ヤギと男と男と壁と / The Men Who Stare at Goats

かつて実在したらしい、
アメリカ軍・極秘超能力者部隊「新地球軍」元隊員達を巡るドタバタな顛末。
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(C)WestgateFilmServices,LLC.


バカバカしいお笑い映画かと思いきや、意外と真っ当。
喪失感から立ち直る男どもの物語だった。

とはいえ、
"あーもう、アメリカ人ってなんて単純でおバカさんなの"って風刺と、
ベトナム戦争〜イラク戦争での"アメリカの正義"への真面目な問題提起とが、
のらりくらりと畳み掛けてくるので、笑って良いのか、困って良いのか。
アメリカ映画かと思いきや、最初に"BBC Films"ってクレジットが出てくるからか、
イギリス映画のダラダラ感も漂う。
ちょっと笑いどころがわかりにくい。
(^"^;

"ジェダイ計画"と称された特殊部隊の元隊員を演じるジョージ・クルーニィが、
キラキラした瞳で、「スターウォーズ」でジェダイ戦士を演じたユアン・マクレガーに
「ジェダイだ」「フォースだ」と語っているのは、冗談以外のなんでもないでしょ。
なのだが、2人とも大真面目だから、大笑いする余地は少なめ。
いや、笑ってよかったんだっけ。
(^"^;

ラブ&ピースなファンタジーと戦争のリアリティは正反対のものだし。
馬鹿馬鹿しくも清々しく、かなり哀れだがちょい前向きな大団円には素直に喜べず。
印象はとっても複雑なのだ。
by snowy_goodthings | 2010-09-09 23:50 | 鑑賞記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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