ミックマック / Micmacs à Tire-Larigot

e0076761_12385719.jpg

(C) EPITHETE FILMS -TAPIOCA FILMS -WARNER BROS. PICTURES
FRANCE 2 CINEMA, FRANCE 3 CINEMA

無理やり邦題にするなら、
"とことん弄ってオトシマエつけちゃおーぜ"って感じ?
(^_^;

"「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督"って呼び方は
なんだかあまりにもあんまりな気がしていたのだけれど、
生活者目線なパリの街並みや洒落たガジェットが満載な見ためは「アメリ」っぽい。
画面の端々に素敵なモノが溢れている。

「アメリ」では女の子が1人で孤軍奮闘していたのが、
この映画ではオッサンと優しい仲間達がナマ温かい絆で息の合った団体戦を繰り広げる。
その姿の美しいこと、美しいこと。

父を殺した地雷の製造会社と、自分の頭に打ちこまれた銃弾の製造会社に
仕返しするって、動機は極めて個人的なのだけれど、
あれよあれよと世界規模に大きな大義がくっついてくる。
それがおフランスのエスプリなんだろうけれど、毒が効き過ぎているというか、
洒落にならない。
(^"^;

イラク戦争が始まった時、フランスはアメリカに反対していた事とか。
フランスの映画人には、サルコジ大統領が嫌いなヒトが多いと思われる事とか。
などなど、頭の中ぐるぐる。
うぅうっ…
お伽話みたいなんだけれど、
とっても真っ当で素直な主張も感じられる気がするのは何故かしらぁ〜。


落ち着いた色彩なのに艶やか&くっきりした陰影の映像が印象的です。とても綺麗。
撮影監督は永田鉄男氏。
「大停電の夜に」で暗闇を綺麗に撮っていたヒトでしたっけ。
ジュネ監督の「CHANEL No.5」CMもこのヒトが撮影だそう。こちらもすごい色彩。
by snowy_goodthings | 2010-09-22 23:05 | 鑑賞記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

プロフィールを見る