カテゴリ:外食記 旅先( 101 )

黄檗禅宗 瑞芝山 閑臥庵

黄檗禅宗 瑞芝山 閑臥庵 で、京懐石普茶料理。
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普茶料理とは、江戸時代に中国から伝来した精進料理。
油の使い方に特徴があって、胡麻豆腐や魚を模した"もどき"料理など、少し濃い口当たりのお料理が特徴。
…という事までは勉強してきたのだけれど、
目の前に並べられた食膳は想像をずっと超えていた。
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皿の向こう、枯山水のお庭が借景みたい。
花にも草木にも命はある。食べるのが惜しくなるのだが、食べた。
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わーい、見目麗しい"もどき"料理。これは「栗もどき」。
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これは「鰻もどき」。
いずれも、殺生・煩悩は除かれたお料理であるのだが、むしろかえって生々しい気配を感じるのは何故だろう。
食欲の業(ごう)とか考えてしまう。
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五観の偈(ごかんのげ)
  一 計功多少 量彼来処
  二 忖己德行 全缺應供
  三 防心離過 貪等為宗
  四 正事良薬 為療形枯
  五 為成道故 今受此食
…の四つめを、今夜は腑に落ちて感じ入りました。
武徳殿から鞍馬口までの道中でちょっと体に不調を覚えて(いつもの脱水症状)、
食に挑むに良い態度ではなかったのだけれど、食べている間に元気になった。びっくり。
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かくして、食らうことで人は生きている。

時々、頭上=屋根の上を軽やかに駆け回る足音が聞こえてきて、
「猫か?」と思ったら、お給仕してくださった男性いわく「鼬(イタチ)です」と。なんと。
  帰りに大きな四つ足のケモノを見かけたが、素早すぎて猫か鼬か識別できず。

お話上手なお給仕が楽しくって、長居してしまいました。
ご馳走様でした。
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そして思った。
また来年も伺いたいです。今度はしっかりコンディションを整えて。
そうだ、こうも思った。
久しぶりに、"静か"な京都の街を歩いた。


*


此処に来るための細やかな予約のやりとりを中継ぎしてくださったのは、チズルさんである。
そのおかげで、ちょっと"親しい"心持ちで門をくぐる事ができました。
ありがとうございます。 (^_^)/


by snowy_goodthings | 2017-05-02 21:00 | 外食記 旅先

昼食

ヘルシンキ中央駅の斜め向かい、
Forum ショッピングセンター3階にある Kippo でヒルメシ。
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情報源は VisitFinland.com 「ヘルシンキでヴィーガン料理」
  ノルウェーもフィンランドも、政府観光局の公式WEBサイトはよくできている。
  iPhone が死んでしまったおかげで、現地ではほとんど恩恵に預かれなかったのだが、
  準備の段階ではたいへんお世話になりました。
"フィンランドの輸出製品ナンバー1が、プルドオーツ(オート麦)になる日も近いかもしれません。
本当に!"と書かれていた通り、この街ではオート麦製品はよく見かけた。

お店のお兄さんに、勧められた通りのものを食べた。
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"GREENTHUMB" ってスムージーと "ZOHAN"って温かいサンドイッチ。青々としている。
腹持ちが良く、美味しかった。


北欧に来てから、パン食が愉しい。美味いのだ。
コペンハーゲンも、ベルゲンも、スタヴァンゲルも、フロムも、オスロも、ヘルシンキも、
何処も彼処も。



by snowy_goodthings | 2016-08-14 13:30 | 外食記 旅先

朝食

宿の近くにあるイケているパン屋さんでアサメシ。
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ベルゲンで "vegetarian" と言うと、だいたい Lacto-Ovo になるらしい。
マヨネーズソースは断ったが、チーズは断りきれず。"すごい薄く" という私のお願いに
お兄さんは律儀に応えてくれた。

パンがたいへん美味かったです。パンだけでも結構な密度のご馳走。





by snowy_goodthings | 2016-08-06 08:30 | 外食記 旅先

京都で飲み食いしたこと

GWに京都で宿泊することの苛烈さは増していくばかり。辛い、辛すぎる。

今年の宿は高台寺のすぐ傍、町家一棟貸し。
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楽天トラベルで探して、他のホテルと一緒にリストされた中から選んで予約をしたのだけれど、
これって Airbnb など最近よく見聞きする「民泊」というやつではないだろうか。
仕事柄、知っておいたほうが良いサービスであるので、稽古仲間さんも誘って合宿することになった。
何事も経験です。

ホテルと比較して一番のメリットは、
日本家屋ならでは、どの部屋にも長押や鴨居・付け鴨居があるから、道着・袴を吊るせること。
これは、ありがたい。


*


まず5月1日、Flickrの皆様には毎年いっつもお世話になっております。
今年は、自分の予習不足な好奇心から、高台寺境内 Slow Jet Coffee 集合でお願い。
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デジタルプリントの同じ柄した Kimono を着た旅行者達の波に右往左往して、
迷子になった挙句に拝観チケット売り場で正しい場所を教えてもらって、やっと着いた。
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自分が指定したお約束時間に遅れました。す、すみませぬ。
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しばし、お喋り。そして思った、
円山公園・八坂神社・清水寺の周辺はたいへんな人通りだけれど、此処はとても静か。
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そしてお夕食に連れて行って頂いたのは、河原町にある京町家イタリアンろんくす
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乾杯して、食べきれない量のご馳走をせっせと頂きました。
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美味しかったです。
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チズルさんには、来るたびに知らない・想像もしなかった場所に連れていって頂いている。
京都は何度来ても知り尽くせない。いつもありがとうございます。


*


5月2日、演武大会後は恒例の貴久政ランチに行く先輩達とは別行動、新京極通りのほうへ。

ちょっと調べてみたら、
京都市街地にはヴェジタリアンもしくはヴィーガン向けの食事処が結構な密度で存在している。
少し街の中心から出れば、精進料理の店もいくつかあるし。

毎年1店ずつ攻略していこう…というわけで、今年突撃したのは、cafe MATSUONTOKO
料理はすべて、肉・魚・卵・牛乳製品・蜂蜜・砂糖を不使用。
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初めてだもんで、看板メニューを。
第一印象のこじんまり感に反して、満腹になりました。驚いた。凝った味で美味かった。


夜は、宿の近くで晩酌。
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お店の名前は…忘れた。奥に坪庭がある素敵な設え。
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坪庭に猫が沢山いて、こちらを見ている。
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猫の視線を感じながら、野菜ピザ。
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本格感は皆無、家庭で我流に作った感じのビジュアルなんだが、悪くなかったよ。


*


そして5月3日。
美しい、六盛さんの「手をけ弁当(登録商標)」。
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ご馳走様でした。



by snowy_goodthings | 2016-05-03 16:00 | 外食記 旅先

ラスベガスっぽくないヒルメシ

ストリップ北限まで来てしまった。

LITTLE VEGAS CHAPEL …ラスベガスって婚姻手続きも観光資源なんだっけ。
昔そんな映画で観たぞ、「Honeymoon In Vegas」だっけ。
エルヴィス・プレスリーそっくりさん大会があって、エルヴィス達が続々と空を飛ぶやつ。 ←あらすじは忘却の彼方
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此処では、エルヴィスのそっくりさんがお祝いしてくれるらしいのだが、
ウィンドウから此方を見ているマリリン&エルヴィスは、あんまり幸せそうには見えない。むしろオドロオドロしい。
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この区画から北は質屋街であるらしい。
旅行者のひとり歩きは推奨しないと聞いていたので、バス停で24時間乗車券を買って DEUCE に乗った。
自動券売機のメニュー表示が、最初スペイン語だもんで、びびった。
言語選択画面に並ぶ顔ぶれが、この地域における勢力分布なのかしら。

渋滞を心配したのだけれど、ストリップよりも北は車の流れが良くって、
あっという間にダウンタウン到着。
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ラスベガス発祥の地は、風景が平らだ。
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寂れているというか、古臭いというか。
派手な造形の建物・ネオンが沢山並んでいるけれど、ストリップに並ぶ作り物感が漂う異国情緒な街並みとは違う。

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"古き良き時代"って、こんな感じだろうか。←リテラシー不足で感想の語彙が乏しい
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でも、とても現代的な雰囲気もする。
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夜、ネオンが輝く時間に歩いたら綺麗だろうな。
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この界隈は、子供連れ家族が多い。旅行者ばっかりじゃないよね、きっと。
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フリーモント通りの東側、 Downtown Container Park
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ラスベガスは、もしかしたら一生でただ1回の訪問になるであろうから、行ってみようと思ったお店で食事。
コンテナパークに入って右手すぐ、 Simply Pure
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いわゆる vegan cafeです。
日本で"ヴィーガンなんちゃら"と言ったら、浮世離れに健康なんだろうが不健全そうというか、
排他的に気高く気難しそうというか、そんな雰囲気が漂うけれど(←ごめんなさい、まったくの偏見です)、
此処のお姉さん達は颯爽とハンサムな人々だった。めっさ好感度高め。いや、ヘンな意味ではなく。

初めて来たので must try は何かと尋ねたら、3種類くらいまで絞り込んでくれたので、その中から
vegan green chile enchiladas を選択。昨夜の気分をひきずって、メヒコ由来の料理です。
美味しい物は美しい。美しい物は美味しい。いや、ヘンな意味ではなく。
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頭の中は鈍痛が充満していたが、胃の中は空虚だったので、そろそろ何か食べたかったのです。
見た目の可愛らしい盛り付けに反して、量は猛烈に沢山であった。満腹。


お向かいのスナック屋にて見つけてしまった。"VEGAN JERKY" って何?
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アメリカ・カナダで販売されている肉製品・動物由来製品は輸入が停止されているので、日本に持ち帰ることはできないが、
これなら大丈夫かな。原材料を教えてもらって、まぁびっくり。
(^_^; サボテンだって。砂漠の真ん中にある街っぽい。


そのお隣、"Locally Made, Handcrafted Jewelry" ってフレーズに心ときめく。
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砂漠の真ん中にある街っぽい、ジャラジャラしたペンダント購入。
昨秋の東欧旅行以来、こういう買い物が増えている。あんまり持ち物を増やしたくないんだけれど、つい。


*


西に戻って、Freemont Street Experience へ。

ハンバーガーレストランの前に体重計があって、 "Weigh Yourself Here"だって。
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それって、意味あるの?

頭上から悲鳴が聞こえてくると見上げたら、ヒトが吊るされて滑走していた。SlotZilla だって。
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それって、愉しいの?



by snowy_goodthings | 2016-01-03 15:00 | 外食記 旅先

Tiger

Mrs Macquarie's Chair を抜けて、
Sydney Opera Houseとは反対側、Woolloomooloo Bay 側をずんずん歩いていく。
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うーうー…(^.^; ここって、
ウールルームールー湾?それともウルムルー湾?
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日本のとある私立高等学校は、
修学旅行で2年に1回シドニーを訪れるのだが、生徒さんは
Mrs Macquarie's Chair より東側への立ち入りは禁止されているそうです。
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お昼時に歩いて行った限りは、治安がどうこうとか、特に感じない。
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海沿いには子供達が空手を稽古するスタジオや、感じの良いカフェなど並んでいたし。
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でも、夜は雰囲気違うのかしら。


で、そんな界隈にやってきた目的は、
Harrys Cafe De Wheels でオーストラリアン・ミートパイを食べること。
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シドニー滞在中に肉を喰らうのは、この1回だけだろうから
徹底的にシドニーっぽい肉料理。
モリシ先生、ごめんなさい。
  ↑
  そして夜、完膚無きまで打ちのめされるのである(予想通り)
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食べたのは、一番人気の"Tiger"。
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パイ皮に包まれたビーフシチューの上に
マッシュド・ポテトとマッシュド・グリーンピースとか覆い被さり、さらに
BBQソースがかかっている。


…美味しいかどうかといえば、いたって「普通」な
粗野に大味な軽食。
美味しいよ
すごく感激するほど美味しいというのではないけれど。
容赦なく、たっぷり。
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「いちど食べてみたかったんです」
自分の舌には、一生のうちに一度だけ頂ければ充分かなぁ。
そんな食べ物。でも、また来たら食べるかもしれない。

あぁ、なんて傲慢な物言いを。
(>_<)



by snowy_goodthings | 2015-05-30 13:10 | 外食記 旅先

The Lobby Umineco

青森駅近く、ニコニコ通りに出来たばかりのスタンドコーヒーのお店。
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那須から青森に移住してきた、お若いご家族が営まれている。

"コンパクトシティ政策の失敗事例" という評価をされてしまう青森市ではあるが、
そんなトップダウンな街づくりなんて、なんのその。
寂れかけている商店街には、綺麗なコーヒー店や喫茶店がぽつぽつと増殖しているように見える。

繁華街の真ん中を更地にしたり、見慣れないビルを建てたりしなくたって、
生まれ変わりなんて大仰な事をせずとも、街は生き続ける。
其処に、人の営みという必然があれば。
浮き沈みはあるかもしれないし、成功・失敗どちらもあるでしょうが。
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まろやかで苦いコーヒーが好きな自分の味覚に、けっこうドンピシャリ。美味しかったです。

また青森市に来た時には、立ち寄ります。
(^o^)/



by snowy_goodthings | 2015-05-16 11:00 | 外食記 旅先

スコットランドっぽい肉料理

今日1日、街を歩いていて思ったのだけれど、
グラスゴーの市街地を走る自動車はカブリオレ率が高い。
それも、2シーターのスポーティなタイプよりも、
4シーターのオープンカーのほうをよく見かける。

自分が同型の車に乗っているから、余計に目に付くのかもしれないが、
でも4〜5分に1台くらいの頻度で目にすれば気になるじゃないか。
AudiとかBMWとかMercedes-BenzとかMiniとか
PugeotとかVauxhallとか…あと、
たぶんJaguarもたまにあったかなぁ、記憶に自信ないけど。
とにかく、柔らかい屋根を乗せたクルマが走りまくっている。
それと、
St. Vincent St.で見かけて嬉しくなっちゃって撮っちまった、SAAB。
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んで、これの5m後ろにはAudi A3 Cabrioletが路駐中だったんだ。

イギリス人というのは(全国的に)
欧州いちばんのオープンカー好き国民であるという話は後で知った。
雨がち気候の国なのに、なんて物好きな。←自分は棚上げ
3年前にイングランド北部ではそういう印象を受けなかったのだが、
人口密度とか世帯構成とか所得分布とかセカンドカー保有率で
地域差はありそう。


*


そんな見目麗しいクルマが行き交うSt. Vincent St.を
西へずんずん歩いて行く。

KING TUT'Sは、
ライブハウス巡りが目的の旅だったら来るべき場所かしら。
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高速道路M8の辺りは、空き地や更地が多くてちょっと寂れた感じ。
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Scottish Powerのビル建設中。
この界隈はビジネスセンターとして再開発されていくのだろうか。
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ここの近くにHiltonとMarriottといった高級なホテルがあるのだけれど、
外務省海外安全ホームページによると、
その西側エリアはちいと治安が良くないらしい。
まぁ、まだ明るいから気にせずざっざか歩いて行ってしまう。

Argyle St.に入るとローカルな商店街っぽい界隈が広がって、良い感じに。
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道の向こう側に見えるは、
鉛筆とタマネギ、もとい、尖塔とドーム。
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尖塔は、Royal Scottish National Orchestraのオフィスと
思われる(建物は古い教会)。
右のドームは何?Google Mapを見ても表示無し。新しい建物らしい。


*


で、バンメシ。
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今夜は肉料理。
明日の夜から日本に帰るまでは菜食だから、
スコットランドが誇るアバディーン・アンガス牛さんを食べるなら
今夜しかない。←ごめん

1人でステーキ喰らうのに
敷居が高すぎず、くだけ過ぎではない良さげな店を探して
地元情報サイトでみつけたのが此処だった。
The Butchershop Bar & Grill…ってぇ、
あまりにも直球勝負な店の名前に、明日を控える私は
畏れおののく。でもしょうがない。


えいやっと入ると、
ビシッとスーツで決めたフロアマネージャーのお兄さんが迎えてくれた。
あぁ、
ちょっとビジネスカジュアルくらいに小綺麗な格好をしてきて良かった。

お店いちばん奥のソファ席に通された。
窓の向こうにはキラキラなグラスゴー大学が見える、おぉ素敵。
↓お店サイトから画像拝借、ちょうどこんな感じの景色がみえた
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ディナータイムには早めの時間だと思うが、さすが金曜日。
既に満席。

入り口すぐのテーブルには学生さん風なお客さん達もいたけれど、
こちらの周りは、デート飯に来たと思しきお洒落カップルとか、
服装はラフだけれど腕時計がお金持ちブランドな年配の旅行者夫婦とか、
かなり薹が立った女子会風なお上品マダム達とか、オトナが多め。
おぉ、ここに来てやっと自分は"成人"扱いされたかしら?どうだろ。

お給仕してくれるお兄さん・お姉さん、揃いも揃って
とても当たりが柔らかく礼儀正しい。
「お酒を召し上がります?」「いいですね、その選択」
「どうぞ召し上がれ」「お口に合います?」「もう1杯如何です?」
…絶妙なタイミングで代わりばんこにやって来るもんだから、
シャンパンがばがば呑んでしまった。 (^_^;

さて、食事。
アラカルトは1人では食いきれる自信がないので、
頼んだのはプリフィクスなセット。

今回の旅でいちばん美しく美味かったビーツのサラダ。
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ステーキ&チップスは、想像通りのお肉味。
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食後にコーヒーを頼んだら、
「デザートを一緒にどうです?」と言われたもんで、思い切って
イギリスのローカルスイーツ、sticky toffee pudding。
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コーヒーもデザートも、すごい大きい。
これが病み付きになりそうな、
こっくりとした苦さとねっとりとした甘さとの組合せで美味。

かくして、今夜も満腹になるのでありました。


*


お店を出たのは、逢魔が時。
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Argyle St.をさらに西に進んで、再びByers Rd.へ出る。
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あっちの方でもなにやら建築中。
グラスゴーの街並みはどんどん変わっていきそう。
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昼とは逆に、今度は北上。
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Ashton Ln.を冷やかして、
Hillhead駅から地下鉄に乗って帰って、終了。
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今日はよく歩いてよく食べた。


by snowy_goodthings | 2015-03-20 20:30 | 外食記 旅先

Milkshake-spot

Queen's Cross Churchを出たら右を向いて
Maryhill Rdを西へさらに50mくらい、つまりちょっと行ったところにある
Cafe D` Jaconelliに寄り道。

ここも、Geek's Guide to Scotlandさん情報で知った場所です。
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いかにもローカルな雰囲気のカフェで、ぜんぜん洒落ていない。
わざわざ立ち寄ったお目当ては、"Real Milkshake"。
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映画「Trainspotting」で
スパッドが面接に行く前にレントンと相合い飲みしていた、あのアレ。
アレのお店が↓ここ↑。
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えいやっと入ってみたら、遅めのランチだか早めのおやつだか知らないが
お店の中は満席。
腹が減っていたら何か食べるからと待つところだけれど、全然そんな事はない。

だもんで、ミルクセーキのみテイクアウェイ。
3種類あるうち、ケリー・マクドナルドみたいな喋り方をするお姉さんが
「recommend」と言ったストロベリー味。
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ミルクセーキを飲むのなんて、小学校1年生の頃以来ではないだろうか。
ずずーっと、美味かったです。

スパッドもレントンも、とんでもないロクデナシだったけれど、
随分とファンシーに甘いものを飲んでいた。


あの映画、登場人物達はスコットランドの中だけでも
結構あちこち大移動している様子。

 ロケ地を紹介するサイトがありました。
 Buzz Feed "The “Trainspotting” Guide To Scotland"


ふと振り向くと、ウィンドウ磨きが始まっている。
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♪We've never seen a Keener window-cleaner... 違うか。 


*


道を渡って、小学校の前を通り過ぎて住宅街を突っ切って真っ直ぐ南に進む。
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路上駐車だらけだけれど、
これってこの界隈のフラット住人の車だろうか。

人も車もあまり通らないので、道のど真ん中をぶいぶい歩いて行っちゃう。
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Maryhill Rdからフラットが並ぶ界隈を抜けて、だいたい10分足らずで
良い雰囲気の街並みに出た。
ケルビン川沿い、地下鉄Kelvinbridge SPT Subway 駅の近く
…ってことは、もしかしたら地下鉄&徒歩でQueen’s Cross Churchに行くなら
こちらの駅下車のほうが近くないか?ちょっと曲がりくねってわかりにくいけれど。
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その辺りの無駄足とか回り道とかが苦にならないのは、気軽で身軽な一人旅だからだ。
次に来る時までに土地勘を忘れないでおければ良いでしょ。
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地図でみつけて気になっていた中古レコード屋さん。
とても洒落たレストランやカフェがある通りの真裏あたり。
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残念ながらご縁を感じるレコードには会えず、さくっと退散。
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そのお隣、古本屋の窓に"Yes"。
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昨年のスコットランド独立を問う住民投票の名残りだ。

私は日本に住む日本人であって、
グレートブリテン島に住まう様々な国籍・民族・宗教の人々の意思決定について
知ったかぶった口を挟むことはできない。するべきではないのかもしれない。

でもさ、住民投票が行われた日の前後には
日本でも盛んに報道されていたから、なんか気になる。

住民投票結果の独立賛成44.7% vs. 独立反対55.3%というスコア差。
現在は有意差があるけれど、
これから10年後、30年後、50年後、100年後には拮抗・逆転も
あり得る変動をしそうな差異にもみえる。

勿論、この1回の結果だけでは予測はできない。
それぞれのスコアの後ろには、いろんな情念が渦巻いているのが見えたもん。

スコットランドとイングランドの関係について、
歴史とか王室とか政治とか経済とか産業とか軍事とか福祉とか
民族とか階級とか文化とか思想とか、
あるいは各々の地域内の社会体制とか市民感情とか、
どれか1〜2つの対立軸を取り上げて語ったって、足りないし役に立たない。

スコットランドの人は口悪く、
「イングランド、見下すなこの野郎」みたいなことを言う。
イングランドの人は口汚く、
「スコットランド、生意気言うなこの野郎」みたいなことを言う。

勿論、そのものズバリの言い回しはさすがに聞かなかったけれど、
それぞれの言葉の後ろには、そんな情念が渦巻いているのが聞こえたもん。

その事は、今回の旅でよーく解りました。Viva Hate...
オレ、ただ4〜5日しか滞在していない観光旅行者なのにさ。(^_^;


グラスゴーという街だけを歩いて見聞した正直な印象は、
「独立したいのなら、できるんじゃないだろうか」だった。
グラスゴー市における住民投票結果は、独立賛成53% vs. 独立反対47%。
そりゃあ、実現可能性の現実感は測りかねるのだけれど。


したっけ、ウェールズは?北アイルランドは?…いやいや、考えない。


*


そして、そろそろ次の目的地。
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by snowy_goodthings | 2015-03-20 14:25 | 外食記 旅先

グラスゴーっぽいアサメシ

Sauchiehall St. も緩やかに傾斜する道。
高層ビルが無いから、雨上がりの青空がぱっきーんと広く見渡せて、気持ちが良い。
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本日のアサメシ場は此処、
The Willow Tearooms
Charles Rennie Mackintosh巡り、2箇所目。(^^)
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1903年開業。建物は既存のビルで、マッキントッシュが手掛けたのはインテリア。
内装デザイン・家具・ナプキン立てやメニューといった小物が彼の作品であるのだけれど、
直線と曲線が組合わさったビルも素敵。

けっこう豊富な朝食メニューから、今日の気分は Scots Porridge。
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…昨日に引き続き、伺いたい。
この丼(違う、ボウル)なみなみ一杯で、1人前ですか?

ポリッジそのものは我が家でもたまに作って食べていたので、
結構好きなのですが、いちどにこんなに食べた事はない。せいぜい、これの1/3くらいだ。

お世辞でなく美味しいと思ったのは、半分くらいまで。
途中から、ミルクをかけたり砂糖をまぶしたりジャムをのせたり、色々するのだが
味覚の奥行きが意外と浅く…ようするに飽きてくる。

そして、恐れていたアレがくる。 (^_^; 満腹感。
スコットランドのヒトは毎朝こんなに食べるんですか?

1階のギャラリーを眺めて、ショップでピンバッチを購入して辞去。
みとれちゃって、ぜんぜんお店の中で写真を撮らなかったけれど、
他のお客さんを気にしながら自分で撮るより、
帰ったらマッキントッシュ作品を集めた写真集を1冊くらい選んで
見直してみるのが良いかなっと思ったのだな。


*


ぷらぷらっと坂道を上がったら、素敵な建物がいくつも目に飛びこんでくる。
ここはGlasgow Film Theatre
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ここはその向かいのよくわからないビル。
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色ガラスがはまった木の扉、おいしそうな配色のタイルモザイク、
たぶんなんてこともない装飾のつもりかもしれないけれど、とても洒落ている。
自分の目には、そう見える。


*


そして、通りすがりに
Charles Rennie Mackintosh巡り、3箇所目。
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昨年5月に火災に遭った、グラスゴー芸術大学
復旧工事中のため、門はベニヤ板で塞がれ、建物の大半も足場で囲われている。
痛々しい姿だけれど、石造りの建物は火事に強い。外壁はほぼ完全に近い姿を保っている。
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これを書いている今(2015年7月)も工事中。
最近、チャールズ皇太子が復旧工事の現場を視察に訪れたとかなんとか。
英国の芸術資産ですものね。

次に来ることができた時には、学校としての機能を取り戻した姿を見られるかな。


*


グラスゴー芸術大学を過ぎて、下り坂をだぁーっと下って
Cowcaddens SPT 駅で地下鉄の1日乗車券を自販機で購入。
クレジットカードで払おうとしたら、
All Day Ticketはたった4£だからカード支払いはダメよと駅員のおばちゃんに止められた。
財布の中を覗かれて、「ほら、その札を渡しなさい」
「なんちゃらでいいのよね」←いろんな種類があって、わかりやすいのは紙チケット1日乗車券
「はい、出たわよ」「ほら、お釣り持っていきなさい」と猛烈な勢いであしらわれた。
どうやら、自販機のメンテナンスをしたかったらしい。
はぁ…
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グラスゴーの地下鉄は、とても古くてとても小さい(狭い)。

これに乗って、1駅だけ移動。
次!次!



by snowy_goodthings | 2015-03-20 11:35 | 外食記 旅先


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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