僕らのミライへ逆回転 / Be Kind Rewind

巻き戻してご返却ください。
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(C)Newline Productions/Junkyard Productions


ミッシェル・ゴンドリー脚本/監督作品を観るのは、
「エターナル・サンシャイン」「恋愛睡眠のすすめ」に続いて3作目。
作品ごと、だんだん邦題が原題・映画の内容から離れていく印象がするのはご愛嬌。

図画工作のような映像に乗せて、
スクラップかコラージュのようにごっちゃごちゃとお話を展開させるのが、
この監督の特徴だろうか。

構造化を拒絶するあらすじに、
どんな深い意図や意味があるのかどうかわからない。
でもっていつも、最後の最後まで描ききらず、寸止めで終わっちゃう。

あと、そうだ。
必ず「現実にはそんなモノ無いよー」ってなSFもどきな設定がひとつあって、
それが主人公達を右往左往させるきっかけになる。

この映画でなら、
発電所を破壊しようとして、体が磁気化した主人公の友人が
レンタルビデオ店の全てのビデオ(←いまどきVHS)の中身を消去しちゃう。
だもんで、主人公は代わりのビデオを友人と自作して、
挙げ句は"sweded"(スウェーデンからの輸入品)だと言い切って…

あり得ない。 (^_^; でも面白い。


でも、映画の主題は、ドタバタ同好会的映画製作からあっけなく遷移して、
ちょい寂れた街のほんわか温かいコミュニティ人情劇へ。

いや、最後まで同好会かな。 (^_^; とにかく愉しそう。

そして、お仕舞いには、良い事がある。
奇跡が起きるかどうかは、寸止めだけれど。観るヒトの想像のままにってか。

笑わされたー。そして、ちょい泣かされたー。


劇中に作られた"sweded"リメイク映画は、アメリカの公式サイトで観られた。
これがまたバカバカしいけれど… (^o^)
by snowy_goodthings | 2008-10-13 20:45 | 鑑賞記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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