ブラックブック / Zwartboek

「黒革の手帖」ハーグ・レジスタンス編
みたいな映画だと書いたら、えらい語弊あるのか。
e0076761_22383396.jpg

「氷の微笑」も「ロボコップ」も「ショーガール」も、
どれも観た事がないけど、ハリウッドではそういった映画を監督していた
バンホーテンココアみたいな名前のバーホーベン監督が、故郷で久しぶりに
撮った映画。
#あ、主演女優さんのお名前がバンホーテンだっ


第二次世界大戦末期1945年、
ナチス・ドイツ占領下のオランダで、家族をナチスに殺されたユダヤ人歌手の
復讐を描いたサスペンス…というのが謳い文句。

サスペンスだから、かの戦争の凄惨さを嘆く作品ではない。
故に、ためらいなくこの言葉が使える→面白かったです。

男も女もいい死にっぷりだし、脱ぎっぷりだし。
内容が内容なので、お話にも映像にも、美しいという印象はほとんどなし。
とことん汚いモノは汚く表現されていて、気合入った情け容赦なさ。
赤裸々というか、なんというか…

展開は込み入っているからかもしれないが、
ヒトの描写はとっても大雑把。だから、良い映画っていうのとは違うのだが。

イスラエルのキブツだとか、足並みが揃っていない連合軍だとか、
"コミュニスト"って表現だとか、その他もろもろ。
乏しい現代史の知識を総動員して観ると、
エンターテイメントだけど、それなりに深読みもする。自分には
あんまり深くまでは読み解けないけれど。


by snowy_goodthings | 2007-04-07 12:40 | 鑑賞記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

プロフィールを見る