美女と野獣 / La Belle et la Bête

"待望の実写映画化"って広告をみかけたけれど、何を言っているのだ。

1946年にジャン・コクトーが作った「美女と野獣」があるじゃないですか。
1コマ1コマ、すべてが絵画のように素晴らしい映画。大好き。
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で、2014年の「美女と野獣」。
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(C) ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTION  ACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS


美しいレア・セドゥとヴァンサン・カッセルにうっとりするお伽話。しかし、それだけ。
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(C) ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTION  ACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS


愛情とか慈愛とかのお話にもみえなかったし、自然への畏怖や憧憬のお話にもみえなかったし、
時間を行き来する巡り合わせになにか気付きや悦びがあるようにもみえなかったし、
どれもこれも足りない。

感覚がぐらっときたのは「大魔神」な展開。感動したんじゃなくて仰天した。
何故そうなる?

なんでも起こりうるお伽話だけれど、なんでも起きてしまうお伽話だからこそ、
登場人物達の逸話やら女子に優しい結末やら
盛りに盛って飾り付けし過ぎたら、
虚構世界は物語の重さに耐えきれず地盤沈下しちゃう。

そんな印象。



「美女と野獣」については
ワーナー・ブラザースがエマ・ワトソンを主役にした映画を製作するとか、
素敵なアニメーション映画を作ったことがあるウォルト・ディズニーが実写作品を企画中とか、
いやいやエマ・ワトソンがディズニー映画に出るとか、なんやらかんやら。
これからいくつか作品を観られるらしい。

全部観る? (^_^;


*


映画館には高倉健さん追悼の言葉。
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by snowy_goodthings | 2014-12-02 00:23 | 鑑賞記


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by Yukiko I. N.

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