チョコレート・ファイター / Chocolate/ช็อคโกแลต

いーなぁ。
TVのカンフー・ムエタイ映画やアクションゲーム画面とかを観るだけで、
眼前で戦う相手の動きを見ただけで、
技や動きを身に付けられるなんて。

究極の見取り稽古。 (^_^; ウラヤマシイ
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(C)sahamongkolfilm international


プラッチャヤー・ビンゲーオ&パンナー・リットクライによる
寸止めなし、ワイヤーなし、スタント代役なし、高い所から落ちても下にマットなし
...な生身まんま、ど迫力に痛いタイ製アクション映画。


2監督の組合せを観られるのは、「マッハ!!!!!!!! 」と「トム・ヤム・クン!」以来。
あと「7人のマッハ!!!!!!!! 」も製作/監督って布陣だったっけ。
(邦題が「!」だらけ)
どの映画も、格闘のすごさが強烈だし、それが売りだったのだけれど、
人物・物や画面の作りこみが凝っていたり、
被写体への寄りや引きがしなやかだったり。
アクション映画らしからぬ、東洋的雰囲気漂う映像美が魅力的だった。
力強い動きって、美しい。 (^_^;


…が、今回の映画はちょい単調、物足りない。
相変わらずスゴイ事をしているんだけれど、いまいち伝わってこない。


目が慣れたのかと思ったけれど、そんな事はない。
主人公演じるヤーニン"ジージャー"ウィサミタナンは、
動きがめちゃくちゃ柔らかいし、速い。
なのに、なーんか間延びして見える。
全部がダメじゃないのだが、構図に中途半端な距離感を感じる。

荒唐無稽なお話も、アクション映画だからOK。
でも、タイ映画の筈なのに、
阿部寛が終盤、日本刀を振り回した瞬間、昔の無国籍風ヤクザ映画に
なっちゃう。
もちょっと、当てはまりが良い登場の仕方があったんじゃないかなー。
格好良すぎるのも問題。

これまでの作品のように、
仏像とかトゥクトゥクとか象とか僧侶とか、
ベタにタイらしい事物が登場しないからか。
いや、
逞しいニューハーフさん達とか妖しいネオン看板で、
十分バンコクってわかるか。 (^_^;


映画としては大雑把な印象。
ただ、アクションは、問答無用にすさまじいです。
ところどころの映像も、やっぱり綺麗。


ところで、
この映画でもTVの中で一瞬ちらっと写ったトニー・ジャーさん。
失踪したとか、制作費が足りないとか、いろいろあったらしいけれど
初監督作品「Ong Bak2」は、日本公開されるんでしょうか?
観たい。配給会社さん、お願いっ。 (^_^)



by snowy_goodthings | 2009-05-29 21:40 | 鑑賞記


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by Yukiko I. N.

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