Тврдина Кале

オールドバザールを外れて坂道を上がって行く。
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登りきったところにある立派なモスク。
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Мустафа-пашина џамија…って、
"ムスタファ・パシナ・ジャミーヤ"って読めば良いのかな。
15世紀、オスマン帝国支配下の時代に造られたというから、すごく古い。

ちょうどお祈りの時間。
中で礼拝する旦那さんを待つ奥さんらしき女性が、オレのことを
じっと見ているんだけれど、安心してください。入りません。
そのくらいは心得ています。
ぺこっと会釈して通り過ぎたら「うん、うん」って
顔をされたので、こちらの意思は伝わったのだろうか。わかりません。
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その先にあるのが、
Тврдина Кале、すなわち城塞。
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おぉ、ヴォッドノ山だ。
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ぐるっと、文字通り、スコピエの街を一望できる。
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「うさこ、スコピエ踏破!」
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最初にこの城塞が築かれたのは6世紀頃だそう。
今ここで見ることができる石積みは、17世紀頃まで手が加わって
造形されたものである…らしい。
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しかし、1963年にあったスコピエ大地震の際に一部損壊。
そのまま現在に至る…らしい。

「らしい」というのは、
マケドニア語で書かれたWEBサイトの観光情報をGoogle翻訳で英語にして、
それを斜め読みしているから。だって、マケドニアについて日本語で書かれた
旅行者向けガイドブックは「地球の歩き方」しかない。
WEBサイトで体系立って情報を拾えるのは、4Travel.jpくらい。
TripadvisorやLonely Planetは、面白いが散文的過ぎて
何処について何の説明をしているのかわからない。
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…と、
由来の詳細はわからないけれど、ここはスコピエのランドマークで観光名所。
英語やフランス語を喋る旅行者が何人もいたし、
モリッシーのTシャツを着たお兄さん達を見かけたし、
すさまじく賑やかにカメラのシャッターを押す中国人団体旅行客にも遭遇した。


そんな城塞にうさこを立たせて記念写真を撮っていると、
背後から足音が聞こえてくる。
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野良犬くんである。
人間には気安く寄って来ないのだが、うさこには興味があるらしい。
あのね…
うさこは、君のオモチャでもオヤツでもないのだよ。
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おとなしく可愛らしいワンコなのだが、
耳に狂犬病予防接種を受けた証明のタグが付いていない。
申し訳ないのだが、こちらが気安く近付けない。
「ごめんよ、遊んであげられない」と、日本語で言ったら、心得ているのか、
これ以上は寄って来ない。良い子だ。いや、なんだか不憫だ。


*


城塞の眼下には、昨夜モリッシーが歌ったСРЦ Кале。
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上から見下ろしても、やっぱり地方都市の体育館。
昨夜ちゃんと自分の眼で見た筈なのに、あの人が此処で歌ったことが
信じられなくなってきそう。

今日もリハーサルの音がだだ洩れてくる。
今夜はAPOCALYPTICAの公演でしたっけ。
昨夜の主役は、既にこの街を離れていらっしゃるであろう。たぶん。


やぁ、ニャンコちゃん。
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でもこれ以上近付いたら、逃げられちゃいそう。
スコピエの猫達との遭遇は遠間。


by snowy_goodthings | 2015-10-17 13:30 | 旅行記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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