華麗なるギャツビー / THE GREAT GATSBY

ちょっとでも共感できると思える登場人物が誰1人もいなかった"がっかり"感しか
記憶にないフィッツジェラルドの小説の何度目かの映画化。

予告編がとても美しかったので観たかったのです。
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(C)WarnerBros.EntertainmentInc.

期待通り美しい映画でした。
嘘みたいに綺麗な映像効果と登場人物達の姿形が、小説を読んだ時にうんざりするほど
感じた違和感を思い出させる。どちらかといえばネガティブな印象が多いのだけれど、
嫌な感じはしない。ただちょっと、疲れた。ドロドロと感情の渦にまみれた気分。

"報われない"運命に抗うが結局は翻弄されてしまうヒトを演じさせたら天下一品な
ディカプリオさんが見事です。共感できないが、同情はちょっとならできる。

でもってとっても良かったのは、
物語の語り手を演じるトビー・マグワイア。
面立ちがフィッツジェラルドに似ていて、原作者そのヒトの生き様と重なる感じ。
彼が言葉を綴り吐き出す姿は、ボロボロなんだけれど、キラキラしている。
結末に向かってギャッツビーは死へ、彼は生へと向かって行く。これはちょっと救い。
by snowy_goodthings | 2013-07-20 23:30 | 鑑賞記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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