こころに剣士を / Miekkailija

1950年代はじめ、ソ連統治下にあったエストニアの田舎であった実話だそう。
あの頃のソ連最高指導者は、スターリン。大粛清とか民族強制移住とか冷戦とかのヒト。
スターリンは1953年3月に死去するので、強権支配が終わり近い頃。
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とにかく、可愛い。大人も子供もどっちも。
エンデル先生が指導者として目覚めて、子供達がフェンシングの楽しさに気付いて、
練習に夢中になっていく姿とか、もう、たまらん。
フェンシングが間合の武術と知って、めっさ痺れた。

でも、これはスポーツ根性物語ではない。

レニングラードでのフェンシング全国大会では快進撃の末、
大柄なモスクワの男子に、小さなハープサルの女子が挑むという、単純明快なメファー。
その試合に、その場にいた皆が熱狂して感動するなんてさ、
お約束すぎる展開なんだけれど、ぜんぜん嫌みじゃなくって気持ち良い。

最後のシークエンスはちょっと野暮だけれど、良いんだいっ。

突き抜けて、清々しい。



by snowy_goodthings | 2017-01-27 23:05 | 鑑賞記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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