ココ・アヴァン・シャネル / COCO AVANT CHANEL

そっくりさん演技ってあまり面白いと思わないけれど、
オドレイ・トトゥの顔立ちは、ココ・シャネルその人と重なる。
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(C) Haut et Court - Cine@ - Warnerbros. Ent. France et France 2 Cinema


「わたしは流行を生み出しているのではない。スタイルを創りだしているのです。」
と言ったのは、
"皆殺しの天使"ことココ・シャネル。
↑すごい枕詞

映画は、
彼女がラグジュアリーブランドの創業者となって、
20世紀初頭に女性の装いや考え方・行動を変えるに至る瞬間までの
お話。

ヨーロッパの映画らしく、
劇的な変化も日常の些細な事も、同じ調子で淡々と展開する。
シャネル歴代のお洋服がずらっと並ぶ贅沢なシーンがあるけれど、
ありがたい見せびらかしは無くって、あっさりと。


華やかなファッションデザイナーの半生記じゃなくて、
孤児院育ちの女性が
お針子→キャバレーの歌手→貴族の愛人→帽子店開業…と、
逞しくしたたかに、進み這い上がっていく「放浪記」。

ちょっと物足りない。

最後に過去シーンのフラッシュバックがあるのだが、
彼女の経験してきた事の意味や重さはあまり感じず、
何故そのシーンを選ぶの?と、なーんか大雑把な印象。
まるでNHK大河ドラマ最終回、最後の1分。 (^_^;

でも、嫌いじゃないです。この映画。

ところどころ、
シャネルのデザインについて聞きかじった事がある逸話を彷彿とする
シーンがあって、
「あー、あのお洋服はこうやって生まれたのね」と思う。

CHANELのお洋服なんて着る分際ではございませんがー。



by snowy_goodthings | 2009-09-25 23:05 | 鑑賞記


日常瑣末事記録


by Yukiko I. N.

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