ミッドナイト・イン・パリ / MIDNIGHT IN PARIS

冒頭、
ただ朝から夜までパリの風景を映すだけのスクリーンを眺めているうちに、
もうパリに行きたくなる。
もし、
パリなんて遠いから行かない、なんてちらとでも感じたんだとしたら、
それは感受性が錆びついているってことではなかろうか…なんて極端に考えてしまう位、
行きたくなる。そりゃさ、すぐには行けないのは現実はあるけれどさ。
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"The Golden Age"とか"Belle Époque"とか、古き良き時代を
羨むだけのお話でなくって、ちゃんと現代を力強くずんずん生きようって決意に至るお話。
"夢"だの"希望"だのを描いたり、追いかけたりする体力も余裕なんてもうないよーって、
日常をこなすだけな自分とっては、ちょい気持ち良くチクチクと刺さってくる。
自分が今、行きたい場所って何処だ?


以下、メモ。

Jean Cocteau (1889-1963)
 Le temps des hommes est de l'éternité pliée...

Cole Porter (1891-1964)
 映画で歌っていたのは"Let's Do it, Let's Fall in Love"って、とても可愛い歌。

Francis Scott Key Fitzgerald (1896-1940) & Zelda Fitzgerald (1900-1948)
 登場時の2人の会話が、もう、Pet Shop Boysの"Being Boring"そのまま。

Ernest Hemingway (1899-1961)
 このヒトだけ、すごいアップで瞬きせず一気に話す場面が多いのは何故だ。

Juan Belmonte (1892-1962)
 雑誌「TIME」表紙になった闘牛士。

Pablo Picasso (1881-1973)
 問題の絵は"La Baigneuse"1928年の作だって。芸術と愛欲ってのは、難しい。

Djuna Barnes (1892-1982)
 踊っていたけれど、ダンサーじゃなくて作家。でもリードが巧い…くすっ。

Salvador Dali (1904-1989)
 "ものまねショー"かってくらいに、もう、本人らしくって。

Gartrude Stein(1874-1946)
 サロン主催者って、憧れるが、現代にはそぐわないか。

T.S. Eliot (1888-1965)
 エリオット先生ーっ。

William Cuthbert Faulkner (1897-1962)
 "The past is never dead. In fact, it's not even past."と言ったヒト。名言。

Henri Matisse (1869-1954)
 野獣派。

Henri de Toulouse-Lautrec (1864-1901)
 この映画の副題が"そっくりさんコンテスト"なら、優勝はこちらか。

Luis Buñuel (1900-1983)
 「皆殺しの天使」とか「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」「昼顔」って題名は聞いたことあるのに
 監督そのヒトの名前はまったく知らなかった。どれか観てみよう。いつかね。

Paul Gauguin (1848-1903)
 ゴッホも出てくるかと思ったら、そんな展開にはならなかった。

Edgar Degas (1834-1917)
 踊り子っていったら、ドガ先生。

Man Ray (1890-1976)
 うおーっ、、、主人公との会話は期待通りの展開。

Coco Chanel (1883-1971)
 台詞に登場したのはカンボン通りにお店が出た頃か。昔から憧れられる対象。

etc.
by snowy_goodthings | 2012-06-02 23:00 | 鑑賞記


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by Yukiko I. N.

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