躯に似合わない強靭な耐久性を持っている。
コングに掴まれて、ぶんぶん振り回されても大丈夫。
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(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC.

とりあえず、なによりも次作「ゴジラ vs. キングコング」が楽しみです。
キングギドラとかモスラとかも登場するみたいで、いよいよ"人類無用"な怪獣映画になるんだろうか。
(^_^;

by snowy_goodthings | 2017-04-15 23:00 | 鑑賞記

ラ・ラ・ランド / LA LA LAND

ものすごく、ダサいくらいに、
映画大好き・ジャズ大好き・LA大好きって惚気っぷりが
巨大なスクリーンから零れ落ちてきていた…IMAXで観たからか。
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(C) 2016 Summit Entertainment, LLC.

Watts Towers が "LAっぽい風景" のひとつとして出てきた。
すごい行きたい場所のひとつ…という訳で、自分の目には、旅に出たくなるお話だった。


by snowy_goodthings | 2017-03-30 23:40 | 鑑賞記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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