ワルキューレ / Valkyrie

映画って
演劇の延長なのか。映像記録なのか。芸術なのか。ビジネスなのか。
etc.
全部あてはまるのかなぁ。

まぁ、
いち観客って立場では、考える必要はないのですが。 (^_^;
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お話は、1944年7月。
第2次世界大戦でドイツの敗色が濃くなってきた頃に起きた、
ヒトラー暗殺計画の中で最も有名な事件。

その実行者:フォン・シュタウフェンベルク大佐を
トム・クルーズが演じる事について、
大佐の息子さん(←ドイツ連邦軍の偉いヒトになってる)が
嫌悪感を示したとか、
ドイツ国防省が現存する施設での撮影許可を出さなかったとか、
あれやこれや。

ドイツのヒト達にとっては、いろんな意味を持った事件だと思う。
それをアメリカの製作者が"商業映画"にすることに、
抵抗感とか違和感とか戸惑いとかあるんだろうと思う。

かく書く自分も、「何故ハリウッド映画で?」って意義がわからなかった。
(>_<;


うーん、でもね。
食わず嫌いで観ないでいるよりも、観てよかったです。

お話の内容や展開は、
以前観たドイツのテレビ映画「オペレーション ワルキューレ/Stauffenberg」
そのまんま。

言い換えれば、
格好良くし仕立てているけれど、大袈裟な誇張や綺麗事な演出はほとんどなくって、
一連の記録や逸話を、忠実に丁寧に追っているようにみえる。

あと、冒頭のロゴ・ナレーションにドイツ語を使ったり、
見覚えがあるドイツの役者さんが何人も出てきたり。

台詞が全編英語であることの違和感は勿論あるけれど、
流れる風景や光景は、今まで観たいくつかのドイツ映画と一緒。

トム・クルーズも、実在した人物"そっくりさん"演技ってのではなくって、
役に対し敬いに似た感情で寄り添っている感じ。
これはぜんぜん悪い印象ではなくって。




by snowy_goodthings | 2009-04-03 23:45 | 鑑賞記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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