南へ

オーストラリア最大の都市シドニーで毎年催される
冬の訪れを彩る光と音楽の祭典、Vivid Light, Music & Ideas

Sydney Opera House における Vivid Music のヘッドライナーとして
モリッシーが4日間公演を行うと告知されたのは2月下旬のこと。

題して、
"An Evening With Morrissey" おぉ、ディナーショーのような響き。

今年のオーストラリアでのコンサートはこのイベントのみで他都市ツアーは
行わない、4日間・4公演のチケットは公平を期するために申込者抽選制を取る、
海外からの来訪者も歓迎する、などなど。

先生のオペラハウスでのコンサートは過去にもあったと思うのだけれど(だっけ?)、
Vivid というイベントの"特別"な感じにヨロメいた。あんまり後先を考えずに
4日間全公演を申込み、自力で当選したのは第3夜の5月30日。
グラスゴーに出かける数日前に当選通知メールが届いて、驚いた。

1公演だけでも、
その場にいられる幸運でもう胸一杯と思ったのだけれど、あれやこれやと
第4夜の5月31日のチケットも購入。幸運が重なった。


そんな訳で、
3月に行ったグラスゴーの鮮烈なる記憶で毎日突き動かされている
その勢いで、次はシドニーへ向かうのです。

今回は成田空港からの夜便。
金曜夜だから、搭乗前にビール1杯。
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気持ち的に旅の行程を組み立てる余裕が無かった時期だもんだから、
JALさんの「出張プラン」みたいなパックツアーを利用しました。
早朝着・早朝発なので、
空港〜ホテルの送迎サービスは何も考えなくて良いから助かる。


離陸前、CAのお姉さんに
「機内食はアレルギー対応食で承っていますが間違いないでしょうか?」と
尋ねられる。
「いいえ、間違いです。ベジタリアン・ヒンドゥー教徒食をお願いしています」と
答えたら、慌てて奥に引っ込んでしまった。

あれ? (^"^;

お願いしたのは、
普通の肉魚抜きベジタリアンじゃなくて、
乳製品と卵や蜂蜜を除いた厳格なベジタリアンでもなくて、
ヒンドゥー教ベジタリアンです。
仏教徒で神道流武術をたしなむ日本人が頼むのはおかしいかもしれないが、
良いじゃないか。オレはインドかぶれなんです。


「ご対応できるメニューのご用意をしましたが、念のためご確認の上
お召し上がりください」という難しいお断りを挿んで出てきたプレートは
↓これ。
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なんちゃってマサラ感がむんむんなHVML。
ぜんぜんインドっぽくなかったけれど、美味しかったです。それよりも、
米とパンってハイカーボな組合せはエアライン・メシの得意技なのか。


*


出発は定刻からずいぶん遅れたけれど、到着はほぼ定刻どおり。
夜明けの陽射しに照らされた、知らない土地の姿に感動する。
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右下に見えるのは、Sydney Opera House。


*


スキャナーとカメラによる機械式入国審査にはじかれ、
怯えながら人間の審査官がいるカウンターに並んだけれど、
"Good Morning"の挨拶すらなく、あっさり通過。
お隣のカウンターでは「日本の何処から来たの?」「何しに来たの?」と
形式的でも質問されているのに。まぁ、いいか。
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到着ロビーでJALパックさんのコンテナを牽引するマイクロバスに
ピックアップして頂いて、シドニー市街地へ。
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市街地には、ベージュ色の建物が並ぶ。低層は最初に建てられた砂岩のビル、
その上に似た色合いのコンクリートとガラスのビル。
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空港から北上、
国内線への乗換え、いくつかホテル、Darling Harbourの水族館…と、
ツアー客さん達が順繰りに降りていき、最後に私が降りるThe Rocksへ。

  月曜朝のピックアップ時刻は「5時20分」だって。うひゃ!

逗留先は、Four Seasons Hotel Sydney。
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以前はRegent Sydneyだったホテル。
ちょっと古くて狭いけれど、街中のラグジュアリーホテルらしい上品な雰囲気。

アーリーチェックインのリクエストはしていなかったけれど、
部屋ありますよーっと、通してもらえた。さすが、シングルルームの身軽さ。
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部屋は、港とは反対に面したスタンダード。
今日も明日も、真夜中まで港にいるのだから、部屋から港の夜景を眺むという
ニーズはオレには無い。
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狭いっちゃ、狭いかなー。
RIMOWAスーツケースを床の上で広げると、足の踏み場も無い勢いになる。

でも、ベッドはとっても広くってよ。
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月曜朝には帰国のフライトです。滞在らしい滞在は、今日と明日の2日間。
慌ただしい鑑賞旅行のはじまりーっ。



by snowy_goodthings | 2015-05-30 06:20 | 旅行記


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by Yukiko I. N.

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