男たちの詩

渋谷・表参道は、ヒトが四方から歩いて来るので難儀するから、迂回したい。
六本木は、何を買うにも食べるにも並ぶので、待ちきれない。
汐留は、風の流れを塞ぐ壁のようなビル群が気に入らない。
丸の内は好きだが、最近似た温室みたいなビルばっか増えてないかい。

…と、トレンドの最先端についていけない今日この頃。 (^_^;
ぃやーねぇ。


久しぶりに恵比寿へ。上記の街に比べると、居心地がうんと良いです。
なんて話をオットとしながら、初めて、東京都写真美術館へ。

写真を撮るという行為は好きですが、写真に熱心な訳ではない。
名前を覚えていて、意識して観たい写真家さんは数人いるけれど、
それは写真の技術よりも、表現者としての印象が強い方ばっか。

写真+α の惹きが自分の中に無いと、写真の展覧会に行く事は滅多に無く。

で、今日の目的も、写真ではなく映画。
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(C)2008 東本三郎

男たちの詩

男の話ばかり、短編5本からなる1本の映画。
内3本:「アイロン」「午後三時三分十五秒の観覧車」「灯台」は、
中野裕之監督作という事だったので、是非観たかった。
「SF」はどれも好きな映画だったし、新作を待ってたし。
残り2本:
芹澤康久監督「富士とドーナツ」、兼重淳監督「スパゲッティナポリタン」も
10数分で何が起きるんだろうと気になったし。

「スパゲッティナポリタン」なんて、
"津軽出身のニューハーフと南部出身のオカマの会話劇"らしいから、
津軽衆のオットも喜ぶだろうぜ。実際、誘ったら、興味持ってくれたさ。
(^_^)v


ひじょうに贅沢な自主制作映画でした。
劇的な展開は少なめ、その場に漂う空気を淡々と見せてくれるような。
芸術志向が強いかと思えば、ぐっと軽いノリにもなる。

5本の作品はそれぞれ異なる設定だけれど、「微妙に繋がっている」っていうから、
観終わった後にあれこれ思い出して、どこで連歌しているか考え中。

おぉ、鑑賞という行為は、解釈の修練だ。


こんな男気ある映画が、
もっと沢山あってほしいと思うし、
もっと上映する映画館があっていいじゃないかと思う。



by snowy_goodthings | 2008-09-23 16:30 | 鑑賞記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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