幸せなひとりぼっち / En man som heter Ove

何故、こんな素敵な映画が単館上映なの?
今週は1日1回上映、かつ、今日で上映終了だもんで、仕方が無い。
午前中会社をサボって(半休を取って)観に行った。
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(C)Tre Vanner Produktion AB.

スウェーデンの何処か。オーヴェおじさんは59歳。
先立たれた奥さんを追って自殺しようとするのだが、
地区の住人達や野良猫のことだの、出掛けた先で遭遇する人々のことだの、
いろいろ気になって、なかなか死ねない。
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(C)Tre Vanner Produktion AB.

この偏屈で面倒臭いおじさんは、
最初から最後まで偏屈で面倒臭いまま。まったく変わらない。
自分のためじゃなくって自分が関わる人達のために「正しい事」が成されるよう、
時として無礼で乱暴なまでに振る舞う。
そんな彼を、素敵な奥さんは何故に愛したのだ?
ご近所さん達は何故に親しく付き合うのだ?
物語が進み、彼について知ると、すごい納得しちゃう。

家族、地域コミュニティ、難民・移民、ペット飼育、高齢者雇用、高齢者介護、都市開発、ホワイトカラーとブルーカラー、LGBT、バリアフリー、学校教育、孤独死、etc...
それと「巨匠とマルガリータ」。
スウェーデンという国は、これら「社会的問題」について模範的な実践ができている国だと
思っていたのに。そんな事はなかった。


2時間くらいの尺に、いろんな事物が見えてくる。
よくぞこれだけ詰め込んだもんだと思うくらい。
虚構世界なのに、現実がよく見えるような気分になる。
2時間くらしの尺しかないから、語り尽くされなかったというか、
途中で端折られちゃったシークェンスがあるような気がすごいするのだけれど、大丈夫。
察する事はできる。

なんてこった、
偏屈で面倒臭いおじさんのことを好きになって終わっちゃう。
大袈裟だけれど、人類の未来について希望をちょっとだけ見出したくなっちゃう。
頭ん中、ほわほわ。

午後から会社に行って、
上司に「この映画は良い」と薦めたのだが、今日で上映終了なんだった。勿体無い!


*


あぁ、そうだ。もういっこ。
オーヴェおじさんのSAAB愛が素晴らしい。
SAAB9-3カブリオレに乗りたかったオレは、ただただ、その事が羨ましかった。
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(C)Tre Vanner Produktion AB.

親友さんのVOLVOとの子供っぽい対決も、
その親友さんがBMWカブリオレに乗り換えた時の怒りっぷりも、
全部が可笑しかった。
他にも、Audi は "0(ゼロ点)が4つも並んだロゴ" の車であるとか…
ドイツ車は酷い言われっぷり。ありゃー
(^_^;

by snowy_goodthings | 2017-02-10 13:20 | 鑑賞記


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by Yukiko I. N.

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