きっと、うまくいく / 3 Idiots

ムンバイ旅行記が残り1/3くらいあるのですが(追記:終わったよ)、
今日観たボリウッド映画が衝撃的に面白かったから、インドつながりで。 (^▽^)
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なんと、我が在所である横浜市とムンバイ市は、友好姉妹都市なのです。
まーったく知らなかったのだけれど、自分がムンバイに行っている間(10月19〜20日)、
ヨコハマでは「ディワリ・イン・ヨコハマ」なるイベントが開催されていたんだそう。
まーったく知らなかったのだけれど、この交流イベントは今年10周年だったそうです。
おめでとうございます。

サリー体験なんてのもあるようなので、来年は自分のを持ち込んで着せてもらおうか。


で、本国インドより気が早かった横浜でのディワリの関連企画として、
ジャック&ベティで「きっと、うまくいく」が昨日・今日の2日間(11月3〜4日)だけ再上映
されるという。

それは行きたい。行きました。

若葉町の大沢屋で絵に描いたような半チャーハン・ラーメンを食べて、
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伊勢佐木町のまめや本店でコーヒーを飲んで、
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いざ。
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(C) Vinod Chopra Films Pvt Ltd


上映時間2時間51分、ずっと驚かされっぱなし。
マンガのようなバカバカしさに笑わされて、
最近インドで目にしたばかりの現実と重なる痛々しさに泣かされて、
悲劇的状況で不謹慎な冗談に笑わされて、登場人物達の魅力的な姿に泣かされて、
それと、えーっと…いかん、巧い表現ができぬ。

ひとつひとつは古典的なエピソードの積み重ねで、オチは途中で見えてくる。
でも、そこに至るまでの出来事の密度がとんでもなくって、"3バカ"達がどうなってしまうのか
目が離せない。
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(C) Vinod Chopra Films Pvt Ltd


インド映画ですから、最後は大団円。幸せな結末になるとわかっているけれど、
詰め込まれた出来事・何気ない台詞に散りばめられた伏線が素晴らしい調和を成していく展開は
見事すぎる。こんな事があんな事になるなんて。


"映画好き"を自覚されているヒトは是非ご覧あれ。
お話もですが、登場人物達に寄り添うように視点が滑らかに動く映像も見事です。
愉しいミュージカルシーンも、ボリウッドらしく賑やかだったり、ボリウッドらしくなく
洒落ていたり、凝っている。
好き/嫌いどちらになるかは知らないけれど、こんな映画があるって事を知らないのは不幸だ。


インドでは2009年公開、インド映画歴代興行収入1位を記録したそうで、
インド国外でのリメイクも決定しているそう。

でも、描かれた虚構空間は、"インド"という国の有り様を生々しく表現していると思う。
舞台はインドで最高峰の工科大学。
アメリカのMITよりも優秀な頭脳が集まるというIITを彷彿とさせる。
インドがITエンジニアリングで急速な経済成長を成し遂げたのは、この新しい産業分野が
カーストによる職業選択の枠外にあって、カーストに関係無く学び就職する機会があったから。
このチャンスは、インドの多くの人々に希望を与えたし、多くの人々の悲劇を生み出した。
歌いながら、踊りながら、そんな壮絶な現実をまっすぐ真っ当に見せてくれている。


これは、2013年に観た映画で最も気に入りの1本です。
年末までまだ2ヶ月あるけれど、きっと、これがいちばん。

Aal Izz Well ♪


*


主演のAamir Khan、最近何処かで見たと思ったら、BMW Magazine (A/W 2013)で
格好良いポートレイトが載っていたヒトだ。
社会派なメディア活動もされているそうで、極彩色の夢を売るボリウッド俳優としては規格外な
存在だそう。こんなヒトがいるんだ。
過去作品も観てみたいし、最新作「Dhoom 3」も観てみたい。続きものだがお話は独立している
みたいだし、日本公開しないかな。



by snowy_goodthings | 2013-11-04 22:00 | 鑑賞記


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by Yukiko I. N.

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