Меморіальний будинок Матері Терези

「今日もお山に雲がかかっているよ」
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残念、ヴォッドノ山の頂上までロープウェイで登りたかったのに。

すぐまた来る機会はそう簡単に巡ってこなかろう…と思うのだけれど、
スコピエという街は自分にとってまるっきり縁がない場所ではなさそうである。
後で知りました。ヨーロッパ剣道連盟が主催する「欧州剣道選手権大会」、
2016年 27th. European Kendo Championship は此処、スコピエで開催される。
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マケドニアには剣道・居合道連盟があって、自分が此処に来る数日前には、
FON大学で茨城県の先生が居合道について講演をされたらしい。旅行準備中に
Facebookで告知をみかけた。
自分は、神奈川県の所属で修めているのは杖道ですが、稽古のご縁を手繰っていけば、
いつか此処に住まう人達との繋がりを掴めそうな気がしなくもない。

例によって、根拠はありません。
しかし、言霊って言うじゃないですか。願えば、通じるかもしれない。


だから、今日はスコピエで行ってみようと思っていた他の場所へ。
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Memorial House of Mother Teresa
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カフェやお店が並ぶ目抜通り沿いにあるのだが、この建物の周り数メートルはとても静か。
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人がいる気配がなくて、開館しているのかと一瞬ひるむ。

出迎えてくれたのは猫1匹。
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近付いて挨拶しようとしたら、すたたたたっと行ってしまった。
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マザー・テレサはスコピエ生まれ。現代の"聖人"が
生誕した生まれた1910年当時、此処はオスマン帝国領コソボ州。
民族的にはイスラム教徒が多く、地域的には正教徒が多いらしい。
でも、カソリック教徒の家庭であったんだそう。
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生家の再現というか、20世紀初めのこの地の暮らしぶりを伺わせる設え。可愛い。
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展示されているものは、遺品と呼ぶべき書簡とかサリーとかロザリオとか、
活動の軌跡を追う写真や資料など。日本語の伝記もあったな。
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入館無料。
お土産店では何も買わなかったので、募金箱にちょっとだけ寄付。
そのあと、3階の礼拝堂を覗いたら、ガラス張りの明るい空間。
こちらのフロアは宗教施設なので写真は撮らなかったんだけれど、
異教徒の自分が「居心地良い」と感じるなんて珍しい。日が差しこむ祭壇が
綺麗だなーっと10分くらいボーッと惚けてから、辞去。

マザー・テレサについて、
「素晴らしい」という賞賛と「聖人ではない」という批判と両方を
見聞きするけれど、どちらが本当というのは自分が問うても仕方がない。
彼女は終焉の地、インドで国葬されたが、
かの国で首長(大統領・首相)以外に国をあげて弔いが執り行われた人間は、
彼女とサイ・ババの2人だけなんだって。宗教とか人種とか伝統とかしきたりの壁を
あっさりと突き抜ける、寛容と不寛容とが綯い交ぜになった
インドという国の人情は強烈に摩訶不思議。←かなり贔屓目入ってる
そんな摩訶不思議を引き起こしたという事が、自分の目には「奇跡」に見える。
そんな女性がいたって事が。


お隣には、正教会の建物。
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綺麗にお色直しされた姿を見てみたいと思ってしまった…また来られる?どうかな。
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by snowy_goodthings | 2015-10-17 10:00 | 旅行記


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by Yukiko I. N.

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