厨房で逢いましょう / Eden

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"曲者の天才シェフが平凡な主婦に恋をする、ちょっぴりほろ苦いラブストーリー"
と、コピーが謳っているから、ロマンティックで現代の童話みたいなお話かと
思ったら…全然違った。

笑える事は笑えるが、不快感・違和感もどっと来る、ドイツ・ジョークな映画だった。
確かにさ、昔の童話って、ワガママなお姫様・王子様がたくさん出てくるけどさ。 (^_^;

美しいが、自分の感情には正直で周囲の人達の感情には鈍感な主婦。
どこが平凡なんだ。
それなりにイカすが、哀れにも嫉妬深くて周囲の人達に当たりまくる主婦の夫。
気の毒だがキレすぎだ。
人との関わりが苦手だった大きな腹の料理人は、
彼らに関わって人生の転機を迎えてしまう。
変わっているようでいて、いちばん真っ当な大人だった。


最後は、ハッピーエンドというのか? (@_@;
だがしかし、善悪・正否の判断や解釈はさておき、笑えます。

客達が劇画的に堪能する料理の数々は本当に美しい。
鴨・鹿をさばく生々しいシーンには食欲の"業"ってのを考えてしまったけれど
(これに目を背けるのは食材に対し無礼な気がして真面目に見ちゃう)、
料理を素直に美味しそうに食べる女の子やワンコに、食事の"愉しさ"を感じたり。

Ist Hier das Eden für Narren?
by snowy_goodthings | 2007-09-23 23:00 | 鑑賞記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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