杖道地区講習会

いまどきの杖道家はFacebookに集うというのがトレンドっぽい。
日本中の顔見知りさんが揃っているし、海外の杖使いさんとも接点が持てるし、
なによりすさまじいのは八段・七段の先生方のお姿もちらほら見えるし。
SNSらしい、やたらめったら"絡み合い"を促すインターフェイスは気に入らないけれど、
これが時流というもの。

…なーんて思って、
こちらブログの更新を面倒くさがっていたのですが、
地区講習会で同段位のおじさまに「いつもブログみてますよ」と
声をかけて頂いてしまったものだから、ここでの自己満足な広報活動を
止めるわけにいかないです。 (^_^;


さて本題。


全日本剣道連盟杖道部、2014年度最後の行事であり、2015年最初の行事でもある
杖道地区講習会が1月17日〜18日の2日間、江戸川区スポーツセンターで開催されました。
e0076761_19521346.jpg

参加者の数は、400人超え。年齢分布は、小学生から90歳近いご高齢の方まで幅広い。
※当日受付対応あり

■1月17日(土)10時〜 開講式
e0076761_20061444.jpg
そういえば、今年から上席の位置が入口側から奥のほうへ、
ここで全日本杖道大会が開催される時と同じ配置に変わっていました。


会場いっぱい広がって、準備体操をした後、
単独/相対での基本動作の解説。

開始前に「解説のビデオ撮影は禁止」のお達しあり。
教材・資料にする目的であれば、全日本剣道連盟が頒布しているDVDを購入してください、と。
これは道理。

地区講習会で型・所作に関する質疑応答や確認事項の内容は、
その場に参加して自分の目で耳で捉えていけるものであるのだし。


ただ、
写真も撮っちゃダメですか?と伺ったら、
ちょっと考えられた後に「良いとよ」とお許し頂きました。
ですので、いつも通り"講習の様子"がわかるようなスナップ的なものだけ何枚か。
e0076761_20254252.jpg

基本動作12本をひと通り見せて頂いた後、各段位に分かれ。
e0076761_20285985.jpg
基本動作に関する質問は段位別グループで講師先生が受け付けてくださり、稽古。
ふとお隣の七~八段グループを見たら、先生・先輩がたが皆さん床に突っ伏している。もとい、
書き取りテストをやっていました。これは新展開。

午前中はそこまで。


午後は再び全員集合して、制定型12本の解説。
e0076761_20371666.jpg
そのまま全体で質疑応答の時間があり、その後は各段位ごとに分かれて稽古。
私が参加した六段は冨永先生が講師ご担当。
e0076761_20411644.jpg
最近、七〜八段の高段位をご担当されることが続いていらしたので、この展開は嬉しい。

16時終了。


*


神奈川県から六段を受審された方々のうち、おひとりが合格。
今回、最高齢受審者さんは六段審査では78歳、七段審査では81歳。
お二人とも一発合格を果たしているそうです。
そのうち、六段審査の最高齢受審者であり合格者であるのが、我らがお仲間。恐れ戦く逞しさ。
e0076761_20470890.jpg
いや、単純明快におめでたいことです。


■1月18日(日)9時30分〜 2日目開講

午前中まで各段位で稽古。
私が参加した六段はこんな感じ。
e0076761_20485675.jpg
正直、上手とか下手とかってのはよくわからないのですが、
型武道について、杖・太刀の理の解釈について、稽古に対して、思想・視座の違いを
感じる。そんなんで、ちょい混乱気味。

挙げ句に居残り稽古をする羽目になって、
冨永先生からは普段の稽古で言われ続けいる癖をでっかい声で指摘されたんですが、
これって"晒し者"になって指導を受けられる役得であります。
稽古者なんですから、目を付けられて、粗を探されてなんぼ。
失敗とか恥とか避けてたら、何にも変わらないし、何にもなれないさ。
したっけ、
次にお目にかかる時までにちょい是正しとかんとならぬのですが、困った。
ちょっとでも遠間になるとすぐ出る癖だもんで、どうすべか。 (^_^;


午後、五段以上は審判講習会。
五段〜六段は審判旗の扱い方を中心に、試合場での所作をざっと。
七段〜八段は模擬試合形式で審判実技をされていました。
e0076761_21035845.jpg
昨年9月、杖道振興会による全国大会であったという、
指定技間違い見過ごしの"誤審"にまつわる
異議申し立ての事例(※)をうかがったり、
審判員としての"気構え"の徹底を強調された内容。
高段者になると、習うだけでない役割とか責任とか増えていく。

  ※なんかその動画が電子の噂で
  出回っているらしいが
  武道競技で審判への「抗議」は御法度
  (ルールとして明文化されている)だから、
  それって判定への「異議」だと思う


かく書く自分も、過去に1度ならず全日本の大会で「旗を間違えた」と、試合後に
審判先生に謝られて仰天した経験があります。 (^_^; 笑い話にしてるけれど。

柔道とかサッカーとかフィギュアスケートとか、沢山の観客がいる審判競技では、
オリンピックや世界選手権といった大会のたびに「誤審」やら「疑惑の判定」やら
話題になって、選手ご本人を置き去りにして関係者や観戦者による
言葉の大乱闘が繰り広げられる。
規模の違いだけで、「誤審」という行為が孕む様々なリスクは、
剣道でも居合道でも杖道でも同じということ。


15時30分、閉講。
e0076761_21123550.jpg
おつかれさまでした。


これで気持ち良く終われば良かったのだけれど、家に帰り着いたら全身ダルくて動けない。
たぶん風邪らしい。
平熱が35℃と低めなんで、37℃程度の発熱でもたいへんシンドイ。
調子が悪いなーっと思いながら講習会に出ていたのだけれど、
昨日・今日と稽古したお相手には多少なりとも伝染したかもしれない。すみません。(^_^;

  [追記]
  もとい、プール熱(アデノウィルス)らしい。成人でもなるとは知らなかった。
  発症したのは講習会後だから、バラ撒いてはなかろう。勤務先では撒き散らした。


*



写真はFlickr (←Click)にあります。
なんとなーく、会場の雰囲気がわかる程度のスナップばかりなので、期待しないように。






by snowy_goodthings | 2015-01-18 15:30 | 稽古記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

プロフィールを見る