白雪姫と鏡の女王 / Mirror Mirror

石岡瑛子さんのコスチュームデザインを観られる最後の機会…というのが
とても愉しみだった映画。

古典的に可愛らしく、現代的にアクが強く、
斜に構えつつ真っ当に「友情、努力、勝利」を全うする「白雪姫」のお話。
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(C)Relativity Media, LLC.

物語の構造美よりも視覚的印象の様式美の優先順位が遥かに高そうな作品を作る
(という印象がある)ターセム・シン監督だから、題材として、古典的童話は
相性良いんじゃないだろうか。

お話の展開に驚きは無いのだけれど、アンチエイジングに夢中ないつまでも乙女な女王、
天然で頑張り屋さんな王女さま、育ち良く真面目な王子さま、
それぞれに理由と言い分があるアウトローな小人たち、
もちょっと我を出せばいいのに中間管理職な侍従、etc...
イマドキの性格づけがされた登場人物達は解りやすく、こういうのもアリって思っちゃう。

最後、ボリウッド風エンドロールは、インド人である監督の洒落っ気なんだろうか。
ここだけちょい画的に違和感があるんだけれど、パパを感激させたという
リリー・コリンズの歌がとてもチャーミングなのでOKかなって、ねじ伏せられてしまう。
ただただ、ひたすらに愉しい映画。
by snowy_goodthings | 2012-09-15 23:45 | 鑑賞記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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