her/世界でひとつの彼女 / her

いつか近未来、コンピュータのOSと恋に堕ちる、
男の絶頂と絶望、ちょっと再生のお話。

人工知的活動主体が、電脳空間で情報を吸収・学習して、無限に進化(神化?)していく
プロットは、マンガの「攻殻機動隊」とか、最近予告編で観た「トランセンデンス」とか、
懐かしい「2001年宇宙の旅」とか。いろいろあった。
でも、このお話は読んだ/観たことがありそうで、無かった。

素敵にお洒落な近未来都市の風景が優しくって騙されそうになるけれど、
とてもシリアスにハードなSF。
e0076761_18193361.jpg

(C)WarnerBros.


そして、素敵にお洒落な近未来都市の風景の柔らかい色彩そのまま、
ヒトの体温くらいに温かいヒューマニズムの叙情詩。
e0076761_18194497.jpg

(C)WarnerBros.



いままで観た映画で"いちばん"ではないけれど、しばらく忘れられない映画になりそう。


*

ところで思ったのですけれど、
アジアの都市風景って、欧米出身の監督の眼には"近未来"に映るのかな。過去には、
「惑星ソラリス」の首都高速とか、
「ブレードランナー」の電光掲示板とネオンとか。
この映画では上海の高層ビル群が、LAの近未来風景となって映っていた。
by snowy_goodthings | 2014-06-28 23:20 | 鑑賞記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

プロフィールを見る