(500)日のサマー / (500) Days of Summer

運命の愛を信じるトムと、真実の愛なんて信じないサマー。
2人が出会ってから500日の日々のお話。

映像が凝ったお洒落な恋愛映画かと思ったら、ちょっと違った。
ケラケラ笑いながら観られる男女のドロドロ。
男は「女って、訳わからない」で、女は「男って、面倒くさい」なのか。
…あー、そういうのって、わかる気がする。

一見エキセントリックなのだが、きわめて真っ当に
「愛」なるものに対する男女の意識・態度の相違点が語られる。
それも、ひじょうに軽いノリで。
恋愛映画がこんなに面白いなんて。
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(C)TWENTIETH CENTURY FOX


映像が凝ったお洒落なのは期待通り。
ぜんぜん今時でない、レトロクラシックな服装とか、
年が離れたおませな妹との恋愛談義とか、
「ふぞろいの林檎たち」みたいに男友達3人でつるむ様子とか、
カフェのテーブルが「ドンキーコング」のゲーム台だとか、
The Smithsを聴いていたり、Joy DivisionのTシャツを着ていたりするとか、
カラオケでCrushを歌うとか、
ものすごい柄の壁紙のアパートとか、石造りのビルとか、
IKEAでのデートでする会話と壁にかかったポスターが呼応してるとか、
…etc.
出てくる構図や演出が、
いちいち古臭いというか、懐かしい。
思いっきり鷲掴みにされた気分。
恋愛映画がこんなに面白いなんて。

これをハマったという。

ところで、冒頭で
 The following is a work of fiction.
 Any resemblance to persons living or dead is purely coincidental.
 Especially you Jenny Beckman.
 Bitch.
…って出てたけれど、実話なの?ともあれ、すごくイカれた巻頭謝辞。
ジェニーに幸多かれ。



by snowy_goodthings | 2010-01-24 00:35 | 鑑賞記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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