安達直人

勤務先の忘年会は、安達直人で会食。
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とても端正な"和食"を食べさせてくれる場所。


ただし。

幹事には、自分の最近の食志向(嗜好)について
「lacto-vegetarianである。ただし、鰹出汁については妥協する
(和食店で不使用は難しい事は承知している)。」
と、意思表示したのだが、
「鰹出汁はOK。」というニュアンスでお店に伝えられてしまった模様。

この辺り、こちらの気遣った言い回しの機微に対して、
都合の良い解釈でハードルを勝手に下げられてしまったのは、
口悪く表現すれば "気の利かない" 理解不足ゆえの鈍感か。
自分も「神は細部に宿る」的なマネジメントを期待していないから、
"仕方がない" と思ってしまう。

ようするに、「多様性」は難しい。

「寛容」であろうという理想を掲げる態度は美しいが、
それを実践する過程は試行錯誤な間違いや失敗ばかりで、かなり格好悪い。
高い理想に向かうなら、低い現実の地べたでのたうち回り足腰を鍛える鍛錬から始まる。
その事に耐えられるか否か。
耐えられず下手に転がったら、「不寛容」「差別」「排他」といった現象になるんだろうか。
中身は違うが、構造は近しい。そんな風に考えてしまうのは、極論が過ぎるか?
でも、いま、そういう感触があるんだ。


和食において、料理人に "だし" を巡って喧嘩することは望まない。
カウンター前での会話を受けて「すみません、お出汁は…」とお気遣い頂いたことには恐縮。
大変きめ細かい。素敵な手業(てわざ)でした。


by snowy_goodthings | 2016-12-07 22:00 | 冠婚葬祭年中行事記


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by Yukiko I. N.

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