父、逝く

我が父、石田喜久夫は2014年9月26日午後0時34分に永眠。享年82歳。←晒し者にする親不孝
本日、故人の希望に則って、家族のみで告別式。
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厚生労働省がいう男性の平均寿命(平成20年データ:0歳平均余命79.29歳)より少し長め。


「昨日の朝早くに脳出血で倒れた」
「10人医師がいたら7人は"しない"と言うであろう手術をした」
「明日朝9時から医師の術後経過説明がある」
…そんなだったか、
ちっとも迅速ではない連絡を貰ったのは、福岡で流祖祭と親睦会が終わった土曜の深夜。

今はもう呑むしかすることがないと腹を括って夜を明かし、
全国杖道大会を棄権して日曜朝さいしょに飛び立つJALに乗って、
羽田空港でオットと待ち合わせて、タクシーでばびゅーんと首都高湾岸線を南下。
乗換えシミュレーションでは間に合わない筈だったのが、
ICU入口で母に追いつくという"大返し"。うん、やればできた。

それから、ちょうど2週間後に心肺停止。
出勤してさぁ仕事…というときに携帯電話に母から、
「心肺停止(正しくは呼吸停止)したと病院から電話があった」と
かかってきた。
兄に電話したら「今ね、金沢に出張で来ているの」と言う。兄嫁に
メールで状況を連絡し、オットにも電話をし、
社長に「父が死んだっぽいから暫く休む」と大雑把な申し出をして
新橋駅からタクシーすっ飛ばしてもらって病院に行ったら、
父の病室の手前、廊下の端まで心電図モニタのアラート音が鳴り響いている。
それで良いのかよ。
母ひとりの立会いでは、お医者さんは死亡診断をできないんだか、
しないんだか、理由について母に聞いても要領を得ない。
それで良いのかよ。
その後すぐ、会社を早引けしたオットが着いたので、
3人で死亡診断立会い。診断書には死因は「肺炎」とか書かれていた。
それで良いのかよ。


おそらく本人が望んでいたような最期の迎え方ではなかったと思うけれど、
できる事はできる限りすべて遣るのが、遺される者の務めです。
  家族が、遺される覚悟をするため自己満足するのに付き合わせちゃって、
  悪かったと、思わなかったわけではないんだけれどさ。
  まぁ、その辺りはお互い様だ。

父の生前段取りの数々は、元NHKアナウンサーとは信じ難い詰めの甘さ。
家のあちこちに挟まった遺言らしきモノを見つけては、
頭を抱えながら葬儀を準備して、「はじめてのおつかいなんです」と
言い訳しながら親の家と区役所を往復する日々。
あちこち電話したり手続きすることが山ほどある。でも、やればできる。

そんなこんな。
3週間くらい稽古から遠ざかっていたけれど、
全日本杖道大会は出ます。
在るべき技や所作は全部習っていて、頭に体に染み付いている筈。なんとかなるでしょう。
できる事はできる限りすべて遣るのが、生きている者の務めです。


父のPCに残っていた日記をみたら、
婿・娘、それぞれの昇段審査を気にかけていて、かつ結果を喜んでいた模様。
そしたら、
オット・ワタクシ、それぞれ昇段して最初の試合は出ないと。ねぇ。



by snowy_goodthings | 2014-10-01 12:30 | 冠婚葬祭年中行事記


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